先日放送された「第88回プロデューサーレターLIVE」で発表された情報を、ダイジェスト形式でまとめました。
生放送に間に合わなかった方も、もう一度見直してみたい方も、どうぞじっくりとご覧ください。
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パッチ7.3実装コンテンツ特集Part2
◆パッチ7.3トレーラー
(00:32:27)
放送の冒頭で、「明日への道標」のトレーラーを公開しました。
今回のシナリオは、そのまま見せるとネタバレになってしまうセリフやシーンがとても多く、そういったものを避けた結果、やや落ち着いた印象のトレーラーになったかもしれません。BGMに関しても、めずらしく「この曲は使わないでほしい」といったオーダーを出したりもしました。
ただ、ゲーム本編には怒涛の展開が待ち受けているので、どうぞ楽しみにしていてください。
そんなパッチ7.3は、2025年8月5日(火)公開予定です。
トレーラーの中に画面が黒く覆われていくシーンがありますが、これは動画上の編集ではなく、ゲーム内で実際に起こる演出になっていて、このような新しい表現方法を今回もいろいろ試しています。
また、パッチ7.0から続く「黄金のレガシー」のフィナーレになるので、いよいよ光の戦士が前面に出てくるということもあり、全ジョブ別とまでは言いませんが、ある程度のカテゴリごとに、ジョブによって演出が異なるシーンが用意されています。
◆パッチ7.3 実装項目おさらい
これまでにお伝えしたパッチ7.3の実装項目について、あらためてご紹介しました。
(00:41:39)
- 新たなメインクエスト
上述のとおり、パッチ7.3をもって「黄金のレガシー」が完結となります。
その先に繋がる部分も見えてくると思いますが、プレイヤーの皆さんの背中や肩に、いろんなものが降り積もっていくように感じられるストーリーになっているかもしれません。
討滅戦の内容も、今回はシークレットのままリリースとなりますので、ぜひその目でお確かめください。
また、ボリュームが多めなので、プレイ時間をしっかりとって遊んでいただくことをおすすめします。
- 新たなインスタンスダンジョン
いよいよメインターミナルの中に突入していただくことになります。
ダンジョン内の演出はかなり凝ったものになっているので、ぜひじっくり見ながら進んでいただけたらと思います。
まずはサクッと進めてしまいたい、という方はマッチングパーティで突入しても良いですし、ゆっくり楽しみたいという方は、コンテンツサポーターにも対応していますので、そちらを活用してみてください。
- 新たな討伐・討滅戦
今回も”ノーマル”と”極”の2つが同時に実装されます。
なお、他の討滅戦よりも30秒ほど戦闘時間が長くなる想定のため、今回の極討滅戦ではトークンが2個排出されます。
現状、トークンの排出量が1個か2個か、というのがかなり大きな違いになってしまっているので、今後の話にはなりますが、トークンの排出量と交換レートをそれぞれ引き上げるなどして、もう少し細かくバランス調整できるようにすることも検討中です。
この件に限らず、全体的にこれまで当たり前としていた部分を見直す時期に来ていると思っています。
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(00:48:34)
- クレセントアイルアップデート
トピックスや、前回のPLLでお知らせした内容を、より具体的にご説明しました。
まず、24人以上のアライアンスでクレセントアイルに突入した場合、必ず新規インスタンスが生成され占有できるようになります。これによって、事前に集まったメンバーで確実に攻略に挑めるようになり、いわゆる”島ガチャ”(クレセントアイルへの入退出を繰り返すこと)をする必要がなくなります。
また、フォークタワーは24人以上で攻略していただくという部分を明確にするために、突入に必要な「魔紋起動証:力の塔」の最低使用人数を、16人→24人に変更します。
ここは”魔紋起動証を入れていない人も突入できる”という仕様のために少なく設定されていた部分ですが、よりわかりやすく、突入するプレイヤー全員が魔紋起動証を入れる形に変更させていただきます。
当初はボーナスのつもりで設計されたものですが、未予習の方が意図せず突入してしまうことでトラブルに繋がるケースなどがあったことを認識しています。思い至らない点があり、申し訳ありませんでした。
なお起動証を投入した際に、全体の投入状況や、自身が転送対象/抽選対象/抽選対象外のうち、どの状態にあるかを確認できるようになります。「誰が」「いくつ」出したかまで見えるようにしてしまうと、トラブルの原因を作ってしまいそうなので、このような形をとっています。
さらに、天候の抽選で「蜃気楼」が選ばれた際、クリティカルエンカウントが発生していたら、それが終了してから天候が切り替わるようになります。これも、元は偶発性をもたせるために、あえて制御していなかった部分ですが、非常に多くのリクエストをいただいたこともあり、サーバー内部で調整を行うようにさせていただきます。
報酬周りでは、「おねだりポット」「しあわせうさぎの痕跡」で出現する宝箱から、十二都市銀貨/十二都市金貨が必ず入手できるようにすることで、価値が担保されるようにします。
