自分が所属する社会や文化と異なる集団、という部分を強調する必要があるので「異民族」「異種族」という呼称がいいかなって思っています。

ただエオルゼアに降り立ち新生編を始めたばかりの人たちにとって蛮族は文字通り野蛮な種族でしかないと思うし、ストーリー上そうである必要もあるため、今まで実装されている集団に関してはこのまま蛮族が相応しいと強く感じています。
それは物語が進むにつれ、彼らにも彼らなりの言い分があり、納得できる部分もあって、我々が所属する社会にも問題があると痛感し、排除ではなく共存を目指せないかと歩み寄り共に進む道を模索する、というメインクエや蛮族クエの一連の流れの果てに彼らは晴れて蛮族でなくなるからだと思うからです。むしろこの長い旅路の果てに彼らを蛮族と呼び蔑んでいた我々も自身に宿る蛮性(ばんせい、野蛮な性質)から同時に解放されたと思うのです。だからこそ、蛮族という呼称は改めるべきでは、という意見が今になって多く見られるようになったと思うのです。

暁月6.0でゾディアーク/ハイデリン/アシエンの物語にケリが付きましたが(ケリにハイデリンキックをかけています)、その裏でひっそりと、蛮族たちとの長きに渡る確執にも一定の決着がついたと感じています。新生の頃からの大きなテーマであったと個人的に感じている、異なる考えを持つ人たちへの理解と共存、という本当に大きなテーマの中核が片付いたと思っています。
これだけ時間をかけて歩み寄って共存を模索し学んできたという長大な過程を無意味にしないためにも、今までに実装されている分に関してはすべて蛮族のままでいいと思っています。ただ今後は別の呼称が良いかもしれないですよね、ここでまだ蛮族って呼んでいたら何を学んだのだおぬしらは!?(CV:ガルーダ)、誰のお陰でウルティマトゥーレまで行けたと思っておるのだ!カッカッカ!(CV:スサノオ)ってなっちゃうと思うので笑

そんな感じで異なっている、という事が肝心なので今後実装される分に関しては「異民族」「異種族」という呼称もありかなって思っています。
あと追記というか補足ですが、そういった考えは全てのNPCに周知されているとは思っておりません。今まで通り蛮族と呼ぶ人もいるでしょうし、獣人と言い改める人もいて良いと思っております。その方がより世界が魅力的に感じるとも思っております。