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    Momorino Kokorino
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    『黄金のレガシー』の占星術師の感想と提案 (3/3)

    つづきです。新効果の細かい説明です。

    ●<アーゼマ><ハルオーネ>
    衰弱状態では、STR・DEX・INT・MNDが25%(強衰弱では50%)低下した状態が100秒続きます。
    現効果のDPS上昇倍率は6%・15秒ですから、衰弱時間を20秒短縮するほうが、総ダメージ量が上昇します。
    免疫が付くので、ひとりに2枚使って40秒短縮することはできません。

    当然ですが、占星術師だけが衰弱を緩和できるようになってしまうと、ロールバランスが崩壊します。
    白魔道士にも強力な蘇生アクションを実装する必要があるでしょう。

    ●<オシュオン><世界樹><ビエルゴ><サリャク>
    新効果は「自分に使った場合のみ」発動しますが、実際には自分をターゲットする必要はありません。
    FF14の戦闘の仕様では、敵をターゲットした状態で、味方単体を対象にするアクション使用すれば、自分自身に使用できるからです。
    この仕様を利用すれば、操作量を増やさずに、間接的にカードを全体化できます。
    単体ターゲットを苦痛に感じてきたプレイヤーにはうれしいかもしれません。

    この方法のデメリットは、占星術師自身に現効果を適用する方法がなくなることです。
    ただ『黄金』環境で半年間プレイしてみて、これらを自分自身に使うことはほぼなかったので、問題にはならないと考えています。

    <オシュオン><世界樹>の新効果は、<アーサリースター><ホロスコープ><マクロコスモス><サンサイン>の発動までの時間を延ばすものです。 占星術師の大きな特徴である時間差系のアビリティを、さらに奥深くしてくれます。

    <ビエルゴ><サリャク>の新効果の全体ノックバック無効はコンテンツ次第では非常に有用です。
    敵を1、2発多く殴れてDPSがわずかに上昇するかもしれませんが、ノックバックのタイミングでしか使用できないので、大きな問題はないと判断しました。

    むしろ問題になるのは、敵のいる場所からノックバックした先で塔を踏むようなギミックです。
    近接職はノックバックしたほうが楽で、魔法職は無効化したほうが楽なので、相性が悪くなります。

    また、ロールバランスをとるために、白魔道士にも似た効果のアクションが必要になるでしょう。


    [補足]今回の提案で必要となる白魔道士の強化案
    占星術師のスレッドで白魔道士の強化について述べるのはおかしいかもしれません。
    しかし今回の提案では、強力な効果を提案したので、ロールバランスに配慮するべきだと判断しました。
    ロールバランスの大切さは『黄金』のピクトマンサーをとりまく状況を見ればよく分かります。
    あれほど完成度の高いジョブが、歓迎されるどころか弱体化要望の対象になってしまっている理由は、ロールバランスにほかなりません。

    ここでは、わたしの提案が仮に実装された場合、必要となるであろう白魔道士の強化を扱います。
    現在の『黄金』環境のロールバランスの分析や改善案の提案は行いません。

    [補足1]強力な蘇生魔法を追加する
    [提案2]で<アーゼマ><ハルオーネ>に、衰弱・強衰弱の効果時間を短縮する効果を追加しました。
    これに合わせて、白魔道士に<アレイズ>を実装します。

    ●<アレイズ>
    魔法/詠唱8秒/消費MP2400/固有リキャスト120秒
    対象を蘇生する。対象のHP・MPを全快させ、衰弱・強衰弱状態の効果時間を30秒削減する。
    対象には衰弱状態が切れるまで免疫が付き、さらなる衰弱短縮効果は受け付けない。

    ワンボタンに凝縮された強力な効果。これが白魔道士の個性だと、わたしは思っています。
    ちなみに、<アーゼマ><ハルオーネ><アレイズ>の効果は、状況次第で強さが変わるように、軽く試算をして決めました。
    試算では、DPSが蘇生されてから120秒間に敵に与える総ダメージ量を概算しました。
    ピュアDPS1名が戦闘不能になった場合、衰弱短縮秒数が30秒と長めの<アレイズ>のほうが、1.1%ほど強力です。
    一方で、ピュアDPSとレンジDPS、2名が相次いで戦闘不能になった場合、両名の衰弱を20秒ずつ短縮できる<アーゼマ><ハルオーネ>のほうが、1.5%ほど強くなります。

    [補足2]<テンパランス>に方向指定無視+詠唱時間短縮の効果を追加する
    [提案2]で<ビエルゴ><サリャク>にパーティ全体へのノックバック無効効果を追加します。
    この効果とバランスをとるために、<テンパランス>を強化します。
    方向指定無視効果は、近接物理DPSのためのもので、トゥルーノースと同じ効果です。
    詠唱時間短縮効果は、遠隔魔法職のためのもので、短縮量は0.5秒を想定しています。
    GCDはそのままなので、DPSは上がりません。

    占星術師と比較してみましょう。
    <ビエルゴ><サリャク>の新効果は、パーティ全体に恩恵がありますが、ノックバックがないコンテンツでは無意味です。
    対して<テンパランス>の新しい効果は、タンクや遠隔物理職には恩恵がありません。
    しかし、これで<テンパランス>と<ディヴァインカレス>は、軽減・回復強化・バリア・継続回復・方向指定無視・詠唱短縮の効果を持ちます。
    集合・散会する必要のあるダメージの高い攻撃をしのぎながら、こちらもボスに攻撃し続けなければならない状況に、わずか1ボタン・2アクションで対応できるのは明確な強みになります。


    最後に
    フィードバックを考えるたびに想像するのは、実際に改修を行う開発チームが直面するであろう困難の数々です。

    一枚岩ではないプレイヤーたちの相反する意見を取り入れること。
    ゲーム内外で変わり続けるトレンドに対応すること。
    コンセプトを守りつつプレイヤーに変化を感じさせること。

    『紅蓮』『漆黒』『暁月』――ときに毀誉褒貶に晒されながらも、開発チームの皆さんは、これらの困難に向き合い、改修を続けてきました。
    その挑戦の事実こそが、開発チームの皆さんの実装力と勤勉さ、発想力と情熱を、わたしが信じつづけている一番の理由です。

    そして今回も、開発チームの皆さんは改修を決断し、仕様を策定し、ゲームに実装し、さらに実装後の要望に迅速に対応してくれました。
    わたしにとって『黄金』の占星術師は「今までで一番完成度の高い占星術師」になりました。
    改めて感謝を述べさせてください。本当にありがとうございます!
    (0)
    Last edited by Momorino; 01-07-2025 at 06:11 AM. Reason: 表現の修正

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