危険なお使いしてたら、いつのまにか英雄として祭り上げられて、お祝いの大団円だった対帝国のガイウス&アルテマ戦とは対照的に、
冒険者を取り巻く世界も内心も暗澹たる中、それでも自分にできることを探して次の舞台へと歩み続けなくてはならない、
というドラマの幕引きとしては、嫌いではないですね。
ただエオルゼアの「希望の灯火」がドラゴンヘッドに匿われてるだけでは、あまりにもかそけきものなので、
せめてスタッフロール後に、もう少し掴みが欲しかった気はします。
闇落ちしたラウバーンの一方で、ナナモ様らしき人物がアマルジャと共にササガン王の墳墓で息を潜めているとか、
各国の指導者や親しい人々が「このままじゃダメだ」と模索する様子や、
もっと「希望の灯火」は冒険者の縁によって、冒険者の無事を想って、エオルゼアの各地に灯されている、
というような救いもあったなら、テンション上がりますね。
あと贅沢を言うと、せっかくのスタッフロールのBGM、
2.0完結編らしくシヴァやラムウのフレーズが入った新作だったら、それぞれのシーンを思い出して感慨深かっただろうにと思います。