ギルについて
新生FFXIVにおいてギルに関わるすべての桁数を切り下げる、いわゆる「デノミネーション」を行います。
デノミネーションを行う理由は以下によるものです。
現行FFXIVでは矢弾の販売価格の都合上(※1)、すべてのアイテム価格/手数料等を大きな額で設定せざるを得ませんでした。このためギルの桁数が大きくなり視認性における問題が生じていました。
※1 矢弾の消費速度などから矢弾の値段は剣の1000分の1というような指標を決定していました。例えば「グラディウス」を200ギルに設定した場合に同レベル帯の「ワープドアロー」は0.2ギルとなりますが、実際には1ギルで設定しなくてはならないため本来の価値よりも割高になってしまいます。この問題をギルの桁を増やすことで解消していました。
新生FFXIVでは買取バザー機能が無くなります。そのため現行FFXIVにおいて、所持金を9億9999万9999ギル持っており、かつ買取バザー枠を使用しそれ以上のギルを所持している場合、新生FFXIVへの引き継ぎにおいて所持金に戻す対応を行った場合に、ギルの最大所持上限数を超えてしまう可能性がありました。
そのため上限を超えてしまったギルを削除しないためにも、デノミネーションを行うことで、買取バザーに出していた9億9999万9999ギルが新生以降時に所持金として戻ってきた場合でも、ギルの最大所持数を超えないようになります。
繰り返しとなりますが、あくまで上記理由により最大所持数を除くギルに関わるすべての桁数を下げるだけであって、皆さんの所持ギルだけを10分の1に変更する、アイテムの価格だけを上げ、報酬を下げるというものではありませんのでどうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。
1. NPC販売価格/売却価格は、現行FFXIVの10分の1になります。
2. 各種コンテンツの報酬やモンスタードロップ、その他システムから排出されるギルは、現行FFXIVの10分の1になります。
3. 修理代金や飛空艇料金、各種手数料などシステムに支払うギルは、現行FFXIVの10分の1になります。
4. バトル仕様の大幅変更などにより、新生FFXIVと現行FFXIVのアイテム価値は異なります。
5. ギルの最大所持上限数は、9億9999万9999ギルに変更はありません。
6. ギルに関する「アチーブメント」達成に必要なギルも、現行FFXIVの10分の1になります。
7. 現行プレイヤーの皆さんの所持ギルは、新生FFXIV開始時に10分の1になります。
例えば、現在100,000ギルを所持しているプレイヤーの場合、新生FFXIVでは10,000ギルに変更されますが、レンタルチョコボ料金は800ギルから80ギルになり、NPCショップに1,500ギルで売却していたアイテムは150ギルとなるため、所持金を含むギルの価値は変わりません。
(現行FFXIVにおいてアイテムを1,500ギルで売却し所持ギルが101,500ギルになっても、新生FFXIVでは所持ギルが10,150ギルに変更されるため、現行FFXIV/新生XIVどちらで売却しても結果は変わりません。)
なお、バトルをはじめゲーム全体で大幅な仕様変更・調整が行わるため、アイテムの価値も新生FFXIVと現行FFXIVでは異なります。そのためシステムから排出されるギル/システムに支払うギルがすべて正確に10分の1になるわけではありませんが、できるかぎり差異が少なくなるよう、10分の1を基準として再調整が行われます。上記の例はあくまで参考とお考えください。