ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件について
皆様のご指摘を踏まえたうえで、改めて自身の要望とその考えをまとめます。
Studerさんへのお返事として書いたものの抜粋と一部修正ですが。
私は著作物利用条件における【3-②-(2)動画にファイナルファンタジーXIV以外の楽曲、音声データをのせることは禁止です。但し、ご自身の音声をのせることはできます。】という部分から、現在公開されているFFXIV関連動画における「ゆっくり」や効果音を用いたのものは公式的にはNGであるけども、実際には黙認されているものと認識しています。先の文言からはFFXIV外音声データを使ったこれらの動画を「OKかも知れない」と判断する余地が無いため、一度この条文を元にいずれかの動画が削除対象とされた場合全てが対象とならざるを得ないのではないかと危惧しています。なので、第三者の著作権等も踏まえた常識的な範囲で「ある程度の使用は制限しない」と言うような条文にして欲しいと思っています。この場合、「ある程度」の程度判断は「ご自身の判断で行ってください」でよいですし、実際に黙認するか否かも運営側のさじ加減で良いと思っています。改定条文を元に一つの動画を処罰対象とした場合に、一律全てではなく個別の動画ごとに判断してもらえるようにならないかと言う意図での提案でした。また、改定が難しくとも、「一律に処罰することは無いよ」と言うような発言がもらえれば、それでも良いと考えています。
必要な免責事項はおおよそ以下のようにまとめられると思います。
・第三者の権利侵害への禁止は大前提です。書くまでもない大前提ではありますが現在はFFXIV以外の音声データ使用を想定されていないため、これに関する条文がありませんので、追加が必要と考えます。
運営側が権利侵害禁止を明示している以上、利用者による第三者への権利侵害の責は、当然ですが運営ではなく利用者が負います。
・常識的な範囲とは、規約内3-1-6における【過度な加工・改変を行ってはいけません。】に準じても良いですし、明示する必要もありません。
実際の判断は運営側の裁量となります。利用者は自身の判断でそれを行えますが、その責任は当然利用者が負います。
・重複になりますが、「ある程度の使用」の「程度」は利用者自身の判断で行い、それによって発生する責任や不利益は当然利用者が負います。
実際の程度判断、削除を要請するか、黙認ないし容認するかは運営のさじ加減であり、その基準は明示される必要はありません。
・どのツールを使うか、何処の音源か等は利用者が上記の内容を踏まえたうえで自己責任のもとで判断し、利用に際して起こる責任や不利益の一切は利用者が負います。
・どのツールなら良いか、どの音源なら良いかを運営は明示も言及もしません。
ここまで書いていて思いましたが
・動画にファイナルファンタジーXIV以外の楽曲、音声データをのせることは禁止です。但し、ご自身の音声をのせることはできます。
と言う現在の条文を
・動画に第三者の権利を侵害する楽曲、音声データをのせることは禁止です。
に変えるだけで私の要望はかなえられる気がしました。
そうですね、著作物利用条件3-2-2の条文を
【動画に第三者の権利を侵害する楽曲、音声データをのせることは禁止です。】に変えてくださいとした方がよりスッキリしますね。
これだけで現在の状況を前向きにとらえることが出来ると思えます。
私の希望は「ゆっくり」や効果音を利用した動画への厳格な対応や削除ではありません。
運営側に過度の負担を強いる事を望んでいるわけでもありません。
仮に私の要望を受け入れるとした場合、運営側がどれほどのコストを払い、どれだけのリスクが増すか。
残念ながら私にそれを推し量る能力はありませんので、以上を私の要望として書かせていただき、あとは(スルーを含め)運営さまのご判断に委ねたいと思います。
様々ご指摘、反応下さった方々にはありがとうございました。
未だなおご指摘等あるかとは思いますが、私自身書くべきことは書けたと思いますので、個別のお返事は勝手ながら差し控えたいと思います。
以下は元の文です。折り込みにしたかったのですが方法がわかりませんでした……。
Quote:
初めてフォーラムを利用します。
至らないところもあるかとは思いますが、ご容赦ご指摘いただけると幸いです。
