こんばんは。
私は2型2色覚で、緑色および赤色が判断できません。程度としてはやや強度、日常生活は問題ありませんが、信号の色が分からない、各種標識や色のついた文字列が分からない等は頻繁に起きています。
(「そこに信号があるもの」「標識があるもの」という頭での認識はあるので交通事故等にはなりません。Namieさんと同様に視覚だけの情報で動き回らないよう心掛けています)
FF14は私も新生からプレイしていて、高難易度も含めてそれぞれコンテンツに挑戦とクリアをしてきた身です。
なので、Namieさんの仰る苦労だけでなく、オブジェクトなどに模様があると知った時の叫びたいほどの嬉しさなど、共感できるものが本当に多いところです。文章を読ませていただいて思わず、うんうんと頷いておりました…。
私の場合は「黄色」「青色」以外はすべて濃淡の変わった黄色および青に見えてしまいます。白黒は問題ありません。
たとえばフィールドマーカーなどは色だけで見ると2色しかない(紫は青、赤は黄になる)ので、これはABCD...の記号しか見ていませんしそれで判断するしかありません。
フィールドマーカーならばまだ記号はあるので分かりますが、『絶アレキサンダー討滅戦』のナイサイ(ギリシア文字が浮かび上がるエフェクトが似ていて色だけが違うもの)や、『エデン再生編4層 零式』はNamieさんの仰る時間圧縮・序の砂時計はすべて同じに見えます。
ほか、現在で思いつくのは『エデン覚醒編3層 零式』ではリヴァイアサンのテンポラリーカレントは背景色や水飛沫のエフェクトと光線などが混ざり合ってしまい目を回したこともありますし、最近のところでは『絶アレキサンダー討滅戦』での時空潜行のマーチでは誘導するべき場所が「赤丸のある床」という説明ばかりされていて途方に暮れたこともあります。パーフェクトアレキサンダーフェーズからの床の黄金キラキラ具合も本当に悩みました。
通常時ならほとんど問題ないのに敵のギミック、攻撃エフェクトが混ざる、あるいは背景や床色と同化することによる「分からない」も多発しています。特に『複製サレタ工場廃墟』のラストボスではクレーンの位置が判断しづらいですし、『ルビーウェポン討滅戦』の後半では2体の雑魚に当てる顔とその線が判断できず、苦労しました。
Namieさんが『極魔神セフィロト討滅戦』を例として頂けたので便乗しますが、他のコンテンツ・ギミックでもよくある"緑色ドーム"は濃淡でやや変わるとはいえ実際ほとんど見えません。なんとなく、薄い丸いものがある……というくらいの認識です(色覚異常をお持ちでない方に説明すると学者スキルの『野戦治療の陣』が三段階くらい薄くなったような感覚です)。
セフィロトでは木の根模様の光とそうでない光での判断のほか、やや高音域と低音域の音の違いだけで乗り切りました。笑
メインで挑戦していたのがヒーラーでしたので自分は死んではいけない…という気持ちから出来る限りPTメンバーについていくという事は避けていましたが、それでもどうしても分からないところは友人に動画共有してもらってピンポイントで聞いたりなどはしていました。
しかし、相談相手にすべてのことを話して理解してもらうことはなかなか難しいのでこちらが難しい、見えない、出来ないという事に対して対処療法しか取れないこともあり、そのせいで言い出しにくい、ある程度なら頑張ろうと意地になってしまうこともありました。
動画やサイトでの解説を聞いて「え、あれってそういう色だったの!?」は毎回です。
個人的になってしまいますが、自分の色覚異常についての日記も書いていました(当時感動した祖堅さんの復活ライブに後押ししてもらって一気に書いてしまいましたが!)。
https://jp.finalfantasyxiv.com/lodes.../blog/4740331/
よく言われる事ですが、
アクセシビリティの「色覚多様設定」は現状、PC版でのみしか対応していません。(このことが周知の事項でないことに自分は驚いています)
また、この設定があったところで色覚異常をお持ちでない方と全く同じ状況・色覚で見えるとは断言できるものではないと思っています。
色覚異常は本当にいろいろなパターンがあり、おそらく私の持っている色覚異常と投稿主様のNamieさんの色覚異常でもかなりの違いがあると思います。それが大きな差なのか小さな差なのかすら言葉を尽くす以外の方法では分かりません。
ですが、このような声が上がったことで運営チームの目に触れていただいて、今後よりいっそう楽しいFF14を考えてもらえればと思いまして共感と共に書き込ませてもらいました。声を上げていただいたNamieさん、ありがとうございます。
そして6.0から先のFF14は本当に楽しみです。吉田PDさんを筆頭とした運営チームの皆さんの頑張りを応援しています!