先日放送された「第81回プロデューサーレターLIVE」で発表された情報を、ダイジェスト形式でまとめました。
生放送に間に合わなかった方も、もう一度見直してみたい方も、どうぞじっくりとご覧ください。
※YouTubeの画質設定で「1080p」を選択していただくと、フルHD画質で動画をご覧いただけます。
DDos攻撃とベンチマークソフト改修状況について
(01:08:53)
パッチ7.0の最新情報をお伝えする前に、最近発生しているDDoS攻撃への対応および、ベンチマークソフトの修正状況についてご説明しました。
◆DDoS攻撃について
(01:09:28)
現在FFXIVのサービスが始まって以来、最大規模・期間のDDos攻撃を受けています。
インフラチームが、24時間交代制で世界中のベンダーと協力してざまざまな方法を切り替えながら最大限の防御体制を取っています。それでも防御をすり抜けて1,000~2,000人規模で切断が行われてしまうこともあり、被害を受けてしまったプレイヤーの皆さんには申し訳ありません。
DDos攻撃は、世界中からパケットが飛んでくるというシンプルな攻撃だけに完全に防ぐのが困難ですが、インフラチーム・FFXIVチーム一丸となって引き続き対応を行っていきます。
◆ベンチマークソフト改修の状況お知らせ
(01:13:53)
4月14日にリリースしたベンチマークソフトは、キャラクターメイキング画面のライティングやキャラクターの造形について世界中の皆さんから多くのフィードバックを頂戴しました。 現在フィードバックの反映とバグFIX作業中です。キャラクターチームと吉田でひとつひとつの項目を指差し確認しながら進めています。
一部の改修項目についてはSSをお見せしました。
■環境パラメータの見直しについて
(01:17:39)
ベンチマークソフトリリース後、キャラクターメイキングの仕様を改めて見直したところライティングや光源、天候等のパラメータが誤っていることが発覚したので、調整を行いました。 放送中にお見せした上図は、環境の調整のみが入っているもので、キャラクターの素材は現行ベンチマークソフトと変わっていません。
再リリース版では、ゲーム内に近い環境を再現しました。
■ミコッテ族ムーンキーパーの犬歯について
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(01:20:50)
チャームポイントだった犬歯が短くなったというフィードバックがあり、女性も男性もパッチ6.58時点の印象に近くなるよう犬歯を伸ばす調整を行っています。
一番右が開発中の画像です。配信をご覧になっていたプレイヤーの皆さんのコメントを受け、一番右の犬歯の長さで引き続き調整を続けていきます。
また、ミコッテ族のムーンキーパーの特定の顔タイプで犬歯が小さくなっているというフィードバックがありましたが、こちらは元々「顔タイプ」と「口の形」の組み合わせで犬歯の長さが変わるように設定されていました。 従来の設定に則った犬歯の長さになるよう、調整中です。
■ララフェル族の歯並びについて
(01:26:09)
ララフェルの歯並びについてのフィードバックを受けて、歯列に修正を行いました。
■その他
(01:28:53)
また、意見が多かったほうれい線についても修正を行っています。 第一次グラフィックスアップデートでライティングの精度が上がった結果、影響を受けてほうれい線が目立つようになってしまったため、全キャラ・全種族でノーマルマップ(ポリゴン表面の疑似凹凸表現)を作り直しました。種族によってはポリゴン自体にも手を加えています。
■ベンチマークソフトの再リリースの日程
(01:31:07)
5月30日(木)もしくは31日(金)再リリースを目標に作業をしていますが、後ろ倒しになってしまう可能性があります。正式にリリース日が決定したら改めてお知らせします。
パッチ7.0最新情報
パッチ7.0でのジョブ関連の情報などを日英同時通訳でお送りしました。
◆幻想薬について
(01:32:11)
パッチ7.0でウルダハに幻想薬にまつわるクエストを追加します。クエストは低レベルで受注でき、コンプリートすると報酬として幻想薬を1個入手できます。パッチ7.0以降に始める方にも行き届くよう、クエストとして設置しました。
ベンチマークソフトの再リリースにともなう改修によって、パッチ7.0ではキャラクターメイキング画面でもぼほゲームと同じ環境を再現できるようになります。
