装備修理や装備が壊れる事が有るRPGって、色々とやった事ありますけど、よくできたゲームの場合はそれが、ストレスでもあるけど面白さにも結び付いてました
開発陣の方が「ある程度の不便を楽しんで欲しい」と発言していたそうですが、僕は14のこういった「生活感的、冒険的不便要素」が、満足に面白さと結びついていないと、ずっと感じてます


使い続けると装備品が壊れるから「対ザコ用の武器と、本気用の武器を持ち歩く」とか、「拾った装備でなんとかやりくりして、スリルと緊張感が味わえた」とか、「町から離れて随分と冒険してきた、さらに進みたいけど町や拠点らしい物がないから、しかたなく修理などしに帰ろう」とか

「ある程度の不便を楽しんでほしい」と言うなら「その不便が楽しめるゲームの基礎を作り直して欲しい」と思います

このゲームは結局、「RPGらしい不便を楽しませたい」のか、それとも「インスタンスを行き来して、装備更新と新コンテンツの攻略をメインにサクサクと楽しませるスタンス」なのか。
この「不便だけどその過程なども含めて楽しんでもらうスタイル」と「メインの面白さをサクサクと体感させて短時間プレイからでも楽しめるスタイル」という、ある意味で相反するスタイルの「両方の美味しいところや面白さ」を求めるあまり、「どっちからみてもイマイチなゲーム」に成っているのではないか、と僕は感じてしまいます

これはつまりは「不便を楽しませるゲームとして失敗している」という感じです
僕にとっては14は「RPGとしてみたら、非常に味気ないゲームである」という印象です^^;