今、いったいどれくらいの人が、モンスターとの相性を考えて魔法を使っているだろうか。
これは私や私の周囲にいる人から私が受けた印象に過ぎないが、恐らく
[SIZE="5"]「そんな事考えてねぇ」[/SIZE]
というのがほとんどの幻術士の本音ではないだろうか。
勿論これは、属性におけるモンスターとの相性が存在しないから、というわけではなく
ヨシPが現在取り組んでいるという、ギルドリーヴという諸悪の権化の特性によるものではあるとは思うのだが。
本来属性の相互関係というのは、FFシリーズにしろDQシリーズにしろ、ポケ◯ンシリーズにしろ
お互いに何らかの弱点や非弱点関係にあるはずである。
相手の属性を知り、その属性に対して有効な属性に対して挑むという行為は、少なくともプレイヤーに知識を求める。
それは戦闘に奥深さを出す要素であり、もし仮に幻術士が、6つの属性魔法を使う此殿できる魔術師なのであれば
その6つの属性を如何に使いこなすかという点は、それは即ちその幻術士の上手・下手に関わってくる点であるべきではなかろうか。
現在の、
「魔法?^^取り敢えず何でもいいや^^ 派手だから炎の魔法がいいかな^^」
という発想も、決して悪いとは言わない。
が、やはりせっかく6つも属性があって、6大属性という世界観があるのなら
様々な点に於いて、この属性というものは、重要視されるべき点であるべきではなかかろうか。
この点が軽視されていることによって、問題となってくる点がある。
それは、”呪術士との差別化”である。
現在、呪術士と幻術士では何が違うか?
と聞かれて、はっきりと言えることは、攻撃の範囲くらいのものである。
現在、この二つの職業はどちらもある程度敵を攻撃でき、ある程度味方を回復できる。
また、アーマリーシステムという、”一見自由そうに見える無責任さ”がこれを加速させ
”どの職でも何でもできる”、という悪い自由が蔓延している。
(恐らくこれは「どの職でもなんでも出来るようにしたかった」、という点も少なからずあるのだろうが
それよりはどちらかというと、職と職とのバランスを考えている暇がなく
はっきりとした職差別が出来るよりは、どの職業でもある程度戦えるようにし
一部の職だけが強すぎる、一部の職だけに強いスキルがあるといった状態を避け
どの職業でも他職のスキルを使えるようにすれば、プレイヤーからの不満の声も少ないだろうという
超応急処置的な判断によるものであるとは思うのだが。)
属性魔法という存在が意味をなさず、幻術士と呪術士との差が攻撃範囲くらいしtかないというのは
それではあまりにも、無個性ではないだろうか。
荘厳なるスピリチュアリストが木陰で泣いているような気がするのは、私だけではないだろう。
よく物語、この場合はファンタジー色の強い物語では登場する多くの魔術師に、得意な魔法、苦手な魔法というものが存在する。
FF14の幻術士の場合、そういったものは存在するのだろうか?
すべての属性を使いこなせるというのは、勿論そういう設定なら一向に構わないが
私から言わせれば、それは「勇者様的発想」ではある。
属性を一つ使える魔術師であるとか、属性を二つ使える魔術師であるとか、それによってまた面白い組み合わせの魔法があったりしてもいいのではないだろうか。
また、
自然界にはあらゆる物に精霊が宿っており、魔法使いはその精霊を使役するだけの力を持っている
というのが、良く有る設定だが、FF14ではどうなっているのだろうか。
炎の魔法が得意な幻術士がいる。
彼らは周囲に松明があればどこであろうと強力な魔法を使うことが出来るだろう。
水の魔法が得意な幻術士がいる。
彼らはあらゆる場所で魔法を使うことが出来るだろう。
人体を癒す魔術は、彼らが最も得意とする魔術である。
(白魔術師?の設定を考えていないので、FFシリーズでこれが適当な説明かどうかは分かりません。)
風の魔法が得意な幻術士がいる。
彼らが使う魔法は非常に鋭く、また派手さを伴わないが、恐るべき速さを秘めている。
土の魔法が得意な幻術士がいる。
彼らは土による防御が得意で、幻術士とは思えないほどの堅牢さを誇る。
雷の得意な幻術士がいる。
彼らはその力を発揮出来る所が限られているが、非常に強力な魔術を行使する。
その特性上、水と風の属性に通じている魔術師が多い。
氷の得意な幻術士がいる
きっと彼らはウルダハで商売をしたほうが儲かるであろう。
火種のある所では炎の魔術師、湿っぽい所では水の魔術師、風通しの良い所では風の魔術師
がそれぞれ有利である、というような設定があっても面白いのではなかろうか。
http://lodestone.finalfantasyxiv.com...entry?e=184429
※リンク下部に属性と地形に関する、画像付きの説明文があります。
幻術士は、自然に存在する属性に影響を受ける、という設定がある。
もしそういったものが本当にあるのなら、呪術士との差別化を図るためにも、ぜひ考慮してもらいたい。