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  1. #1
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    グリダニアのイメージの話

     こんにちは、いつもFF14を楽しんで遊んでいる者です。大変なことは多々あれど、吉田P/Dをはじめとした開発・運営のみなさまがた、およびFF14で出会ったり出会わなかったりしているヒカセンのみなさまがたに、いいかんじにご清祥のことお喜び申し上げます。

     さて今回話したいことは表題通り、グリダニアのイメージの話です。長文かつ、6.0までの広範なネタバレを含むので本文は折りたたませていただきます。印象論が多いことに加え、書き手はまだ詩人と白魔が60Lvに届いていませんので、至らぬ点はご容赦ください。


    私は暁月のロールクエストを6.0メイン進行中はタンクで、その後レンジクエに向かい、今はメレークエを少しずつ進めています。もうエクストラまで進んだ方と比して浅学ではありますが、これまで読んだテキストから、暁月のロールクエストは『絶望と希望に関わってくる信仰の話』だと現在理解しています。
    それを踏まえて、6.0の感想において私の観測範囲(主にTwitter)で散見された「タンクロールクエはいまひとつ」という感想について、そんなことないよね?ともやもやしていたことがようやく言語化できました。おそらく、グリダニアの信仰と定義される精霊信仰について、読み手が良い感情を持っていないことが多いのではないかと思います。

     観測範囲で感じたグリダニアの精霊信仰の悪いイメージ、かなり乱暴かつ口汚い表現でたとえ話をしてしまうと
    「わけわからんものが好き勝手にのさばってて、そのわけわからんものの意志を解釈するやつは解釈がメチャクチャ恣意的で、そんなのとそんなのを信奉してる無知蒙昧のくせに気位だけは十人前な人々が生活してる中で生み出した差別と偏見と因習と迷信の煮こごり」
    ぐらいの印象で思われているのではないでしょうか。
    (編集時追記:私個人としては、そうは思っていません)

    でも、もしそれが事実なら白蛇の守人は、たとえ角尊に助けられたとて今まで命を長らえあのインスタンスバトルで超頼れる活躍をするに至らなかったでしょうし、もっと「理」のあるものだと考えたほうが自然だと思いたいです。どんな「理」かは自分ではかなしいかなわからないのですが……。
    (あと、超頼れるは私の所感です。頼りになったので……助かったので……!)

     私見としては、タンクロールクエにおける角を折られた角尊に降りかかった不幸については、よく考えると角尊でなくなったことと直近の不幸についての関連性が薄く感じられるため、その出自ゆえに絶望が重なったにせよ、すべてがグリダニアと黒衣森のせいだというわけではないと思います。もしその一件がなかったとしても、やはりふとした不幸に遭ってしまった誰かが偽神獣になるだけだったのでしょうし。
     それでも、そういうイメージに至ってしまう理由もわかります。クエストの端々で出てくるシェーダー差別の話、グリダニアで印象の悪い出来事が前向きなエピソードより量的に上回ってしまっているような手触り、精霊がこちらに影響を及ぼしてくると語られているのにその判断基準がプレイヤーには読み取れないことなど……ウルダハやリムサ・ロミンサがある意味現代的な感覚を多く覚える中、ファンタジー色が濃い設定が多いのがまた理解を難しくしている気がします。暁のメンバーに関しても、今(6.0)ではグリダニアスタートの方にはさみしいものだとどこかで聞いた気もしますし、なかなかイメージを更新する機会もないのでしょう。
    (それでもシェーダー差別のあれこれはもうそろそろ現状どうなってるかとか、補足のようなクエストがあるといいなって思います。プレイアブルな部族ですし)

     でも、このままグリダニアが単に閉鎖的で偏屈、旧弊を排しない遅れた都市と人々……とみなされるのは違う気がするのです。
    というかこのままそういう感情がSNSとか場の雰囲気とかでいっぱい出ると……これから文脈慣れしてないひとがおおぜい遊ぶ(予定)の『ひとりでもみんなでも遊べるRPG』になるFF14だから……真に受けてゲーム内で「グリダニアが好きってことならこれこれこうなんでしょー(悪気はないが偏った発言)」「へーキャラクリシェーダーなんだー○○××!(軽口だと発言者は思い込んでる悪罵)」みたいな若干差別めいたあれこれが無邪気に飛び出してくる可能性が上がりそうで怖いのです! だからこう……グリダニアのイメージアップを図るエピソードがほしいのです!

