――私も何年ぶりか忘れましたが、「FFXIV」を遊び始めてからスクエニのサーバーまでのPingを調べたりしました。(笑)。なんでかというと、真タイタン戦でランドスライドで落とされるという苦い経験をしたからなんですが、「絶対避けているのになんでやねん!」と思って調べたら、そのときには外出先でスマートフォンのテザリングを使って遊んでいたんですよ。で、調べて見たら確かに遅かった。改めて自宅で計ってみたら、普通にPing1桁で、もう軽々と避けられたんですね。「旧FFXIV」はサーバーラグが酷いゲームでしたが、「新生FFXIV」の場合、ラグってる場合は、大多数がローカル側の環境の問題ではないかと思うんです。しかし、いまだにスクエニ側、ゲーム側の問題だという発言も散見されてツラい感じですよね。
吉田氏:それについては、僕の立場からは言いにくいので、GAME Watchさんでぜひ(笑)。
――是非というか、凄く簡単な話だと思うんですよ。自分のプレイ環境から、ゲームサーバーまでのPingを調べるツールを公開するだけで、簡単に片付く問題だと思うんです。
吉田氏:オフィシャルにそれを促すのは、多数の通信事業者さんがいる上では難しいですよね。
――でも、IPは全部特定されているわけですから、ベンチマークプログラムで自分のPCのパフォーマンスが客観的にわかるように、Pingチェックツールを出して客観的に何が原因なのかを伝えることに何の問題もないと思うんです。今の状態ってかなり不幸だと思うのですよね。「新生FFXIV」正式サービス後もずっと言われ続けているじゃないですか。今になっても無くならないということは、やはりそれだけ勘違いされている方も多いということですね?
吉田氏:うーん、僕らが公式に言えるのは「本気でコンテンツ攻略する場合は、優先環境をオススメします」くらいでしょうか。でも難しいのです、ここは。「オンラインゲームを作っているならそれくらい保障してくれ、ユーザー環境のせいにすべきじゃない」と言われることもありますし。それを見越して、避けられるように調整すべきだという意見もあって。
――そんなのムリでしょう。