先日の新情報発表に続きベンチマーク公開ありがとうございます。
風景や装備等の質感への細かいこだわりや美しいアップグレードの数々で、新たな冒険へのわくわくがこみ上げてきます。
一方でキャラクターに関しては非常に不安という気持ちになりましたので、ベンチマークでのキャラクリエイトを見ての感想、要望を投稿させていただきます。
アウラ・ゼラ♀顔タイプ4を使用しています。
以下に、何が何故変化して見え、違和感につながっているのかに重点を置いて記します。
【目】
上の画像の四角いバーは瞳の中心部から下部までを切り取ったものです。
瞳孔の拡大+虹彩の強さにより瞳の半分程が黒く見え、選択した色が反映される範囲が極端に狭くなっています。そのため明るくしたくて明るい色を選んでも暗く濁って見えます。
瞳孔がくっきり小さいものからぼんやり大きいものになった事で、焦点があっていない、凛とした意志を感じられない漠然とした視線に変化して見えます。
FF14のキャラメイクに限らず、瞳孔の大きさは普遍的にキャラデザの命とも言える部分で、僅かな大きさの違いがキャラクター性に重大な変化を与えます。種類が選べるようになるのであればキャラメイクの幅が広がって良いことですが、既存のものがただすげ替えられるだけならそれは改善ではなく単に改変であると感じます。
アイラインだけ環境光の影響を受けないのか、変に浮いている場合があります。
【唇】
ベタ塗りのマット感とかまぼこのような曲線のくっきりしたアウトラインは、従来の逆さ富士のシルエットとやわらかいぼかし表現からすると膨張しぼってりとしすぎて見えます。くっきりしているのにシルエットの中で色のメリハリがないため印象はぼんやり弛緩して見えます。
【鼻】
黒い線で描写されていた鼻が薄い色の大きめの穴になった事と小鼻の膨らみが顕著になった事で、すらっとした細いラインだった鼻筋がずんぐりとした団子鼻になっています。
【鱗】
顔の鱗の先が丸みを帯びた事で従来のすっきりしたシャープな印象が失われ、もたついた感じがします。
【全体】
瞳孔の拡大、鼻の拡大、唇のベタ塗り、鱗の丸々した形状。以上の影響で、全体的にずんぐりむっくりもったりした印象になりました。薄い刃のようなシャープな雰囲気や、影のある少年のような凛々しさ、神秘的な美しさを感じてアウラの顔タイプ4を愛用しているのですが、新版からはそのような鋭さは皆失われたように思います。
個々の顔パーツが拡大し顔のデフォルメ感漫画感平面感が強くなった一方で、小鼻・人中・口の端のような本来形を消したい部分にリアルめな凸凹の陰影がつくようになり、不自然さの原因になっています。
実際のゲームプレイのライティングに関してはまだわかりませんが、パーツの形、大きさ、バランスに関してはライティングの環境如何でどうにかなることではないと思います。
肌の質感テクスチャ+目まわりのコントラストの弱さが原因ではと思うのですが、ぱっと見たとき逆に「あれ?顔面の解像度低くない?がびがびしてるな…」という印象を受けることがあります。また、おそらくモデル自体のテクスチャへの描き込みや影・ハイライト等による立体表現が顕著に減っているせいで、色々な比較画像を見ている中ライティングが弱い状況の場合なんだかPS1かPS2のゲームのキャラクターを見ているような感覚になってくる事があります。
全体的に環境光や反射光を反映しすぎなのか、肌色が黄ばんだり緑がかって濁って見えがちです。
広角レンズで撮ったような、顔のパーツが外側に広がるような印象があります。鼻の下は間延びして見えます。目頭から瞳までの白目の幅が広くなっていて、瞳がわずかに外側を向いています。
これを踏まえ、要望を記させて頂きます。
【前提】
クオリティーアップに対して期待するのは、パーツの形や印象はそのままに、テクスチャが高解像度化したり、質感や光の表現力が向上することです。動いたら気にならないよ、ではなく、ただ普通に立っているだけでも美しく見えるようになってほしいです。
【要望】
・元に戻すために必要な措置として
瞳孔 70%程度の大きさに
リップの形 かまぼこ型から逆さ富士型に
リップの質感 グラデぼかしや艶感で情報量を増やす
鼻 ずんぐり団子鼻になっているので小さく細く
顔の鱗 鋭く
デフォルト表情の視線を鋭いニュアンスに
下がった目尻を上げる
・別物の表現をするなら上書きではなく新規に別の選択肢を設ける
・全体的に、モデル自体のテクスチャだけでどんなライティングでも最低限立体的に見えるように
以上です。
鋭く、凛々しく、綺麗でかっこよく、ひんやりとした透明感を持つ顔タイプ4の印象をそのまま引き継ぎいで美しくなった私の光の戦士といっしょに、新たな冒険に出られることを願っています。どうぞご検討よろしくお願いいたします。