     たとえば、あの規模の里山(黒衣森は人の手がかなり入った山林のため、私は『里山』と認識しています)、および沼沢地を維持管理するための知恵や意識、多数の国と接している特有の地理からくる外部の脅威の歴史など、イメージアップとは少しズレますが『そうなった経緯』などが描かれるだけでもだいぶ認識が変わるのではないでしょうか。

    ともあれ、シーズナルやギャザクラにとどまらない、グリダニアのよいところを明快に語ってくれるクエストがあればいいなと思う所存です。



    以上、長文かつ乱文ではございますがここに意見の表明、および一考してほしい要素として投稿する次第です。冒頭の釈明に加え、出版されている設定資料集などをまだ読んでいない浅学のため、認識違いなどありましたら一笑に付していただければ幸いです。
    それでは、天気のふらつくこのごろではありますが、どうかこの世界に関わるひとびとのナイスなご清栄を祈念しております。
    (16)
    Last edited by Nerikiri; 05-29-2022 at 10:36 AM. Reason: 「自分の意見とは違う、例示としての表現」だとわかるような体裁と言い回しに訂正。ご指摘を受けた表現のきつい部分は自戒のため残してあります。

  2. #2
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    グリダニアの精霊は「豊穣神ノフィカの分身」と解釈されることが多いようです。
    6.3実装予定の「ミソロジー・オブ・エオルゼア」2つ目のアライアンスレイドで登場すると見込まれていますので、ある程度の種明かしはされそうに思います。

    ことイメージの話になるとエオルゼア都市国家同盟の各所属国はどこもある程度大概なクソ感が仕込まれていますので、どこも似たようなものとしていいんじゃないかな、とも。
    (7)

  3. #3
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    精霊がどれだけあやふやな存在で、その角尊たちがテキトーなことをお告げとして喋ろうが、信じる本人達にとっては大事なことだということが事実として示されている以上、理解できなくても「存在している」ことが重要なのだと思います。

    結局宗教って、その外の人から見れば「なんでこんなクソみたいな主張してるやつ信じてるんだよ」ってことがよくありますしね。

    あといわゆるネットミームについては個人で抵抗してもどうにもなりませんし、一人相撲してメンタルやられるので、そう言うひとが身近にいるなら距離をとりましょう。

    以上、グリダニア生まれ双蛇党育ち、カヌエ様の専属白蛇の守り人になりたい光の戦士でした。
    グリダニアのいいところは首長が可憐なところだぞ!!
    (38)
    Last edited by hekireki; 05-26-2022 at 08:11 AM. Reason: ちゃんと角尊ってかかないと精霊評議会からお叱りが来そうだったので

  4. #4
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    Luluneko様へ
    とても興味深いスレッドだなぁと思いながら読んでいました。
    暁月タンクロールクエやグリダニアについての理解がとても深まりました。

    私も、「タンクロールはいまいちだった」みたいな感想(他と比較してだったのでしょうが)を見かけたことがあり、Nerikiriさんが感じた(周囲の)グリダニアに対する評価(閉鎖的だとか)も感じたことがあります。
    これは私もグリダニアに対してそういう印象を持っていたとも言えそうですが・・・。

    個人的に、あのロールクエをやってグリダニアのイメージが明るくなったんですよね。
    よく分からなかったことを知ることが出来たような感じで・・・。
    それと"今の"グリダニアをよく知ることが出来たと思いました。

    メインクエでカヌ・エ様達が出てきたりグリダニアを訪れる場面はあっても、国そのものについてはあまり触れられていない感じもあり、グリダニアという国の印象を更新できる機会が少ないのかなとも思いました。
    ウルダハ・リムサはメインクエで変化が描かれていますが、それに比べるとグリダニアはあまり変わっていない印象を受けます。
    それは良くも悪くも、です。

    なので、シェーダー差別やアラミゴの難民、精霊について悪い印象の方が強く残っている人には、ずっとその印象が残り続けてしまうような気がします。
    それの良し悪しについては特に意見はありませんが、もしかすると人によって評価というかイメージが分かれやすい国なのかなとも思いました。
    >>そう言っていただけてスレッドを立てた者としてホッとしております。
    暁月のタンクロールクエは個人的に、そういう面が特に明るく感じられるクエストでしたね。グリダニアのわからないところがわかった! という喜びがありました。
    「あまり変わっていない印象を受ける」というのをどういう気持ちで受け取るかは、確かに人によるのかもしれませんね。

    ---

    Zigi様へ
    お返事、ありがとうございます。
    このまま埋もれていくものだと思っていたので、驚きました。
    >>いえいえ、こちらこそ再度のご返信に感謝いたします
    いろいろなことがわかったり、この辺を理解できていなかったと理解したり、とても有意義でした。ありがとう!

    そして、本当に申し訳ないのですが、ちょっと気になる点があったのでそこだけ言及を。
    >>(字数都合につき折りたたみ部を省略して引用いたしました)
    これについては私が大きな記憶違いをしてましたね。重ね重ね申し訳ない!

