なんとなく作文していたら、前振りが恐ろしく長くなったので折りたたみ
戦闘系のコンテンツが拡充されていく理由はよく分かります。誰もが慣れているので扱いやすいからです。作っている側もそれを使う側も今までに何度もやったことの延長線上にあるので扱いやすいんです。
まずは慣れていて扱いやすいものから手を付けていくやり方は全然かまわないし、そのほうが私も取っつきやすいです。
プロデューサー/ディレクター自身はギャザラーやクラフターを軽視しています。実際に彼の文章を読めば解りますが、公平に扱っていれば「装備」と書くであろう箇所が「武器」や「防具」という表現になっています。特に武器は戦闘系だけを指す単語でしょう。全体を話しするなかでも、たいていは戦闘の話から入ります。LIVEで「ギャザラー」という単語が登場したのは、かなり最後のほうで、特化した話題はありませんでした。
強い意識として戦闘系だけを考えているつもりは無いのでしょうが、実際にはギャザラーやクラフターを軽視する結果になっています。恐らくFFXIVのコンテンツも問われれば「クラフターやギャザラーを軽視しているつもりはありません。公平に考えています。」のような答えをするんでしょうが、現実にそうなっていないのはとても残念な点です。
彼自身はMMORPG=テーマパークのような物であるべきだと考えており、その考え方は賛成できるし共感できます。好意的にみれば、戦闘だけでなく、製造や制作や生産といった部分に対する自分自身の考え方を変えようとしていると見受けられる点もあります。
私は戦闘を面白いと思いますし、それがたくさん提供されるのはかまいません。ただ、過去に色々なゲームをやっているので、飽きるのも早いと思います。最近実装されたイフリート戦についても、期待したし実際やって面白いと思いました。同時にただのアイテム集めが目的にならなければいいのにという思いもありましたが、それはかないませんでした。
私のように戦闘が面白いと思う人はたくさんいるでしょう。利用者が多く見込めるものへの対応を優先的に実行するのもかまわないし、当たり前だとも思います。ただそれだけでは、飽きるのも早くなります。また、今までにあまり体験したことの無いMMORPGをやってみたいとも思います。
クラフターはそれなりに面白いと思います。みんなが装備しなければならない物を作ることができます。他人に必要とされる事はとてもモチベーションが上がります。作る課程で工夫すれば、特別良い性能を持った装備を作る事ができるかもしれません。運の要素が強い工夫なので、その点はもう少しなんとかならんかなぁとも思います。実際に装備して使ってくれたの見ると満足できます。仮に、それが3日後には装備しなくなるものだとしてもかまいません。ロールプレイするゲームなのだからリアルよりはるかに時間の経過が早いのがあたりまえだとも思います。
私はギャザラーをあまり面白いとは思いません。理由は、ギャザラーのLVがあがっても特別な事ができないからです。ギャザラーで工夫できる遊び方があるように思えないからです。このあたりは実際に体験していないので、厳密には違うかもしれませんが、私には魅力的なものとして見えません。コツコツと続けていくと成長していくRPGの初歩的な部分は感じられますが、それ以外は何かあるように思いません。
戦闘系のコンテンツが多いから、必然として戦闘系の人口が増えるとも思います。その結果更に戦闘系のコンテンツを中心に拡充されていくという循環なんでしょう。逆の見方としてクラフターやギャザラー向けのコンテンツが無いから人口が増えないと思います。
テーマパークのように誰もが楽しめるMMORPGを目指しているのであれば、ほっといても比較的人口の多くなるであろう部分だけでは無く、そうでない部分をも含めて全てを充実させて欲しいと思います。
クラフターやギャザラーを中心に作り上げられたMMORPGの中の一時代というのがあっても面白そうとは思います。今までに無い未曾有の体験ができそうです。私はそういうMMORPGを遊んだことがありません。
私は欲張りで我がままなので、他のMMORPGには無い色々な遊び方をしたいとFFXIVに期待しています。だから私があまり遊んだことのない遊び方でも楽しみたいので、今はあまり遊んでいないクラフターやギャザラーも楽しいと思えるようにコンテンツの拡充は必要です。