旬を過ぎたコンテンツは必ず過疎ります。
その再活用という意味で、古いコンテンツに緩和(テコ入れ)を入れて、それまで遊んでいなかった人をも呼び寄せて、コンテンツの再活性化を図るのが常道です。
その結果、過去の資産がそれなりに稼働し、さらに新規のコンテンツも加わることで、全体のボリュームが増えます。
FF14ではこの方程式がシステム化され、それがあらかじめ明示されている、というだけのことです。
別に「この程度もクリアできないお前らが哀れだから緩和してやんよ」といった上から目線の運営をしているわけではありません。
逆に、適切な緩和策を打ち続けなかったことで、過去のコンテンツ資産がのきなみ死蔵され、気がついたらいつも「旬のコンテンツ不足」で自転車操業に陥っているMMOも見かけられます。
こうした中で、どのように各コンテンツと接するかは、人それぞれだろうと思います。
中には「おさがりコンテンツなんざくそくらえだ! 絶対にやるものか!」という人もいるでしょうが、一方で「それまで体験したことのないコンテンツは、自分にとっては新コンテンツだ」と割りきって楽しむ人も少なくないでしょう。
どちらが正しい、ということはありませんので、どうしても「おさがり」になる前にクリアをしたいという方は、今を頑張っていただくのが一番だろうと思います。
システム化された緩和はなんか気に喰わないのでその前にクリアしたいけど、クリアできないのでもうちょっと難易度が下がるといいな(それって緩和だよね)、というのは正直よく分からないです。