    なんて道士だ、というのは確か一連のクエスト内でも言われていましたね。でも何かの大事になる前に反省してくれてよかった……という思いも今ではあります。

    そして、「裁き」を「解決」とみなす読み方も世の中では少なくはないと思うので、そういった面でもグリダニアの変化は感じ取りにくくなっているのかもしれませんね。
    (そういう感じの決着はFF14ではそう頻繁ではない気もしていますが、見え方は人それぞれなのもありますし、記憶違いもあると思いますのでそんな感じがする、ぐらいということで)
    仰る通りに「コツコツと解決していく」ものとは理解しつつも、バッサリと言葉などで結論づけることがなんとなく明快に感じられてしまうことも確かで……むずかしいものです。

    暁月での出来事を機に、グリダニアのあれこれ(と同時に世界のあれこれ)がまた少しずつでも前進していくといいな、と私も思います。


    ---

    それではみなさま、よい旅を! すてきなものが数多く見つかりますように
    (3)
    Last edited by Nerikiri; 05-31-2022 at 10:08 PM. Reason: 引用に誰の発言かがくっついてこなかったので、混乱を防ぐために誰宛てかを入れました。

  5. #5
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    元々三都市ともそれぞれに後ろ暗いところ(リムサは海賊上がり/蛮族の迫害、ウルダハは富豪寡頭制/貧富の落差など)あったけど、それぞれ前に進む姿がメインで手厚く描かれてるのに対して、グリダニアはその描写が手薄という気はしますね…
    (17)

  6. #6
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    一応折りたたんでおきます。
    「自分の好きなものが他者に好かれていないのだがなぜだろう」「もっと好かれるように描写すべきではないか」とのことですね。
    Zigiはグリダニアを好ましく思いますが、同時に好かれることはないだろうと思います。
    彼らの主張は理解できますが、納得できるかどうかは非常に人によるところだと思うからです。

    言い換えると、「人間こそが支配者である」という思想が染み付いてしまっている場合、
    グリダニアの思想、解説の全ては悪意的に解釈されるものだと思います。
    グリダニアの人々は「自然に生かされている」という発言をよくします。
    そして、精霊とは自然そのものであるというようにも度々語ります。

    ところが「人間こそが支配者である」という思想が染み付いてしまっている場合、
    精霊は勝手に森の支配者を名乗っている悪者で、勝手に罰を与えるバケモノで、
    グリダニアの人々はそんなバケモノを信仰している奇妙な人々になります。

    動物愛護、自然保護、そういったものに理解がない人はグリダニアを嫌うでしょう。
    「精霊がまずこの森にいた」「精霊は自然そのものである」
    「ヒトが自分の身体を傷つけられたら暴れ出すように、樹を傷つければ精霊が暴れる」
    これに「そうなんだ」と言えるのか、「精霊がいなければ平和なのに」と言うのかの差です。


    さてここで表現をもうひとつ用意します。

    「お前がいなければ平和なのに」と言ってくるような人間と、
    一つ屋根の下で暮らすことができますか?と聞かれた時、大半の人はNOでしょう。
    それは、精霊が人を選ぶことと同じだと言われた時、納得する人は多くありません。
    少なくともZigiが精霊について語り示してきた時、多くありませんでした。

    「人間は、森という名の家を借りているのですよ」というのが理解できなければ、
    いつまで経ってもグリダニアや精霊を嫌う人は嫌い続けるでしょう。


    あなたにも嫌いなものはあるのではありませんか。
    説教臭くなってしまいましたが、Zigiからの所感は以上です。

    ※精霊の判断基準は、範囲が「森」「自然」と大きすぎることを除けば、非常に人間的だと思います。
    ※勝手に家の冷蔵庫を空っぽにされたら腹立つでしょう。だから狩猟や採集は最低限にします。
    ※庭の掃除を約束した人がサボっていたら腹立つでしょう。だから警備はしっかりやります。


    余談:
    Quote Originally Posted by zron View Post
    元々三都市ともそれぞれに後ろ暗いところ(リムサは海賊上がり/蛮族の迫害、ウルダハは富豪寡頭制/貧富の落差など)あったけど、それぞれ前に進む姿がメインで手厚く描かれてるのに対して、グリダニアはその描写が手薄という気はしますね…
    グリダニアはそのままで十分に平和といいますか、どれだけ頑張ってもどうにもならない影と光のあるところだと思います。
    ホワイト企業でのびのび働いている方がいる一方で、ブラック企業で苦しんでいる人がいるでしょう。
    信頼できる仲間と毎日遊び歩いている方がいる一方で、いじめに苦しんで引きこもり続ける人がいるでしょう。
    多様性社会だと語られる一方で、地域特有のしきたりや、世代ごとの偏見に苦しむ人がいるでしょう。
    トップはいい人なんだけど、下の方は……なんてことも、よくあるのではないでしょうか。
    グリダニアはそういう身近な雰囲気に溢れているところだと思います。
    (13)
    Last edited by Zigi; 05-26-2022 at 11:58 AM. Reason: ※と余談を追記しました。

