帝国が大型戦艦を有しているのには、やはり搭載兵器(魔導ヴァンガード/魔導アーマーなど)とその輸送によるところだと思いますね。

 ただ、戦争での戦艦でどうにかなる曲面というのは限られた話になってきます。
 たとえばこちらが航空戦力を投じた場合に、飛行型魔導ヴァンガードと各種対空火気は凄まじい物を持ってると考えます。また、爆撃を
行う場合に関してもその積載量を考えると十分な攻撃能力があると思われます。
 逆に黒衣森などの森林地帯に関しては森林下の地系を戦艦から把握する事は難しく、その巨体から広場を見つけて着陸する事も困難に
なります。当然着陸しても無事に離陸出来るとは限りませんから着陸にはより慎重になる。
 また、帝国のスタンスとして「支配下に置く」事が第一ですので、各都市に対しての無差別爆撃はNGになるでしょう(ネールの一件もあります
からこの部分は帝国内でもスタンスが大きく分かれていそうですが)。なので、現状では巨大戦艦の脅威というのは殆ど感じないと思われます。

 現在の帝国軍の戦艦の活用は、主に制空権の確保(と言っても民間飛空艇は平常通り飛んでる時点で、無差別な攻撃は行わない方針
と解釈)と、空からの物資輸送が主で、それ以外の航空戦力での攻撃(爆撃)に関しては「ない」と思われます。
 むしろ、現状一番問題なのは、アラミゴからの陸路での進行と、各拠点(こちらはエアボーン後、帝国拠点が築かれたところ)からの陸路
進行の2つじゃないかなと思われます。エアボーンによる強襲というのも危険視する必要はありますが、目立った拠点を攻撃したところで
退路が無い状況ですから、帝国側から見ると徒に戦力を消費するだけになりますからやらないでしょう。
(第七霊災時は各国のGCが出払ってる状況にもかかわらず、冒険者に駆逐される辛酸を舐めさせられましたので・・・)