7月3日(木)に緊急対応を行ってから、フォークタワーにチャレンジしてくださっている方が増えていることは、開発/運営チームも確認しているので、ぜひ引き続き攻略に挑んでいただければと思います。
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今回紹介する要素を先にお伝えしました。このあとのパートで実機も交えながら紹介していきますので、詳しくはそちらをご確認ください。
- エコーズ オブ ヴァナ・ディール第2弾「サンドリア:ザ・セカンドウォーク」
- クリスタルコンフリクト 新ステージ「ベイサイド・バトルグラウンド」
- 新たなトレジャーハントダンジョン
- チャットのフキダシ表示機能
(00:56:46)
- コンテンツサポーター対応:流砂迷宮 カッターズクライ
新生当初に作られたダンジョンで、最近のレギュレーションとはまったく異なる作りになっていましたが、そういった部分が改修されます。パッチ7.3のコンテンツをひととおり遊んだ後でいいので、もしよければ遊びに行ってみてください。
- ロスガル/ヴィエラの頭装備の追加対応
- ヴィエラの長い耳をしまえる機能
この場ですべてを紹介することはできませんが、かなりの数の頭防具がロスガル/ヴィエラでも表示されるようになります。
また、これに関連してヴィエラの耳が、頭防具の中にしまえる機能が実装されます。
ヴィエラは長い耳が特徴で、耳が頭防具を突き抜けてしまうことがあることも、折り込み済みで実装することを決めた種族でしたが、リクエストを多数いただいていたこともあり、耳をしまえる機能を実装しました。
開発チームから見て、「この装備で耳が突き抜けるのは画的に許容できない」と判断した一部の装備については、強制的に耳がしまわれるようにさせていただきますが、それ以外の頭防具については、皆さんがより良いと思った方で楽しんでいただけたらと思います。
- フード型装備で前髪を表示する対応
これまで、フード型の装備を着用すると前髪がすべて見えなくなってしまい、頭防具を非表示にしていた方も多いかと思います。ようやく前髪が見えるようにできましたので、ぜひいろんなフードを被ってみてください。
(01:00:07)
さらにパッチ7.31で実装予定のコンテンツをご紹介しました。
- コスモエクスプローラー 新たな星「ガラスの星 パエンナ」
ガラスの星ということで、ガラスの雨が降ったりします。
遊び自体はもちろんアップグレードしていますが、既存の1つ1つのシステムの手触りに関しても、おざなりになっていた部分があると思っているので、ギリギリまで調整を行っています。
- 武器強化コンテンツ/ファントムウェポン
武器強化コンテンツの続編になります。今回皆さんにやっていただくことは、前回とガラッと異なりますが、これまでにいただいたフィードバックを拝見して、過去の経験に基づくイメージよりも、少しだけ武器強化が楽に感じられるように調整してみています。
急がない方は、デイリーでコツコツと遊んでいただければ大丈夫です。強化を急ぐ方は少し大変かもしれません。
今回も大変なのは初回の1個分だけにしています。
(01:02:07)
さらにパッチ7.35で実装予定のコンテンツをご紹介しました。
- 新たなディープダンジョン「ピルグリム・トラバース」
放送の後半でじっくりご紹介しているので、そちらをご確認ください。
イル・メグにまつわるお話になっているので、久しぶりのキャラクターも登場します。
- 新たな友好部族クエスト:ヨカフイ族
ヨカフイ族の考え方や信条は、人間にはある程度理解しやすいものだと思いますが、今回は精霊との交流について描かれている部分もあり、「精霊というものが生と死をどう捉えるのか」といったことに触れるような内容になっています。
スタッフにもかなり調整を頑張ってもらい、良いお話にできたと思っているので、ぜひデイリーでお楽しみください。
- 事件屋ヒルディブランド
ストーリーもいよいよ中盤の盛り上がりに差し掛かってきました。
また無茶苦茶なことが起こるので、ぜひ心に余裕をもって、笑いながらプレイしてもらえると嬉しいです。
◆エコーズ オブ ヴァナ・ディール第2弾「サンドリア:ザ・セカンドウォーク」
(01:05:29)
コンテンツ突入時のカットシーンから1ボス序盤のギミックまでを実機でお見せしました。
FFXIをプレイしていた方は、懐かしいBGMの数々にもご注目ください。
FFXIの開発に携わっていたメンバーが結集して作り、FFXIプロデューサーの藤戸さんにも監修してもらっています。
また、今回も道中のさまざまなところに小ネタが書かれた紙が落ちています。
放送ではお見せしていないので、ご自身でプレイする際に読んでみてください。
「ロンフォール」については、最初作ったものに対して、QAチームやFFXIVチーム内のFFXIプレイヤーから「ロンフォールっぽくない」というフィードバックをもらい、大幅に作り直すということも行いました。
バトルに関しては、ギミックの一部にランダム要素を取り入れており、挑戦するごとに異なるパターンの攻撃をしてくるようになっています。1度クリアして「もう大丈夫」と思っても、次に挑戦するときには見たことがないパターンの攻撃に対処する必要があるかもしれません。
(01:15:59)
