Quote Originally Posted by osero_osero View Post
パーティーボーナス1%の範囲に収まる調整ができていればレンジ単体の火力が低くてもパーティーにいる事でトータル火力がマイナスになる事はありません。
むしろその状態に調整する事でギミック処理に対するDPSロスを抑える事ができるジョブ・ロールが居ればそれだけでトータルがプラスになります。

これも同様の話でそもそもパーティーボーナスの範囲内の調整になっていれば天秤にかける必要がなくなります。
5.0からのパーティーボーナスの仕様は各ロールが存在する事で発生し重複もしないので、
1%内の範囲に調整できればレンジに限らずロールが欠ける事自体それだけでPTDPSの損失となります。
そもそもその「パーティーボーナス1%の範囲に収まる調整ができていれば」という設計が妙に難しいのが「レンジロール」の危ういところなのです。

例えばメレーとキャスターはそれぞれ特徴が違う火力の足かせを持っていて、故にほぼ同じ水準の火力を与えることができます。
万が一調整によってパーティボーナス以上の火力差が開いてしまったら、このロールたちに関しては単純に差を縮めればいいのです。
更に、この両ロールはある程度互いの足かせを打ち消し合うことができます。更になんと、パーティボーナスまでつきます。超お得。1枠ずつほしいわね。

つまりどのようなコンテンツデザインでも、なんならパーティボーナスがなかったとしてもこのロールたちはどちらも採用すべきであり、パーティボーナスは更なるプラスにしか働きません。

で、レンジが担っているのは「コンテンツデザインとメレー+キャスの足かせの組み合わせによって生じるDPS凹みをできる限り平らにする」支援です。
しかし、そもそも「メレーとキャスターのみで補いあえる凹み」なら火力が低いレンジを採用する意味はなく、多少凹んだとしても結果的に火力の高いメレーやキャスターを採用した方が凹みが少ないのなら、レンジを採用する意味はありません。
また、コンテンツデザインを含めた様々な要因で他DPSロールとパーティボーナス以上の火力差が開いたとしても、レンジ自体の火力はメレーやキャスターとは並ばせることはできず、単純に上げればいいということにはなりません。
DPSロールで唯一レンジだけがどうあがいてもコンテンツデザインに影響し、更にパーティボーナスがプラスに働くかどうかを選択される立場にあるということです。

この状況ってものすごく不安定な状態ではないでしょうか?

紅蓮まではこの不安定さを「支援」に尖らせることで解決していました。
そのため火力に関するシステムはそのままに、レンジロールが支援を薄めて他に補える要素が減れば減るほど不安定さは顕著になっていきます。

そもそも漆黒でこういった支援要素を限りなく薄くする予定だったのであれば、より大事になるだろう「火力の天井」部分に手を入れて欲しかったなあ。
今更言っても仕方ないですけど。

Quote Originally Posted by osero_osero View Post
上述の事からこちらは全くの逆であると私は考えます。
「火力上昇に直接的な評価がされない、相対的な評価しかされない支援を多く持つ方向性」に進む方が漆黒では結果的に席が無くなると思います。
火力要素を削って持たされる支援要素はそれらを用いられる状況が無い限りそれこそ居るだけで火力的にはマイナスにしかなりません。
なら「レンジ全体」がそれら「支援を持ったまま」パーティーボーナスの範疇に収めればいいかというと以前にも言ったとおりそれでは漆黒では持ちすぎてしまうこと、
また機工士あたりは今のコンセプトと大きく方向転換させてしまうことになりますので難しいです(詩人起点で起こった話となれば尚更振り回すだけです)
では詩人だけがその状況になれば良いかと言えば今度は詩人だけが強くなりすぎますのでレンジ内のバランスが取れません。

~略~

TimberManiacsさんも以前から「数値的に弱い部分があるということであれば声を上げて調整していくべきだとおもいます」とおっしゃられていますが、
それらが声を上げてもバランスとして調整できない状況として実装されるのがこの方向性です。こちらの方が私は望みません。
そもそもパーティプレイとして「火力」はクリアの手段の一つと考えており、「目的」ではないと思っています。
もちろん難しいコンテンツであればあるほど「火力」の重要性は上がりますし、敵は倒せなければ意味がないので一番大事な要素であろうとも思いますが、「耐久」や「回復」を担っているタンク・ヒーラーロールがある以上、その仕事の一部を援助することも決して無駄にはならないはずです。
攻略をより安定させるというのも大事な要素だと思います。
(私はそういった役割が楽しかったので意見がそっちに寄りがちというのもありますが)

実際こういった支援を持ったジョブは他ロールにもありますね。
でも、仰る通りレンジロールの特定ジョブにそういった要素を持ってくると一気にバランスが崩壊します。
火力の天上が低いため、支援を持っていないジョブにその支援分の火力還元ができず、ジョブ間の差が付けられないからです。
反対に、全体的に火力を下げてその差を調整しようとすれば、今度は一番支援に寄ったジョブがDPSとしてのクリア水準を満たしにくくなります。
つまり、レンジロール全体として特徴付けできる幅が異常に狭いのです。

Quote Originally Posted by osero_osero View Post
以前も何度も言ったように今の漆黒の状況では「レンジ全体」を支援の方向性に持っていく事が難しく、
「それ故に」詩人単体でも支援の方向性に舵を切るのが難しくなっているかと思います。
6.0拡張の方向性の話をするというのであればよいのですがこれ以上5.xの詩人にそれらを求めるのは非常に難しいかと思います。
レンジ間の都合で支援へ舵を切れないのと同じように、このままでは他DPSロール間の都合で火力へ舵を切ることも難しいと思っています。
それくらい今のレンジロールは歪んでいて、乗っかってる3ジョブのあり方まで歪んでいる気がするのです。

火力が欲しいというご意見も理解はできるのですが、それならば何故この火力天上の是正の話が出てこないのかが不思議です。

「いやもうこれ5.Xじゃどうにもならんよ」というお話を前提にするならば、もうパーティボーナス要員であることを受け入れて、ギミックくらいはレンジ有利になるように祈るしかなくなります。
だったらまだ、私は支援で仕様が尖ったほうが面白そうに感じてはしまうのですが。