先日放送された「第57回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の模様を収録した動画を公開しました!
生放送に間に合わなかった方も、もう一度見直してみたい方も、どうぞじっくりとご覧ください。
※YouTubeの画質設定で「720p」を選択していただくと、HD画質で動画をご覧いただけます。
あわせて「第57回プロデューサーレターLIVE」で発表された情報を、ダイジェスト形式でまとめてみました。
すぐに時間が取れないという方は、まずダイジェストをご覧ください!
パッチ5.2実装コンテンツ特集Part2
パッチ5.2実装コンテンツ特集Part2では、パッチ5.2実装項目について実機を交えながらご紹介します。
ぜひ動画もあわせてご覧ください。
◆「追憶の凶星」パッチトレーラー
放送冒頭で「追憶の凶星」のトレーラーを公開しました。
パッチ5.2の公開は2月18日(火)を予定しています。
◆MOD/外部ツールについて
(00:12:42)
昨年末頃より、MODを使用した卑猥なスクリーンショットや高難易度コンテンツでの外部ツール使用がコミュニティでホットな話題になっており、本件に関して開発・運営のスタンスをお伝えする時間をいただきました。
まずMODについて。
MODとは、ゲーム内に存在しないグラフィックやマップなどを追加したり、ゲーム内のプログラムを改造したりするデータです。
なかには、とあるMODによってゲームの遊びの幅が広がり、そのゲームのコミュニティが活性化したため、開発元がそのMODを公認したケースもあります。
このように、プレイヤー/コミュニティ/開発・運営が互いを尊重しあって発展してきた「MOD文化」があることは事実で、それはよい/悪いという範疇で判断するものではありません。
ただし、FFXIVの利用規約においてMODは禁止されています。
そのため、「MODを導入してもいいですか?」という質問に対しては、「利用規約で禁止されています」という返事になります。
また、MODを使用した卑猥なスクリーンショットの公開は、MODの使用可否以前の問題であり、公序良俗に反しているため、お止めください。
こういった行為は、アカウント停止などのペナルティだけでなく、現実世界での処罰にも繋がり得るものです。
続いて、外部ツールについて。
「ツール」という言葉がなにを指しているかは個々人によって微妙に異なり、明確に定義づけることは難しいです。
また、プレイヤーの皆さんがお使いのPCやスマホなどのデバイスにどんなアプリケーションがインストールされているかを開発側が確認することはできないですし、このアプリは使用しないでくださいというお願いをする権利もありません。
そのため、例えば「FFXIVとボイスチャットアプリを同時に使用することはNGですか?」と質問をいただいても、ボイスチャットはFFXIVのデータに直接影響を与えるものではなく、それを外部ツールと呼ぶかどうかという点も曖昧であることから、その使用を止めていただくような返答は難しいです。
そういった定義の曖昧さを踏まえたうえで、開発・運営チームは一貫して「外部ツールは使用しないでください」というスタンスをとっています。
外部ツールを使用するということは、そのプレイヤーのアカウントがリスクを負うことになるためです。
「OKなものとそうでないものを明確に線引きしてほしい」「いっそのこと全部のツールを禁止にしてほしい」というお声があることも理解しています。
しかし、無数にあるアプリやソフトに対して、ひとつひとつOK/NGの線引きをすることはできませんし、ツールという定義が曖昧である以上、「全部」がどの範囲を指すのかの判断もできません。
ただし、他プレイヤーのDPSを計算し、それをネット上で晒して貶めるなどの行為は明確にハラスメントであり処罰対象です。これはツールの使用可否以前の問題です。
また、公式のダメージ計算ツールのご要望を度々いただきますが、実装することはありません。
その理由は、コミュニティで諍いの火種になり得るものだからです。
最後に、ACT等のプラグイン(機能拡張)に対する方針についてご説明しました。
プラグインの中には、ゲームバランスに悪影響を与えたり、メモリを不正に操作したりといった悪質なものがあり、
コミュニティで話題になったフィールドマーカーの自動配置、不可視AOEに自作グラフィックをあてることで可視化しているようなプラグインがこれにあたります。
これらに関しては、ペナルティを受けるリスクが非常に高いものとお考えください。
開発・運営チームとしても以前からシステム側で悪質プラグインを防ぐ対策を進めています。
ツールだったり、通報合戦だったり、ペナルティだったり……それらは普通に楽しんでいただいていればまったく関係のないものです。
プレイヤーの皆さんにはゲームそのものを楽しんでいただきたいですし、我々も皆さんと一緒に楽しく開発を進めていきたいと思っています。
◆フィールドマーカーの追加/保存・復元機能
(00:40:02)
前段でのプラグインへの対応の一環として、パッチ5.2から戦闘開始後のフィールドマーカー配置ができなくなります。
ただし、この対応のみではごく一部のプラグイン使用者のために多くのプレイヤーの利便性を損なうことになります。
そうならないために、フィールドマーカーの種類を「8」に増やし、可能な限りフェーズごとに置き換えなくても賄えるようにしました。
さらに、マーカーの配置をコンテンツごとに保存/再現できる機能も追加します。
なお、他プレイヤーが置いたマーカーでも保存/復元できます。
実機でもご紹介しましたので、動画もあわせてご覧ください。