しかし、見慣れた風景の中で自分のキャラクターを確認したいという要望も多かったので、幻想薬を使用してから60分以内なら何度でもキャラクタークリエイトをできる仕様を追加します。 60分はプレイタイムでのカウントになるため、ログアウト中の時間はカウントされません。
◆ジョブ関連アップデート
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(01:39:10)
7.0では、遊びやすさの向上と6.Xシリーズを通じていただいたフィードバックにもとづき、極端な変更を行わない方向で各ジョブの調整を実施しています。ただし、一部ジョブでは新アクションも含めてローテーションが変わるものもあります。
7.Xシリーズではジョブの操作系は一旦キレイに整理して、コンテンツの遊び心地や工夫の余地にこだわっていきたいと考えており、各ジョブの個性をより出していく調整・変更は、次次回の拡張タイミングになると思います。
◆置き換えアクション
(01:42:29)
アクションが増えたことによるホットバー圧迫の回避するため、一部ジョブで「置き換えアクション」を採用しています。
しかし、アクションを連打すると、置き換わったアクションを誤爆してしまうというフィードバックもいただいていたので、7.0では「置き換えない」設定を追加します。実際に使ってみて、ご自身のプレイスタイルに合ったほうを選んでください。
以降、ロールごとに7.0での各ジョブのアップデート内容を説明しました。
ここですべての調整・追加要素を紹介しているわけではなく、主な要素を抜粋して紹介をしています。すべての調整項目についてはパッチノートをお待ちください。
◆タンク
(01:48:50)
タンク共通の変更点から紹介しました。
被ダメージ30%軽減バフについては、強化後に各ジョブで異なる追加効果が付与されるようになります。
■ナイト
(01:53:00)
ロイエ3回のうち、2段目と3段目のモーションとエフェクトが異なるアクションに変更します。ロイエからの置き換えアクションになるため、手触りは変わりません。バースト時によく使用される、ブレード・オブ・●●のコンボのあとにさらに追撃が追加されます。そのほか、「ゴアブレード」の実行条件を「ファイト・オア・フライトの実行」に変更するなど、細かいところにも調整が入ります。
■戦士
(01:55:30)
レベルキャップ解放にともなう純粋な強化が行われています。
「原初の解放」中に「フェルクリーヴ」「デシメート」を計3回使用すると発動できる新アクションが追加されています。こちらはジョブアクション動画でも登場しているので、確認してみてください。
ほかに、バースト中の大技として「プライマルレンド」後に発動できるアクションが追加されているほか、「インナーカオス」のモーションとエフェクトが一新されるなどの調整が入ります。
戦士に限らず、長い間使っていて少し見飽きたかなというエフェクトは調整が入っているものもあります。
■暗黒騎士
(01:58:17)
バースト中の操作量軽減のための調整が入っています。また、「影身具現」をブラックブラッドを消費せずに発動できるようにも変更しています。
■ガンブレイカー
(02:04:40)
ガンブレイカーも正当進化で、コンボやアクションを追加しています。 「ブラッドソイル」後に発動できる3段コンボとして「エンド・オブ・ハート」を追加しています。GCDがあるので長い演出のアクションは入れづらいなか、モーション/VFXチームが工夫して3段コンボのアニメーションを作っていたので、そのあたりにもぜひご注目ください。
ほか、バースト時の手触りがよくなる調整として、「ソニックブレイク」の発動条件を「ノー・マーシーの実行」に変更します。
◆近接DPS
(02:07:53)
近接DPS共通の変更点は、レベル90台で「内丹」の回復量を強化、「牽制」の効果時間が15秒に延長されます。ユニークなアクションをボス側にも色々と作っていこうと思っているので、使いやすさを上げる調整を行っています。
■モンク
(02:09:40)
基本コンボのメカニクスを変更しています。
これまでのベースは、バフや継続ダメージを維持するものでしたが、特定の順番でアクションを使用することで次のアクション威力がアップするものに変更します。例えば、「双竜脚」を使うと次に使う「連撃」が強化されるといったイメージになります。ただし、過度にシンプルにするものではなく、手触りはできるだけ変わらないように調整を行いました。