  7. #7
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    最近のあれこれ

    スレッドを作った者として、まとまらないながらも少しだけ書いておきますね。


     6.15、大繁盛商店クエストでまたひとつグリダニアのことがわかったのは思いがけないことでした。個人的にはとても納得できるエピソードで、嬉しかったです。
    「グリダニアの人々は、自分たちの信仰や風習を大々的に説明しているわけではない(地理的に近いエオルゼア諸国は交流の中で知っているが、そこからさらに外向きに明文化などをしたことがあまりないと思われる?)」のようなあたりが個人的わかったポイントでした。

     sisiruさんの
    Quote Originally Posted by sisiru View Post
    実はその「悪い印象が残ってしまう部分」についてもしっかりとした理由があるのですが、あまり語られていなかったりするのですよね…


    今のグリダニアは昔大陸全土に進出したヒューラン族と、ヒューラン族と共存を選んだフォレスター族によって成立しています。
    (双蛇党の「蛇が絡み合う」シンボルはヒューランとフォレスターの共存を表しています)
    一方でシェーダー族はヒューラン族との共存を拒み、独自の文化を貫くことを選んだ種族です。また野盗、山賊まがいの事も行っています。
    悲しい話ですが「お前らと共存はしない、協力もしないしむしろお前らは自分達にとって略奪の対象だ」というような相手に対し「差別をするな」というのは中々無理がある話ではあります。

    アラミゴも同様です。
    過去にアラミゴはグリダニアに対し侵略戦争を仕掛けています(これは詩人のジョブクエストで語られます)
    その侵略戦争に対し、アラミゴからは特に何も無くアラミゴが敗北してそのまま国交もろくになくという状態です。この状態で「アラミゴ難民に対する扱いが酷いのでは?」と言われても「そもそも侵略戦争仕掛けて和平も成立してない敵国なので・・・」となります。
    むしろクォーリーミルの片隅(安全な場所)への滞在を一時的にとはいえ許している方が温情があると言えるかもしれません。
    のあたりも、グリダニアになじみのない旅人の視点(グリダニアの人々はその種のことを積極的に語ろうとはしない視点)からだと、その地に根付こうとするレベルで深く知ろうとしないとわからない場合が多々あるのかもしれません。
    <返信ありがとうございます! この場ではありますが御礼申し上げます>

     完全にエオルゼア諸国の外に出てしまうと、角尊はアウラ族に間違われたりもする、というのもわかったポイント。角のしくみが見た目からしてだいぶ違いそうなのですが、まあそこまで人の頭部をまじまじ見るのは失礼でしょうからね。


     大繁盛商店のグリダニア編、公式のテキストで語られるこれまでのグリダニア、そしてそこからどうなっていこうか、という、これからに向けた一幕だと感じました。
     子供たちと談笑するヒカセンも印象的でしたね。グリダニアのいいところ、どんぐり遊園などにみられるような「子供が『成人が責任を持って庇護し養育するもの』と認識されている」という点もあるかもしれません。
    初期三都市における他の二都市は細かく言及されてないだけかもしれないのですが、リムサは漆黒秘話第一話のサンクレッドの幼少期、ウルダハはゲーム開始に選んだときのクエスト『成功の表と裏』、このあたりの描写からみて、グリダニアはこの二都市と比べて明確に子供を子供として庇護しているのかな、と考えています。

     偏見は無知からはじまるといいますし(スレッド作成した時の自分もだいぶそういう面がありましたので……)、今回、グリダニアのことを知ったり考えたりできてよかったな、と思っています。
    ありがとうございます
    (3)

  8. #8
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    Quote Originally Posted by Nerikiri View Post
     こんにちは、いつもFF14を楽しんで遊んでいる者です。大変なことは多々あれど、吉田P/Dをはじめとした開発・運営のみなさまがた、およびFF14で出会ったり出会わなかったりしているヒカセンのみなさまがたに、いいかんじにご清祥のことお喜び申し上げます。

     さて今回話したいことは表題通り、グリダニアのイメージの話です。長文かつ、6.0までの広範なネタバレを含むので本文は折りたたませていただきます。印象論が多いことに加え、書き手はまだ詩人と白魔が60Lvに届いていませんので、至らぬ点はご容赦ください。


    私は暁月のロールクエストを6.0メイン進行中はタンクで、その後レンジクエに向かい、今はメレークエを少しずつ進めています。もうエクストラまで進んだ方と比して浅学ではありますが、これまで読んだテキストから、暁月のロールクエストは『絶望と希望に関わってくる信仰の話』だと現在理解しています。
    それを踏まえて、6.0の感想において私の観測範囲(主にTwitter)で散見された「タンクロールクエはいまひとつ」という感想について、そんなことないよね?ともやもやしていたことがようやく言語化できました。おそらく、グリダニアの信仰と定義される精霊信仰について、読み手が良い感情を持っていないことが多いのではないかと思います。

