PLLの吉Pの言葉を何度も反芻していました。
ランダム要素ってそんなに悪ですか?
だったら踊り子や詩人、赤魔みたいなprocジョブだって消すべきじゃないですか。

問題は2点。
1.下振れした時のリカバリー手段に乏しい
踊や赤の場合、procがあまり発生しない場合の救済手段的な位置づけで、それぞれフラリッシュ、アクセラレーションがあります
詩人の場合はゲージの伸びの最低保証としてエンピリアルアローによる上昇があります。
今の占星は通常カードにリドロー1回しかありません。マイナーアルカナに関しては、どちらが上方向のブレかは分かりませんがリドローできずブレを受け入れるしかありません。
この点で言うと漆黒のリドロー3回+後期スリーヴドローは下振れた時のリカバリー、救済手段として非常に優秀だったと思います。
暁月でリドロー回数を減らされたわけで、そうしたらランダム要素への反対の声が大きくなるのは当然で、自作した仕様による自演みたいなものですよ。

2.試行の頻度
今の占星術師は30秒に1回カードが引けて、大雑把に言えばそれが当たりか外れかの一発勝負。
対して踊り子がこの30秒に12回のWSを打った場合…
proc2回以下の大外れの確率が1.93%
proc5-7回の「それなり」の確率が61%、4-8回まで広げると85%
proc11回以上の大当たりの確率が同様に1.93%
という分布で、ランダム要素はあるけれども試行回数で大体それなりの真ん中ぐらいの結果に収束するのです。
こちらの点に関しては、暁月のアストロダイン3シンボル目の効果がさほど大した効果でないという点で、当たりを引いた時と外れを引いた時の差を抑えて、一発勝負だけどどっちになっても真ん中から大きく外れないという設計が、今となっては良かったんじゃなかったとさえ思えるようになってきました。

以上2点、ランダム要素とも上手く付き合う方法はあるのです。
というか踊り子等がそれをきちんと証明している訳です。
なので、ランダム要素が嫌という声で消しましたというPLLでの主張に対しては、ランダム要素を上手く扱う手段を熟考する事を放棄した結果で、そんな怠慢と呼びたい諦めか短絡的思考かによって占星術師の楽しさが破壊されたと思っています。
ランダム要素を残したまま、それでも上手く下振れをカバーする手段を用意したり、ブレ幅を控え目にする等で、受け入れられる方法はあるはずです。
ランダム要素の復活、というか続投を強く望みます。