FF11からFF14に移ってくると、ギルを稼ぐ必要がないことに気づきます。これはリーヴを回していると、自然と数十万、数百万と貯まっていくからです。

FF11ではギル稼ぎが大変でした。生産を上げてない人がギルを稼ごうと思うと、素材狩りやBC通いが定番だったと思います。

よくFF14にはコンテンツが不足しているという声を聞きます。確かに不足しています。しかし、考えてみれば、素材狩りだって立派な「コンテンツ」ともいえます。

競売で売れ筋の素材をチェックして、獲物を求めて狩り場を探して、素材集めをする。ボヤーダ樹に行って1つ2000ギルの「蜘蛛の網」を集めて、時々宝箱を開けてギルをゲットしたりすると、うれしかったです。これは自分で見つけ出すコンテンツでした。でも、FF14で2000ギルのために素材狩りしようとする気は起こりません。

実装予定の「レイドダンジョン」ですけが、これもいまのギルあまりの経済状況の中で実装しても、FF11の印章BCほど人気が続くのか、少し危惧しています。結局のところ、「コンテンツの人気」とは逼迫したギル稼ぎの状況などと相関関係にあるわけですから。

いまのリーヴ報酬でギルが気軽にもらえるシステムが続く限り、どんなコンテンツを実装しても、不発に終わるのではないでしょうか。わたしはリーヴ自体の存続にも懐疑的ですが、少なくともリーヴでギル報酬が出るのはやめるか、額を減らすべきだと思います。