ジョブアクショントレーラーにあったように、ジョブHUDに要素が追加されています。一見複雑に見えますが、今までのバフ/デバフのタイマーを見て管理するよりも快適になると思います。こちらは実際に触って確かめてみてください。
「六合星導脚」発動時に「闘気」を全消費しつつ「闘気」の蓄積量に応じて威力が上がる効果が追加されています。コンテンツに合わせてローテーションを調整したりしてみてください。
■竜騎士
(02:13:52)
一時期は大改修を行うことを検討していましたが、7.0全体のジョブ調整方針としては純粋なアップデートということにしましたので、竜騎士も方向指定の忙しすぎる部分やバースト中の操作量を緩和するために、置き換えアクションへ変更して整理をしたりするなどの改修中心に手触りを優先して調整を行うことにしました。
「ボーパルスラスト」と「ディセルムボウル」の上位版が新しいモーションとエフェクトと共に追加されます。そのほか、火力を上げるために使用していた「スパインダイブ」をなくし、移動用アクションを追加しています。
■忍者
(02:18:55)
ジョブアクショントレーラーをご覧になられて気が付いた方もいるかもしれませんが、風遁の術の効果時間を示していた風車のゲージがなくなり、新しい追加要素を表示するためのHUDが追加されています。それに伴って、攻撃速度上昇効果を延長するアクションを調整しています。
■侍
(02:21:05)
遊びやすくするための調整とレベルアップに伴う上位アクション/新規アクションの追加が主な調整になります。
そのほか「必殺剣・紅蓮」と「必殺剣・閃影」のリキャストタイムを短縮する特性がレベルアップで追加されます。
■リーパー
(02:23:54)
リーパーについても、遊びやすくするための調整とレベルアップに伴う上位アクション/新規アクションの追加が主な調整になります。それ以外の細かいところでは、遠隔攻撃の「ハルパー」を効果アップ中に実行すると、「ヘルズイングレス」と「ヘルズイーグレス」のリキャストが短縮されるようになったりします。
■ヴァイパー
(02:45:50)
ヴァイパーの特徴は、二刀流WSコンボから剣をつなげて薙刀のように攻撃する合体剣アビリティ、合体剣WSコンボから二刀流アビリティと多彩な攻撃を次々に繰り出すハイテンポなジョブとなっています。
アクションの総数は他ジョブとほぼ同等ですが、セットする数が少なく済むようなシステムになっています。
そのため、実機紹介を見ると同じボタンを連打しているだけに見えるかもしれませんが、実際は自身にかかっているバフや敵に付与しているデバフの状況をHUDで把握しながら、使用するウェポンスキルを戦闘中に考えて使い分けるということが重要になります。
放送内では、二刀流ウェポンスキル(WS)と合体剣WSをそれぞれ使用している様子や、アクションが置き換わっている様子を実機で紹介していますので、動画と合わせてご覧ください。
攻撃を繰り返してゲージを貯め、それを消費することで「祖霊降ろし」というブースト状態のようなものに移行できます。この状態では、二刀流WSのクールタイムが約2秒程度で回るようになっているので、クールタイムを溢れさせずに攻撃を叩き込むイメージです。
とてもテンポが良いジョブなので、戦っていて自身のテンションも上がっていくような楽しさを感じていただけれたらなと思っています。動画で見ると速くて難しそうだと感じるかもしれませんが、とりあえず最初は光っているアイコンを押していくことでコンボを繋げていけば大丈夫です。
また、アクション数が少ないので慣れたら単純かもという印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自身にヘイストがかかった状態、自身に与ダメージアップのバフがかかっている状態、敵に被ダメージアップが付与された状態と、戦闘中はおおまかにこの3種の状況が発生しており、その残り時間などに応じてどのコンボルートを選択するかといった瞬間的な見極めが必要になるので、やり込めばやり込むほどテクニカルな戦いを楽しんでいただけると思います。
そのほか、特定の条件で使用可能になる遠隔攻撃にも専用のコンボが存在し、そのアクションを使用するか、コンボを捨てて次を考えるか判断しながら戦うことになります。敵に接近するアクションも用意されています。
また、合体剣WSを使用してから派生するアクションが2つあり、2段目に使用したアクションによってその後のコンボルートが変わっていきます。
二振りの剣を操りスタイリッシュかつスピーディーに戦ってみたい方には、オススメのジョブです。