提議の対象となっている「トークン」の定義がイマイチ不透明ですね。また、それに伴う制限の定義も同時に行方不明になってしまっています。
現在の制限は獲得(最新だと450、詩学はなし)・総貯蓄(最新・詩学ともに2000)の上限の2種類があります。
またトークンについては4種類も存在します。最新トークンなのか。詩学なのか。別トークンに吸収出来る型落ち(貯蓄分を別トークンの総貯蓄に転化すると1/4になる)なのか。それすら時期を超えて詩学に一体化されてしまった消滅トークン(貯蓄分は完全消滅)なのか。特に消滅トークンのことを指しての提議であるなら、こちらで展開されているほとんどが別の議論として扱うべき流れになるのではないでしょうか。
このため、今なされている議論が本来の提議の方向性にあっているのかどうか個人的には少々怪しいと感じていますが、今の流れは今の流れで気になることがあります。

そもそも週制限って何のためにあるのか?という疑問が #11 にありますが、確か「Time to Winにしないため」ではありませんでしたっけ。
長時間ログインしてトークンを稼ぎ続けることが出来るひとが、(獲得出来る装備数の上限はあれど)あっという間に装備を揃えて高難易度等にチャレンジしてしまわないようにするため、というのがその後ろに直接、あるいは副次的についてくる要素なのだと認識してました。
最新トークン装備はILの面でも新式を上回りますし、現時点で新式の作成という商機を失うと、少なくないクラフタープレイヤーに大きな損失が発生することになり、#10 の懸念の通り経済への影響も否めません。
あるいは、Time to Winにしない目的ではなく、「あっという間にトークン装備集めきってやることがなくなる」ことを回避する目的でしたっけ。
確かに「実装された分を遊びきったらヨソで充実してまた戻ってきてもらえたら」と寛大な姿勢のFF14ですが、やっぱり「それなりの期間かけて遊んでもらいたい(あっという間に完全消費されるのは悲しい)」という気持ちがあってソフトな制限を課す程度は許されていいんじゃないかと感じます。
ゲームですので、適度な余剰や不便はむしろそれを理解した上でプロセスに組み込むことも、長く遊ぶ・遊ばせるためには必要なのだと思いますし。

それと全体的に、この提案とここまでのやりとりをぼんやりと俯瞰してみると、迂遠に制限の撤廃要求に行き着くように感じられます。ただし、一番最初に触れた通り、およそ定義のほぼ全てが不透明なため確信をもっての感覚ではありませんが。
そうなのだとしたら、個人的には例えそれが短期的にどれほど魅力的に見えても僕は賛成は出来ません。積極的反対に回れるほど現状に満足しているとも言い難いのが個人的なジレンマです。