新生FFXIVプロデューサー兼ディレクターの吉田です。
大迷宮バハムートの第五層について、本日のメンテナンスの内容、バランス調整などについて、
以下にご説明させていただきます。

…っとその前に、2013/10/26 PDT、ついにExcaliburの猛者たちによって、
大迷宮バハムート第五層が正式にクリアされました！

クリアチームに賞賛の拍手を送りたいと思っています。Congrats!!

それでは以下をお読みください。
  • 大迷宮バハムート第五層 ツインタニアの調整について

    クリティカルバグによって、ゾーンの封鎖をさせていただいたり、
    プレイヤーの皆さんより幾つかのご指摘・ご質問をいただくなかで見事討伐された
    冒険者の皆さんには開発一同、敬意を表させていただきます。

    大迷宮バハムートは新生FFXIVのリローンチにあたって、私たちが初めて作った
    ハイエンドコンテンツであり、開発として今後のコンテンツの検証や調整において
    とてもよい教訓となりました。

    上記で述べたとおり、プレイヤーの皆さんより、正規攻略上、幾つかのご指摘を
    受けましたので、この修正と全体的なツインタニアの攻略調整についてお知らせ致します。
    また、下記の修正と調整のため、本日15時より18時までメンテナンスを行う予定です。
    1. ツインタニア攻略フェーズ2の「ヒュギエイア」について

      このフェーズの攻略目標となる「ヒュギエイア」ですが、
      ポップ直後に倒した場合や、戦闘不能になるタイミングでスタンなどの
      行動不能状態にある場合、低頻度でHPが0のまま生き残る現象を
      プレイヤーの方よりご報告いただきました。
      調査の結果、新生FFXIVオープン時より発生していた
      クリティカルタイミングバグであり、そもそも戦闘不能直前でアクションを実行するモンスターに、
      スタンが入ること事態が設定ミスだったため、修正を行いました。
      ご迷惑をおかけしました。

    2. ツインタニアの「ファイアストーム」の状態異常耐性について

      また同じく正規攻略上で発生するツインタニアの「ファイアストーム」に対して、
      様々な状態異常が効果を発揮しているとのご指摘をいただきました。

      「ファイアストーム」は囚われたプレイヤーは何も行動できなくなり、かつ
      継続ダメージを受け続け、一定時間内に破壊できなければ戦闘不能となるギミックです。
      その代わりに、囚われたプレイヤーはモンスターからの攻撃も一切受け付けなくなります。
      この点は北米フォーラムや動画でもご質問をいただいていますが、
      ファイアストームはプレイヤーに不利と同時に、有利ももたらす側面があり、
      上記のファイアストームの特性を利用することは、攻略上問題がありません。

      ただし、状態異常が効果を発揮してしまうことで、プレイヤーに不利な面が無くなってしまい、
      バランスを損ねる結果となったため、こちらは次項3にある「ツイスター」の調整とあわせ、
      全体的なツインタニアの攻略難易度調整として、変更を加えさせていただきました。

    3. ツインタニアの攻撃「ツイスター」について

      北米プレイヤーの方からツイスターの攻撃アルゴリズムについて、
      ランダムではないか？とお問い合わせをいただきましたが、こちらは回答済みのように、
      ランダムではなく明確なターゲット処理を行っています。
      ですが、ツイスターのサーバ判定タイミングがあまりにもシビアであったため、
      2の修正によってファイアストームに状態異常耐性を設定させていただく代わりに、
      ツイスターの判定タイミングを緩和することで、全体のバランス調整を行いました。
この度は修正およびバランス調整のため、メンテナンスを実施することとなりご迷惑をおかけします。
今回の大迷宮バハムート各層で得た、我々の開発教訓は、必ずや次回のアップデートに生かし、
世界中の名だたる冒険者の皆様に、更なる興奮をお届けするための糧とさせていただきます。

引き続き、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアのご愛顧、よろしくお願い致します。

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