     グリダニアの精霊信仰の悪いイメージ、かなり乱暴かつ口汚い表現を使ってしまうと「わけわからんものが好き勝手にのさばってて、そのわけわからんものの意志を解釈するやつは解釈がメチャクチャ恣意的で、そんなのとそんなのを信奉してる無知蒙昧のくせに気位だけは十人前な人々が生活してる中で生み出した差別と偏見と因習と迷信の煮こごり」ぐらいの印象で思われているのではないでしょうか。
    でも、もしそれが事実なら白蛇の守人は、たとえ角尊に助けられたとて今まで命を長らえあのインスタンスバトルで超頼れる活躍をするに至らなかったでしょうし、もっと「理」のあるものだと考えたほうが自然だと思いたいです。どんな「理」かは自分ではかなしいかなわからないのですが……。
    (あと、超頼れるは私の所感です。頼りになったので……助かったので……!)

     私見としては、タンクロールクエにおける角を折られた角尊に降りかかった不幸については、よく考えると角尊でなくなったことと直近の不幸についての関連性が薄く感じられるため、その出自ゆえに絶望が重なったにせよ、すべてがグリダニアと黒衣森のせいだというわけではないと思います。もしその一件がなかったとしても、やはりふとした不幸に遭ってしまった誰かが偽神獣になるだけだったのでしょうし。
     それでも、そういうイメージに至ってしまう理由もわかります。クエストの端々で出てくるシェーダー差別の話、グリダニアで印象の悪い出来事が前向きなエピソードより量的に上回ってしまっているような手触り、精霊がこちらに影響を及ぼしてくると語られているのにその判断基準がプレイヤーには読み取れないことなど……ウルダハやリムサ・ロミンサがある意味現代的な感覚を多く覚える中、ファンタジー色が濃い設定が多いのがまた理解を難しくしている気がします。暁のメンバーに関しても、今(6.0)ではグリダニアスタートの方にはさみしいものだとどこかで聞いた気もしますし、なかなかイメージを更新する機会もないのでしょう。
    (それでもシェーダー差別のあれこれはもうそろそろ現状どうなってるかとか、補足のようなクエストがあるといいなって思います。プレイアブルな部族ですし)

     でも、このままグリダニアが単に閉鎖的で偏屈、旧弊を排しない遅れた都市と人々……とみなされるのは違う気がするのです。
    というかこのままそういう感情がSNSとか場の雰囲気とかでいっぱい出ると……これから文脈慣れしてないひとがおおぜい遊ぶ(予定)の『ひとりでもみんなでも遊べるRPG』になるFF14だから……真に受けてゲーム内で「グリダニアが好きってことならこれこれこうなんでしょー(悪気はないが偏った発言)」「へーキャラクリシェーダーなんだー○○××!(軽口だと発言者は思い込んでる悪罵)」みたいな若干差別めいたあれこれが無邪気に飛び出してくる可能性が上がりそうで怖いのです! だからこう……グリダニアのイメージアップを図るエピソードがほしいのです!

     たとえば、あの規模の里山(黒衣森は人の手がかなり入った山林のため、私は『里山』と認識しています)、および沼沢地を維持管理するための知恵や意識、多数の国と接している特有の地理からくる外部の脅威の歴史など、イメージアップとは少しズレますが『そうなった経緯』などが描かれるだけでもだいぶ認識が変わるのではないでしょうか。

    ともあれ、シーズナルやギャザクラにとどまらない、グリダニアのよいところを明快に語ってくれるクエストがあればいいなと思う所存です。



    以上、長文かつ乱文ではございますがここに意見の表明、および一考してほしい要素として投稿する次第です。冒頭の釈明に加え、出版されている設定資料集などをまだ読んでいない浅学のため、認識違いなどありましたら一笑に付していただければ幸いです。
    それでは、天気のふらつくこのごろではありますが、どうかこの世界に関わるひとびとのナイスなご清栄を祈念しております。
    疑問に感じておられる点は、恐らく全て信仰というものへの感覚の違いや単なる知識不足からくるものではないでしょうか。
    グリダニアの住民に対するとても悪意のある表現が、実はご自身がそうなのではないかと感じてしまいます。


    >グリダニアの精霊信仰への悪いイメージ
    これは「信仰という物への感覚の違い」であると思います。
    現実世界における宗教という物とグリダニアにおける精霊信仰の最大の違いとして「グリダニアの精霊信仰は存在が確定している」事があります。
    例えばロールクエストの途中でも「大精霊の怒りを受け息絶えた男」の話が出ます。白魔道士のジョブクエストでも「角尊」という存在がどれだけ強い力を持つかは語られます。
    角尊も「精霊の加護により生まれた存在」であると語られています。
    これだけの力を持ち、加護を与えてきた存在を「わけのわからんもん」と評されてはグリダニアの住民達も憤慨するというものでしょう。

