命中率が低いというのは斧に限らず全ての攻撃において私もひしひし感じておりました。
(魔法はちょっとだけ話が変わるので今回は抜きでお話します)

一撃が重要なゲームにおいて、その一撃を外しやすいというのは結構致命的です。
ゲームのシステム云々というところを飛び越えて、プレイヤーの精神的なダメージも大きいです。
アクションにしろRPGにしろ、当てる、避けるというのは非常に重要な意味を持ちます。
ばかすか当れば気分が良いですし、ばかすか外せばストレスも溜まります。

そしてこのゲームの最大の問題は二通りの命中がパターンが存在する事です。
それは、自ら攻撃を外すミスという命中の計算と、命中率と回避率の計算で負けた際の相手に回避されるというこの二通りです。
後者は分かりますが、前者の概念が全く理解できません。
対面戦闘において、攻撃の意志を持って攻撃をしているのにも関わらず、それを自ら外すというのはどういう状況なのでしょうか?

相手に回避されたのであれば分かります。もう一度言いますが、これは回避という後者の判定ですから理解出来ます。
しかし回避された訳ではないのにミスというのはなんなのでしょう?
理屈で考えると、ミスというのは回避行動を取られる前に何かしらのアクシデントによりミスをした、という事になりますよね。
相手が回避行動を取って回避という表示が出るのですから、ミスはそれ以外の状況であるという事になります。

武器でも落としたんでしょうか?手でも滑ったんでしょうか?何かに躓いて転んだんでしょうか?
ランク1や2程度の武器の扱いが不慣れな冒険者ならば、それくらいのドジが”極稀に起こる”のならばまだギリギリ理解出来ますが、
R40や50まで到達してるような達人クラスの人間が自らのミスで攻撃を外すという状況を頻繁に行うとは到底考えられません。
普通にで考えても、相手に回避の選択をさせる前に自ら攻撃を外すという状況はそうそう考えられないでしょう。

このゲームの命中率がやたら低く感じるのはこのミスという謎判定の所為かと思われます。
プレイヤーは基本的に攻撃を外したというインパクトの強い結果だけが記憶に残りますから
実際の命中率より更に低く感じるのは当然の事です。
なので、命中の計算式をどのように組まれているかは存じませんが、私はミスという判定の消去を要望します。

ただしこれが回避もミスも実は同じ判定で、ただ表現が違うだけという事であるならば
まず攻撃を外した際は回避以外の表示は無くして頂くよう強く要望致します。
命中率の計算式に関しては既に上方修正が決定されているようなので、現状では何も言いません。

本当にミスだけは全く理解出来ないのでどうにかして頂きたいです。