インフルな気配のするプロデューサ/ディレクタの吉田です。

ボイスチャットに関する熱い(?)議論ありがとうございます。
以下、吉田の方針を記載させて頂きますね。

■結論から言えば■

新生以降もFFXIVで公式にボイスチャットをサポートするつもりは今のところありません。

■コミュニケーションレベル■

吉田もプライベートではオンラインゲーマーですので、MMOやMO/FPS/格闘ゲームなどを
プレイする際には、ボイスチャットを使っています。
しかしあくまでこれは「コアなメンバー」での局面に限っています。

MMORPGでは「チャット」が一般的かつ最大のコミュニケーション手段ですが、
これは文字ベースであるがゆえに、ある程度気軽に使えるものです。

ですが、不特定多数の相手に対して「声を発すること」はとてもストレスが高いです。
リスクは別記しますが、コミュニケーションレベルがチャットに比べ2-3段高いと考えています。

■メリットとデメリット■

既に皆さんの中で多くの方がお話しされている通り、

・ボイスチャットが公式にサポートされるとレイドなどで「ボイスチャットを強制」される場合がある
・特に女性がハラスメント行為を恐れて「声」を発することを敬遠する可能性がある
・マイク/サウンドデバイスのアリ/ナシの環境格差が発生してしまう
・ネットワークの帯域を消費するため帯域の拡張コストが発生する
・「生声」にならないようサウンドエフェクト処理などが必要となる


やはりこの辺りが最大のデメリットです。

メリットとしては

・チャットよりも高速かつダイレクトコミュニケーションなのでPTプレイ時の連携が取りやすい
・リアルでも知り合いになるほど仲が良ければ、電話のように使えて便利


辺りが大きいでしょうか。

■ボイスチャットの代替え■

ボイスチャットはSkypeやVentなど、素晴らしい代替え手段が多数存在します。
公式にサポートさえしなければ「いいからボイスチャット使えよ!」と強要されるケースは、
相当少なくなると思いますので、LS内やいずれ実装となるフリーカンパニー内で、
合意ができれば、外部のボイスチャットソフトの使用をご検討する方が、良いと考えています。

■まとめ■

FFXIVはグローバルに、少しでも多くのお客様に、安心してプレイして頂けるよう、
運営を続けるつもりでいます。
技術的にはサポート可能であっても、やはりコミュニケーションに関わる仕様については、
「公式化」することが、ストレスにならないよう、慎重に判断する必要があると思っています。
というわけで、ボイスチャットに関しては、公式対応の予定がありません。