    >角を折られた角尊に降りかかった不幸
    関連性はかなり濃いですよ。前述の通り角尊は強い魔力を持ち、癒しの魔法を扱えます。
    直近の不幸についても「角尊としての魔力が残っていれば愛しい人を救う事ができた」という状態ですよね。逆を言えば「角尊でなくなる事がなければ、直近の不幸も発生しなかった」という状態なわけです。
    関連性が薄いとはなりませんよね。
    (13)

  9. #9
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    レスありがとうございます

    それぞれのご返信、大変勉強になっております! 自分の主張における不勉強さとか無知は人に喋ってみないとわからないことだったと思うので、ありがとうございます
    数も多くないのでひとつずつ、あまり長くないように心がけながら返信していきますね。

    Quote Originally Posted by Loraine View Post
    グリダニアの精霊は「豊穣神ノフィカの分身」と解釈されることが多いようです。
    6.3実装予定の「ミソロジー・オブ・エオルゼア」2つ目のアライアンスレイドで登場すると見込まれていますので、ある程度の種明かしはされそうに思います。

    ことイメージの話になるとエオルゼア都市国家同盟の各所属国はどこもある程度大概なクソ感が仕込まれていますので、どこも似たようなものとしていいんじゃないかな、とも。
    <<ですね、そのあたりはミソロジーを楽しみにします!
    三国のよくないところは冒険の中で身に染みていたはずが、ちょっと最近忘れがちだったようです。人がいるところにはいろいろあるものですしね。

    ---

    Quote Originally Posted by hekireki View Post
    精霊がどれだけあやふやな存在で、その角尊たちがテキトーなことをお告げとして喋ろうが、信じる本人達にとっては大事なことだということが事実として示されている以上、理解できなくても「存在している」ことが重要なのだと思います。

    結局宗教って、その外の人から見れば「なんでこんなクソみたいな主張してるやつ信じてるんだよ」ってことがよくありますしね。

    あといわゆるネットミームについては個人で抵抗してもどうにもなりませんし、一人相撲してメンタルやられるので、そう言うひとが身近にいるなら距離をとりましょう。

    以上、グリダニア生まれ双蛇党育ち、カヌエ様の専属白蛇の守り人になりたい光の戦士でした。
    グリダニアのいいところは首長が可憐なところだぞ!!
    <<そうですね、信仰にクチバシをつっこむのは野暮というか失礼極まりないこと。反省です。
    そしてネットミームについてですが、まさにロールクエストの感想とそれでメンタルを若干崩し(見なければいいのですが崩れてる自覚がなくて読んでしまっていた)、もやもや~の状態が続いていたのです。こうして言語化してレスをいただき頭も整理できたので、ネットミームが発生しそうなところからは距離を置こうと思います。


    Quote Originally Posted by zron View Post
    元々三都市ともそれぞれに後ろ暗いところ(リムサは海賊上がり/蛮族の迫害、ウルダハは富豪寡頭制/貧富の落差など)あったけど、それぞれ前に進む姿がメインで手厚く描かれてるのに対して、グリダニアはその描写が手薄という気はしますね…
    <<今回のロールクエストのように描写があるとしても、「メインクエストで描かれるか」というところが一番大きい感じですね。拡張パッケージで語られその後度々言及もあるクルザスとアラミゴに接続しているので、どうしても尺を割きにくくなるという面はあるのかもしれません……

    ーーー

    Quote Originally Posted by Zigi View Post
    余談:

    グリダニアはそのままで十分に平和といいますか、どれだけ頑張ってもどうにもならない影と光のあるところだと思います。
    ホワイト企業でのびのび働いている方がいる一方で、ブラック企業で苦しんでいる人がいるでしょう。
    信頼できる仲間と毎日遊び歩いている方がいる一方で、いじめに苦しんで引きこもり続ける人がいるでしょう。
    多様性社会だと語られる一方で、地域特有のしきたりや、世代ごとの偏見に苦しむ人がいるでしょう。
    トップはいい人なんだけど、下の方は……なんてことも、よくあるのではないでしょうか。
    グリダニアはそういう身近な雰囲気に溢れているところだと思います。
    >>(字数の都合で折りたたみ部分を削っております。ご容赦ください)
    自然が主(あるじ)なのであるという機微を理解し納得できるかというのは確かに人によるのでしょうね。
    あとはその『身近さ』がネットミームになりやすいのかな……とはちょっと思いました。個人的にはどっちかというと影に放り込まれるタイプなのでそのへんだけはなんとかマシになってほしいです。

