加点方式なら黄金のレガシーは100点越えだが随所でマイナス五兆という評価のまま「つづく」に辿り着きました

チャートの付箋を貼り間違えたような構成
初心者向け講座の制作課題を繋げたようなカットシーンと演出
それでもこれらはまだ未来に期待できると思います
後進が育つように、それを育てる上司がちゃんと指導できるようになるという希望はあります

ただ全体の無粋さはもうどうしようもないでしょう
誰が悪い、何が悪い、という理屈では解決できない所なので

光の戦士の立ち位置がアルフィノくんと食い合う時アルフィノくんを中心に説明が始まるシーンが今回はウクラマトになっただけなので、個人的にはそれ自体に違和感はありません
ただそんなアルフィノくんが後半で気配どころか姿を消した時は露骨だなぁと感じました

今回、特に前半、光の戦士にはウクラマトが憧れるだけの格がなかった、主人公ではなかったのではなく、たかが数日一緒にいるだけの彼女に背中を示せる見せ場がなかった
「作り手がそれをおかしいとも思っていない」
「作り手はそれでいいと思っている」
つまらないでなく、ただただしんどい

これが「受け手の読解力を信じているから」というのは、6.xでゼロのゴルベーザ説得パートをあのタイミングで映像として見せるという受け手の読解力をまるで信じてない演出をやっているので、無理があります

ログインしながらメインクエストを進められず、かといって嫌な事を先延ばしする事にしかならないなと進めるメインクエストはずっと砂の味でした
私はXbox勢なので9日間待ってこの有様でしたが、アーリーアクセスの間に誘拐事件を見せられていたらフォーラム大暴れだったでしょうからまぁよかったんじゃないでしょうか

今回前半がこうだったので後半は「まぁこの展開でエモってじんと来なかったら暁月まで歩いてこないわな」という距離感でしたが、最終IDでセリフだけの「黄金の遺産」出た時はまだ出るか無粋としらけていました
最終エリアに思う事は露店が大好きなララフェル族の彼女はさいごにアイスを食べられたのだろうかくらいです

加点方式なら100点を越えるんです、黄金のレガシー全体で言えばきっと四桁点だって越えます、ただマイナス五兆が十数回でした


これからのFF11コラボで白ハゲルガをコミカルにおもちゃ扱いしてユーザーによる私刑行為を肯定するような事がないように祈っています