多くを語らなくても運営の人にはわかってもらえる気がしますが、リリース前のプレイヤーによる事前評価があれば、防げた、あるいはもっとよりよく調整した上でリリースできた、という事柄が結構あるように思います。
例えば、Windows 10 OS は 7 月のリリース以前から、Windows Insider Preview プログラムを継続し、リリース前のビルドを提供することで多くのフィードバックを事前に得るようになっており、必要と思われる内容はリリース時に反映するなど、以前の OS とは変わってきているのは知っての通りです。
ゲームの場合、ネタばれとかもあるため、オープンに Preview を出してフィードバックを得るという訳にはいかないと思いますが、NDA を締結して、特に評価してほしい部分にフォーカスしてテストしてもらう事は出来ると思います。
例えば
最初は少人数から、NDA 締結前提で、PC や OS 問題を自分で解決できる人等条件を付けて募集。
①
テストサーバーへはインターネットを介してのVPN接続とし、プレイヤーの環境からのウィルス侵入などの懸念があるので、Bitlocker有効化設定の Windows To Go の USBメモリに評価版 Windows 10 を入れて提供。
FF XIV テスト用クライアントは VPN 接続後にダウンロード可能となる
とか、FF XIV クライアントのサイズが大きいので、この方法だとコストがかかる可能性があり、また管理が煩雑になる。プレイヤーの負荷も高くなる。
②
RemoteFX 対応 VDI 環境を構築 (FF XIV をプレイするのに十分な GPU をサーバー側に用意)、接続元クライアントは、各自が使用している PC を利用
FF XIV テスト用クライアントは VDI 側にあらかじめ設定済みで、すべての準備が完了している
とか、この方法だとクライアント側の考慮は殆ど必要ないので、プレイヤーの負荷も少なく、サーバー側の設定や準備に専念できるが、最低 1 つは VDI 環境を構築するサーバーが必要になる。
まぁ、こんな感じで考えないといけない事は沢山あると思うので、一筋縄ではいかないと思いますが、そろそろ事前評価プログラムを考え始めた方が良いのではないでしょうか ?