私的な考察だと、例のシーンと、最後の月(?)の上での白衣アシエンの語りから
現在は人界のために戦う光の戦士も、その力を強めていくことで、いずれ光と闇の均衡が崩れ、
悪い意味での特異点になっていくのかなと考察しています。

蛇足ですが、人間社会の面で見ると闇の存在のアシエンの行動は迷惑極まりないものですが、
文明や倫理、そういった人間世界の概念を取り払って考えてみた時、
光と闇は、あくまで万物にとっての均衡を意味するだけのものであり、
アシエンの行動は善悪という観念を超越した世界の均衡を保つためのお話に過ぎず、
また、訪れる先々で英雄扱いされていく光の戦士も、その力が人間世界には過剰なものと異端視され、
TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ』の主人公キリコ・キュービーのように
その存在そのものが争いの火種になっていく。
そういったお話へシフトしていくのかなとも感じました。

Nikobouさんの考察に近いでしょうか。