    ---

    Quote Originally Posted by sisiru View Post
    疑問に感じておられる点は、恐らく全て信仰というものへの感覚の違いや単なる知識不足からくるものではないでしょうか。
    グリダニアの住民に対するとても悪意のある表現が、実はご自身がそうなのではないかと感じてしまいます。


    >グリダニアの精霊信仰への悪いイメージ
    これは「信仰という物への感覚の違い」であると思います。
    現実世界における宗教という物とグリダニアにおける精霊信仰の最大の違いとして「グリダニアの精霊信仰は存在が確定している」事があります。
    例えばロールクエストの途中でも「大精霊の怒りを受け息絶えた男」の話が出ます。白魔道士のジョブクエストでも「角尊」という存在がどれだけ強い力を持つかは語られます。
    角尊も「精霊の加護により生まれた存在」であると語られています。
    これだけの力を持ち、加護を与えてきた存在を「わけのわからんもん」と評されてはグリダニアの住民達も憤慨するというものでしょう。

    >角を折られた角尊に降りかかった不幸
    関連性はかなり濃いですよ。前述の通り角尊は強い魔力を持ち、癒しの魔法を扱えます。
    直近の不幸についても「角尊としての魔力が残っていれば愛しい人を救う事ができた」という状態ですよね。逆を言えば「角尊でなくなる事がなければ、直近の不幸も発生しなかった」という状態なわけです。
    関連性が薄いとはなりませんよね。
    <<これは私の表現が強すぎました。たとえ話として書いたつもりが自分の中に確かに悪意があったのでしょう、確かにかなり口が悪かったです。ご不快な思いをさせてしまったようで申し訳ございません。以後このようなことがないよう、己の無知や粗雑さを自覚しつつ気を配ります。
    ロールクエストについても確かに読み違えていますね。ネットミームで取り上げられがちな部分なので、悪く書くまいと愚考したせいで事実誤認の文章になってしまったのだと思います。こちらも反省点です。

    ーーー

    以上、乱文ではございますが返信とさせていただきます。レスありがとうございました! みなさんにいい感じのことが何か起こりますように
    (1)

  10. #10
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    改めての所感 1/2

    お話が終わったも同然のところと思いますが、話題の中心に関して注意を払いながら確認を行ってきました。
    シナリオ解説に等しいですが改めて所感を書……くと、約9000文字を記録したので端的にまとめようと思います。

    結論から言うと、タンクロールクエスト内にシナリオ上の不足はないとZigiは感じました。
    グリダニアから始めていない、幻術士、弓術士、槍術士のクエストを進めていない、
    木工師、革細工師に触れていない……、グリダニアにメイン以外の関わりを持たない。
    そういった方々が挑んだとして、特別に理解が難しい内容ではないと思います。


    Quote Originally Posted by Nerikiri View Post
    グリダニアの精霊信仰の悪いイメージ、かなり乱暴かつ口汚い表現を使ってしまうと
    「わけわからんものが好き勝手にのさばってて、
     そのわけわからんものの意志を解釈するやつは解釈がメチャクチャ恣意的で、
     そんなのとそんなのを信奉してる無知蒙昧のくせに
     気位だけは十人前な人々が生活してる中で生み出した差別と偏見と因習と迷信の煮こごり」
    ぐらいの印象で思われているのではないでしょうか。
    Q.精霊とは?
    A.森の中に街を作って住みたいと思った人たちの対話に応え、
    森に住むことを許した上で、盟約の証に「祝福」を贈った。
    第七霊災の時、黒衣森全体に結界を張る力を貸してくれた。
    (=被害はゼロではないが軽くなったと考えられる)

    Q.盟約とは?
    A.「ヒトは森の民として森を護り生きる」
    なのに、森の長である長老の樹の枝を折るような不届き者を
    連れてきた角都は盟約違反なので角を失っても仕方ない。
    警備員が「来客です」と強盗を呼び込んだようなものです。

    Q.恣意的とは?
    A.分かりませんでした。恣意的そのものは、勝手気まま、
    自分勝手、論理的な必然性がないといった意味ですが、
    最終的に人々は角尊と精霊の必然性と論理を理解します。
    つまり、角尊は恣意的ではなかったということです。

    Q.精霊と角尊を信奉する無知蒙昧とは?
    A.シナリオの要となっているのは、国と民の不一致。
    精霊と角尊を信奉する人、しない人がいることです。
    つまり、誰もが信奉者ではありません。成立しません。

    これはZigiの解釈になりますが、
    精霊や角尊への信仰がカヌ・エ同等に強い人ばかりならば、
    死は免れなかったとしても、絶望する人は減ったでしょう。
    死ぬとは、言い換えれば自然に還ることですから。

