グランドカンパニーの演出について、フィードバックします。

このスレッドを作る前に、別スレッドに最初のコメントをしたら、それに対してたくさんのコメントがついたので併せて下にリンクを書いておきます。ですけど、なるべくそちらは読まずにこのスレッドで趣旨が理解できるように書こうと思います。

グランドカンパニーに不満

9/26現在グランドカンパニー復古祭というイベントが開催されていて、街中で兵士を募る雰囲気でNPCが宣伝をしています。花火をもらえたりもするので、雰囲気的にはまさしく「お祭り」というカンジです。

また多くの人が望むチョコボの所有は軍票と引き換えという条件だったり、新規コンテンツのレイドダンジョンなど、今のところグランドカンパニーという「帝国と戦う」をメインとしたコンテンツは、FF14の柱になろうとしています。

そういう状況ですけど、今のところのグランドカンパニーの演出には、私には少し入り込めない不自然さ、違和感があります。それは帝国と戦う動機付けの演出が弱い・不自然なことからだと思います。

例えばFF11ではオープニングムービーからはっきりと世界の状況が示されていました。

ずっと昔に人々は蛮族と戦うために団結し、でも敗れてしまい、それから数十年が過ぎた今また立ち上がろうとしている、というストーリーが分かりやすく示されていて、すごく感情移入できました。

かたやFF14ではそういう状況はオープニングムービーからはほとんど感じられません。カフェからはじまるシーンを見ると、主人公とその仲間はリーヴを稼業とする割とフリーランスのようなカンジで、戦闘シーンでも戦っているのは蛮族でなくてモンスター。その後派手な戦闘シーンがありますけど、こちらもドラゴンと戦艦の戦いなので、主人公たちが帝国と戦っているという雰囲気はしませんでした。

FF14のムービーが悪い、ということを言いたいんじゃありません。私には「カジュアルな雰囲気ながらもFFらしい深い世界設定もある」というFF14のコンセプトのようなものが感じられたので、印象は悪くありませんでしたから。でもこのムービーは帝国と戦う強い動機付けにはなっていないと思います。

そもそもグランドカンパニーは最初のFF14立ち上げ失敗からの軌道修正コンテンツなので、最初のコンセプトと合ってない面があっても仕方ないと思います。ただその分、動機付けを強く演出をしてくれないと、どうしても「これから戦いだ!」というイベントがまさしく単なるお祭りにしか見えなくて、浮いてるように感じてしまい、演出する側がそういうつもりじゃなくても、国威高揚を無理やり煽ってるようにさえ私には感じられてしまったぐらいです。

これから各地に蛮族拠点ができて、帝国が侵略してくる、今までののんびりした状況じゃなくなった、みんな戦おう!という雰囲気が強く出てくるんだろうと思いますけど、個人的には先に蛮族拠点が出来て、脅威が分かりやすく示されてからのほうが自然だったかなあ、と思います。

もちろんムービーとか脅威を感じられるマップの改変とか、そういう感情移入しやすい演出を考えると、基本コストのかかる方法しかなくて、時間的な制約から無理があるのは想像できます。ただその分、ゼーメルやトトラクに「状況の偵察」に行ったぐらいでは強い動機付けになっていないのも事実なんじゃないかと思います。

丁寧に説明したくて長い文になってしまいましたけど、さらなる自然な形での帝国との戦いの動機付けの演出をお願いしたいです。

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コメントつける方にお願いですけど、「戦争反対!」とか「殺すのはよくない」とかそういうことを言いたいわけではないので、そっち方向の是非でレスするのはご遠慮いただければありがたいです。

また本来は戦争をメインコンテンツにしていくのには、私がFF14から最初に感じたカジュアルさから遠いところがあるんですけど、それはまた別のスレッドでディスカッションしたいと思うので、趣旨を推敲して立ち上げたいと思います。