昨今Youtube等でのFFXIVプレイ動画や攻略情報等を目にする機会も増えました。
ゲーム内のPT募集でも動画配信を行っている旨の説明をよく見かけます。
そこで、表題のファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件について、
3. 本著作物の利用条件
② ネット上の利用に関する条件 内に記載されている以下の条文
(2)動画にファイナルファンタジーXIV以外の楽曲、音声データをのせることは禁止です。
但し、ご自身の音声をのせることはできます。
ここに関し、いくつか疑問と要望です。
リアルタイムでのプレイ配信やそのアーカイブを許容された内容かと存じますが、FFXIV関連動画においては文章読み上げソフト(ゆっくりボイス等)による合成音声による配信、ないしはそれを利用した編集動画も数多く見受けられます。
利用規約を文面通りに捉えれば、これら合成音声(以下、「ゆっくり」とします)の利用は規約内で許容される「ご自身の音声」には当たらず、明確な規約違反と理解できますが、実際には容認とは言わずとも黙認されているものと感じます。
先日、このゆっくりを用いた動画配信者さんによる、ゆっくり使用の是非を問い合わせたという内容の動画を拝見しました。
その内容によれば、運営さま側からの返信は「FF14の著作物利用については、どのような行為が違反となるかの社内判断基準を個別には回答していない情報となります。利用規約を読まれたうえで、ご自身で判断下さい。」とのことだったそうです。
「黙認されている事をあえて問い合わせる」ことに対する是非もあるように見受けられますが、外部ツールの是非やその解釈範囲とは違い、著作物に関する項目は著作権法に該当する重要な項目であると考えます。黙認されている(と思う)のは、運営さまのユーザーを思いやる気持ちの表れとは重々承知しておりますが、文面通りの解釈では「違反は違反」であり、運営側の趣旨に関係なく著作権法違反になってしまいます。著作権法が親告罪である以上、運営さまが行動、指摘されない限りは「グレー」の状態を保持する形とはなりますが、いざ取り締まるとなるとアカウント停止にとどまらない犯罪行為となります。
攻略動画や紹介動画などを拝見しても、「規約の文面を尊重し自身の音声以外いれてない、自身の音声を入れれないのであれば音声は入れない」ことを重視している(と、思われる)動画や、黙認されている事を最大限活用し、ゆっくりや効果音で場を盛り上げている動画など様々です。いずれもFFXIVを楽しもう、楽しさを伝えようという気持ちで作られていることとは思います。ですが「著作権法に則る規約遵守動画」と「親告罪制度に依る黙認享受動画(※)」が混在している現状では、今後黙認によって「グレーな動画」も増えていく事は明白です。現在の規約やそれに対する方針はユーザーにとっても不親切であるとも考えます。(※意地の悪い表現に見えたら申し訳ありません。これらの動画を貶める意図は無いです。)
厳格に取り締まってほしいわけではありません。
私個人としても、ゆっくりや効果音の利用によって動画そのものやFFXIVの楽しみ方、伝わり方は広がると思いますし、現在公開されている動画に関しても従来通り楽しく視聴したいと思っております。
上述した「グレー」の基準もまた、文面からの自身の解釈であって運営側のそれとは異なる可能性もあります。一部では「自身の音声」を「自身の(制作した)音声」という解釈も出来るっちゃできるのではと言ったやや強引とも取れる解釈もあるようですし……、兎にも角にも対応を含め曖昧過ぎる気がしてなりません。動画と言う目に見えるカタチでの「黙認」が多すぎて何を基準に判断をしていいのかがうやむやになっている気がします。
以下要望
つきましては、すでに多数公開されている動画の状況を鑑み、「過度に世界観を壊さない範囲で、かつ他者の著作権を侵害しない音声データの利用を許可する」形での規約改定をお願いしたく存じます。黙認ではなく、公に一定程度を容認していただきたいです。
規約改定が難しい、または改定による他の懸念があるということであれば、せめてPLL等で「音声データの利用に関する一定の判断基準」、現状の編集動画等を踏まえたうえで(取り締まるか否かに関わらず)「この程度なら問題ないよ(あるいはダメだよ)」と言った線引き、指標をアナウンスいただけるとありがたいです。