>エオルゼアに住む人たちが「バハムートによる世界規模の破壊が第七霊災だった」というのは問題ないと思います。一般人は鏡像世界だの次元の壁だのは分からないわけですし。
>ただ、世界の成り立ちを知っているはずのアシエンたちもメテオ計劃&バハムート襲来が第七霊災であるかのように話を進めています
霊災は原初世界で起きる災害事象なので、鏡像世界の変化は「霊災」には含まれないと思います。
★原初世界でハイデリンを弱らせる➡鏡像世界を水属性に偏らせる➡鏡像世界から原初世界に水属性のエーテルが流れ出ていく➡水属性が流れ込んで来た側の「原初世界」で洪水などの「霊災」が起きる
アシエンにとっての目的は「次元圧壊による統合」で、そのために「原初世界で霊災が必要」で、その霊災を起こさせるための準備として「鏡像世界は属性の偏り」「原初世界はエーテル消費」が必要、という認識でしょうから、アシエンにとっても『霊災=原初世界の話』で良いと思います。
>第七霊災当時、闇属性に偏ってて災害でも発生していたのでしょうか?発生していたけどバハムートの暴れっぷりが凄すぎて目立たなかっただけ?
バハムートの暴れっぷり=闇属性の災害、という解釈だと思います。
>ルイゾワ様がバハムートついでに霊災も食い止めちゃった?
バハムートによる霊災、は食い止められなかったけど、その後に再生させたということだったかと。
>人災では?
アシエンによりメテオ計劃が誘導され、ダラガブの中にバハムートがいることを知っているアシエンがミドやネールらに計画を進めさせ、両者はバハムートのテンパードになっている。つまり、計画の遂行はバハムートの意思の影響もある。よって、純粋な「人災」とは言えないのではないでしょうか。他の霊災でも(アシエンの暗躍はありますが)色々と人類がやらかした結果、自然が壊れて氷や水などの霊災が起きているとされています。なので、たとえ第七霊災が「人災」だとしても、第七霊災だけが他と違うとも言えないと思います。
また、第七霊災までを経験している暁(やヒカセン=私たち)には「自然災害」と説明して、洪水や寒冷化などを想像してもらった方が理解もしやすく、都合が良かったのでしょう。公が経た歴史にある第八霊災は「黒薔薇」という兵器を使ったことによる大災害なので、むしろ第八霊災の方が、表面的には「人災」と呼んで差し支えないでしょうし。(とはいえ、アシエンからすれば「結果こそが重要」なので、至るための経緯が天災だろうと人災だろうと関係なく、その違いはあまり意味をなさないと思います)
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メテオ計劃と第七霊災のこと(推測部分もあり、事実と齟齬があったら誰か訂正お願いします…)
帝国歴30年ごろ、ガレマール帝国がとある古文書を解析して月の衛星ダラガブが古代アラグ帝国の打ち上げた人工衛星だと判明。これを利用して対蛮神新兵器を開発することを計画。これを「メテオ計劃」といい、シドの父、ミドが総責任者となる。 (……が、そもそも初代皇帝ソルはエメトセルクで、古代アラグ帝国にもエメトセルクは絡んでいるので、「判明」というよりは「知ってた」というやつですよね)
帝国歴41年、ダラガブの危険性に気づいたシドは、実験場のあるシタデル・ボズヤまで行って父ミドを説得するが、実はすでに、ダラガブの中のバハムートのテンパードになっていたミドに、シドは撃たれる。
ダラガブの起動実験で、シタデル・ボズヤが都市ごと蒸発する。シタデル・ボズヤの人類全滅。ミドは瀕死となり、ガイウス率いる帝国軍第XIV軍団が救助に向かう。死の間際、我に返ったミドは、息子シドに対して「すまないことをした」とガイウスに言葉を残している。ミドは死亡し、「メテオ計劃」は凍結される。
一方で、傷が癒えたシドは、家庭を顧みず勝手に死んだ父に失望、後見人となったガイウスも侵略戦争に邁進していて失望、家出してガーロンド・アイアンワークス社を設立する。
10年後、ネール率いる帝国軍第VII軍団がメテオ計劃を再興する。ネールの家はアラグ帝国の知識を継承している。当初の計画はダラガブを利用する新兵器の開発だったはずだが、ネールは「ダラガブを落としちまえ!メテオ!」という計画に変更している。実は、ネールもバハムートのテンパードになっていたため、バハムートの拘束を外すための行動をしていたということになる。なお、ネールはエオルゼア同盟軍の送り込んだ光の戦士に殺される。 (第七霊災後もバハムートのテンパードとして、バハムートの復活のため奮闘するが、ヒカセンに殺される)
ネールを倒しメテオ計劃を止められたかに思われたが、結局ダラガブはそのまま落下を続け、やがて中からバハムートが現れる。数千年拘束されていたバハムートは大暴れ、恨みつらみを吐き出すかのようにエオルゼア中を蹂躙する。この時、賢人ルイゾワはバハムートの再拘束を試みるも失敗。その時奇跡が起き、ルイゾワは自身に協力してくれていた光の戦士たちを5年後の世界に逃がして未来を託した。しかしエオルゼアは全滅。エオルゼアの民は全員死亡。斯くして「エオルゼア人類全滅」という「第七霊災(星極性の霊災)」は起こり、鏡像世界の一つが統合されることとなった。
<ここまでほぼアシエンの計画通り>
<ルイゾワ>
この第七霊災では、エオルゼアの人たちの祈りにより高密度のエーテルが作られていた。これによりルイゾワは「蛮神フェニックス」となる。フェニックスとなったルイゾワはかろうじてバハムートを打ち破るが、メガフレアの炎が飛散し、エオルゼアの大地は焼き尽くされてしまう。しかし心核を破壊されたバハムートからは破壊の炎だけでなく、大量のエーテルも降ってくる。ルイゾワもとい不死鳥フェニックスは、このエーテルを大地に還元してエオルゼアの大地を再生させた。(=新生エオルゼア)
ルイゾワは自身が完全なる蛮神にならないようその力を手放したが、バハムートが執念でルイゾワを食らって活力を得、周囲のエーテルを食らって不完全ながらも自己を修復し、生き延びる。そして、バハムートが周囲のエーテルを食らったことにより還元されるエーテルが足りなくなり、クルザスが寒冷化するなどの気候変動が起きた。