ハイエンドコンテンツでは制限時間内に一定の火力(DPS(Damage Per Second))
を出さないとクリアできないものが存在しています。
しかし、Damage Dealer(語弊を避けるためDD使います)自身は、
自分がどのくらいの火力を出しているのか全く知ることができず、
未熟な装備やアビ回しのままハイエンドコンテンツに参加、
自分もPTメンバーも原因が分からないまま改善もされず、
最悪の場合にはギスギスの原因にもなったりしています。

火力についての気付きのきっかけが欲しいなということで、以下のような提案をしてみます。

案1:木人をバージョンアップ
単位時間当たりのダメージ結果を教えてくれる。
これにより、PTメンバーを募集する側は、「木人で○○ダメージ以上を出せる人」という募集の仕方ができる。
条件を満たしていない人には、アビ回し改善のきっかけとなる。

案2:一定の火力を出せないと次のコンテンツが開放されないクエをはさむ
例えば、侵攻編の前に、「あそこに行くにふさわしい人物を募っている」とかなんとかで、
一定以上のDPSが出せないとクリアできないクエをはさみ、そのクエのクリアを侵攻編への参加権とする。

案3:ボス戦前に、各DDが破壊しなければならない関所がある
各コンテンツに必要な最小限のDPSを出せている場合のみボス戦に進める。
4人まとめての破壊だと結局「誰が足りてない?」となってしまうので、4人が別々に挑戦。

案4:PTメンバーそれぞれが与えたダメージの比率が分かる
例えば、ボスのHPで削った部分に対して、Aさんは赤、Bさんは青などの色で削った量の比率が分かる。
あるいは、全滅後に先ほどの戦闘ではこうでしたとパイグラフや棒グラフなどで比率が分かる。

案5:ジョブクエを延伸し、アビ回しについてレクチャーする
可能であれば、案2のような火力チェッカークエも設け、プレイヤー全体のスキルを底上げする。

案6:戦闘中の火力の過不足を表示する機能をクライアントに実装する
例えば、ヘイト値ではなく、ダメージ値で赤(十分な火力)>緑(火力不足)で表示してくれるメニュー。