さらに、放送ではシステムアップデートの一つである、ボスクラスの敵のネームプレート部分に「キャストバー」が表示される機能についてご紹介しました。
こちらの機能は、お好みによってオフにすることで、従来通りの表示に戻すこともできます。
例えば、首が2つあって、それぞれが攻撃を仕掛けてくるタイプの敵と対峙した場合、これまでは片側をフォーカスターゲットしたり、敵対リストからキャストバーを見たりすることしかできませんでしたが、これからはボスの周りを中心に見ながら戦っていけるようになります。
なお、”ボスクラスの敵”とお伝えしていますが、ボスとの戦闘中に出現する雑魚モンスターのような立ち位置の敵にも、必要に応じてキャストバーが表示されるように設定していきたいと思っています。
「サンドリア:ザ・セカンドウォーク」では、今までになかったタイプの”予兆”にあたるインフォメーションが用意されています。その受け取り方が、人によってさまざまになってしまう部分もあり調整に苦労していますが、なるべく多くの人にとって、直感的でわかりやすいインフォメーションにしたいと思っています。
また、今回はボスごとにかなりバトルの方向性が異なるので、ぜひ試行錯誤しながら攻略してみてください。
(01:22:07)
オーケストリオン譜のドロップについてご説明しました。
エコーズ オブ ヴァナ・ディールは、FFXIをベースにしていることもあり、音楽に思い入れのある方がとても多く、オーケストリオン譜も非常に人気です。
そのため、「譜面が入手しづらい」というフィードバックを多数いただき、パッチ7.2で調整を行いましたが、パッチ7.3で実装される「サンドリア:ザ・セカンドウォーク」には週制限もあるので、その点もふまえて追加の対応を行いました。
2~4ボス撃破後の宝箱に、週制限の影響を受けないアライアンス用の宝箱があり、そこから決められた数がドロップします。
(01:25:58)
放送では「サンドリア:ザ・セカンドウォーク」でドロップする装備などもお見せしています。ぜひ動画でご確認ください。
◆PvPアップデート
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(01:29:26)
パッチ7.3で実装されるPvP関連のアップデート内容をお届けしました。
新たな階級が追加されたことで、昇級や降級がクリスタルになるまでは「勝ち星」、クリスタル以降は「クリスタルポイント」で変動します。また、これまではシーズンの終盤などでマッチングの閾値を変え、より上位同士が当たりやすくなるような調整をしていましたが、階級が増えることでその点がより分かりやすくなると思います。
(01:31:36)
最近PvPをプレイしている方が増えているなか、「やってみたいけど、最初は怖いな。」と思っていた方もより参加しやすくなるように最大2人での参加申請を可能にしました。これにより、友達と一緒に声かけをしながら遊べるようになります。
練習として参加しているプレイヤーも多く、ランキングに関わるものではないため一気に4人での申請も考えたのですが、まずは2人から実装し、今後の様子を慎重に見させていただければと思います。
また、初心者支援をしてくださっているPvPプレイヤーの活動も多く、一緒に練習したり、教えたりしている様子なども拝見しているので、コミュニティでの交流や支援活動でも活用していただけたらと思います。
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(01:34:25)
リキャストタイムが長いため、「浄化」を使用した人をバーストするという戦法が長らく続いているのですが、そこを変えたいという考えがあり、消費リソースをMPベースに変更しました。その分、MPを消費するためHPは回復しにくくなります。
このあたりはガラッと動きが変わると思うので、実際にプレイしていただき、フィードバックしていただけたらと思います。
また、最近始めた方などは、スキルなどによってプレイヤーが特別な状態であることが分かりにくかったため、特定のステータス状態時にエフェクトを追加して視認性を上げることにしました。
放送では新ステージ「ベイサイド・バトルグラウンド」を実機でご紹介し、新しくなった「浄化」の仕様や特定ステータス状態時のエフェクトもお見せしていますので、どうぞご覧ください。
そのほか、PvP関連で入手できる装備を一部ご紹介しました。
◆宝物庫 ボルト・オネイロン
(01:46:45)
吉田Pが実際に新たなトレジャーハントダンジョンにチャレンジしました。
今回はスロットの出目によっていろいろなことが起こります。
当たり目に関しては、ハズレが3つで退出、図柄がバラバラだと小アタリ、3つ揃うとアタリというなか、なんとアタリを引いて偶然スクリーンショットで紹介したボスと対面! ……その後どうなったのかは動画をご覧ください。
お見せした敵以外にも途中で乱入してくる仕掛けなどもありますので、皆さんでワイワイと遊んでいただけたらと思います。
また、画面酔いに関してはテスト時にいろいろな人の意見を踏まえて調整をしていますが、実際に突入して気になった部分があれば、例えば「スピードが速すぎる」などのポイントと合わせてフィードバックしていただけたらと思います。
そのほか、新たに実装される装備を一部ご紹介しました。