    Q.気位だけは十人前な人々が生活してる中で生み出した差別と偏見と因習と迷信の煮こごりとは?
    A.きちんとシナリオを読んだ上で本当にそう思ったのですか?とZigiは感じざるを得ません。
    個人的に、差別や偏見に立ち向かう者は、自分が差別と偏見を行ってはならないと思います。
    こういった表現が実際にあなたの周辺であったのだとしたら、とても驚くことです。
    正直、Zigiでは全く思いつかず、目を通すだけでも痛ましい信じられない表現でした。
    そうして目を背けていてはきちんと話せませんから、あえて引用しました。

    Q.角を奪われた角尊の不幸は、角尊と関連性が薄いか?
    A.いいえ。
    師から「幼なじみと揃って幻術皇になる」よう願われ、
    角を特別な贈り物と見なして人々の役に立とうとし、
    角を奪われた後も森都を近くで見守り続けていた。

    カヌ・エ曰く「彼はひと一倍の努力家で、将来必ず幻術皇となり、
    森と民の将来を担うんだ、という責任感に溢れていました」とされる人物。

    そんな人が、身近な、最も愛する人の役に立てなかった。
    努力が無駄になる絶望。救おうとしても救えない絶望。
    同じような想いを知らしめたかったのか、角を、未来を奪った精霊をはじめて恨んだのか、
    それは分かりませんが、獣は長老の樹を狙った。

    しかし、現幻術皇として森と民を守ろうとするカヌ・エの姿を見て、
    一時は踏み止まり、撤退した。

    彼は黒衣森(グリダニア)を代表する角尊であり、
    角尊でなくなってからも黒衣森を捨てられなかった。
    そのことは、事件と大変に関係が深いでしょう。

    潔く森都を諦め、捨てて忘れていれば、少なくとも今回のようにはならなかった。
    愛国心と信仰心ゆえに絶望したと言えるでしょう。

    Q.すべてがグリダニアと黒衣森のせいか?
    A.いいえ。
    何事も、どんな時も、大体にして「何かだけが絶対に悪いのではない」
    というお話が、暁月や漆黒、蒼天、FF14全体で行われていると思います。
    かといって、常に中立であるのが正しい姿勢だとも言いません。
    ただ、FF14のシナリオ傾向としては中立だと思う、と私見を述べます。
    ※「エ・スミは角尊へのアフターケアが足りないのではないか」という
    想像はできると思いますが、確定ではありません。

    Q.グリダニアは印象の悪い出来事が量的に多いか?
    A.分かりません。少なくともZigiはそう思いません。
    そもそも「悪い印象を永遠に強く覚えているかどうか」が、人によります。
    現にZigiは「エオルゼアの悪い印象の話を思い出してくれ」と言われても殆ど無いです。
    うんうん何度も考えてから「アラミゴの人は自己主張が強すぎたよね」と思うくらいです。
    ですが、攻略中に「何だとこのやろう」「は?」「もういやです~いやで~す」
    「責任が重たいッ!」などと呻いていた記憶はあるので、常に快く生きてはいません。

    グリダニアの国風に、ひいてはエオルゼアでのいろいろなものに不満のある方々は、
    それぞれにエオルゼアに直接関係のない痛みや苦しみを背負われていて、
    手の届きやすいものにぶつけているのではと時折思います。
    ゲームは人を救うことも多々ありますが、絶対に救ってくれるものでもない。

    言い換えれば、
    良いとか悪いとか思う時、その人の中に、人生に、心当たりがあると思います。
    あまりにも特定のものに「悪い」という気持ちを強く持って苛烈になる方は、
    八つ当たりをしたいだけではないでしょうか。残酷なようですが、そう思います。

    Q.グリダニアは単に閉鎖的で偏屈、旧弊を排しない遅れた都市と人々か?
    A.いいえ。
    グリダニアはエオルゼア軍事同盟の設立を先導するなど、調和や協力の類に関して、
    追従を許さない国家ですから、むしろ一番進んでいる国となっています。
    この辺りは新生時代の演説をしっかり聞いて覚えていないと分からないことですが。
    「古っぽい国だから古っぽく考えるはず」という偏見があるように思います。

    カヌ・エ・センナ:グリダニアは、森の調和を重んじ、歴史上も、
    侵略者に対して一歩も引かずに戦ってきました。
    その伝統のとおり、双蛇党は帝国と相対したのです。
    カヌ・エ・センナ:そして、グリダニアが重んじる調和と協調は、
    エオルゼア都市軍事同盟の実効化を促し、
    「エオルゼア同盟軍」の設立へと導いたのです。


    端的にまとめたのに、字数制限にかかってしまいました。続けます。
    (7)
    Last edited by Zigi; 05-28-2022 at 09:22 AM. Reason: 結論部分の太字を忘れていました。似て非なるものを上げていたので正確にし、根拠を示しました。

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