…があってもいいんじゃないかと思うんです。
ゲームシステムにきちんと絡めるやりかたで。
【仕様概要】
◆遺跡の奥深くの石碑、洞窟の奥に眠る骸骨の傍に置かれたぼろぼろの日記帳、
敵が隠し持つ石版の欠片、古いサークレットに書かれた古代文字。
街の人たちとの会話。図書館の本棚、酒場の掲示板の張り紙、
定期的に発行される雑誌や新聞…などなど。
世界中のあらゆる場所にエオルゼアの歴史や世界に関わる情報がちりばめられてある。
冒険者はそれらを見つけてジャーナルの項
(FF12の辞典やタクティクスオウガのウォーレンレポート
みたいなものをイメージして貰えると)に集めた情報を更新、閲覧が出来るようにするというシステム。
◆ジャーナルの項目に「ワールドレポート」という項目を新たに追加する。
項目内は「ワールド」「歴史」「人物」「時事」「モンスター」といったカテゴリーに分けられている。
1カテゴリーにつき200項目くらいのトピックがある。
(ヴァージョンアップ毎に、こまめに追加されてゆく)
最初は全て「????」と表示されていて、マスクをされている状態になっている。
◆冒険者は各所で新しい情報を獲得するたびに、マスクされているトピックを一つ一つ開放してゆく。
(”ジャーナルが更新されました”というログと素敵な効果音とともに)
項目によっては、2ページ目、3ページ目と更新されてゆく様なトピックも存在する。
◆グランドカンパニーとも積極的に連動させる。
特に「人物」や「時事」の項目あたりで。
WEB上でおそらく展開されるだろう3種の(ゲーム内の)マスコミ媒体の情報を、
定期販売される雑誌・新聞という形で、ゲーム内でもゲットできるようにする。
◆冒険者の得た情報(ページ)は複製をして「取引」もできる。
開放された任意のトピックは「アイテム扱い」としてバザーやトレードで売買も可能。
「【人物-128】ワワラゴの意外な趣味(3ページ目)」が冒険者の間では高値で、
取引される…みたいな事があると面白いかも。
◆中には、隠しクエストのトリガーになったり、ちょっとしたカットシーンに発展する
様なトピックも存在する。
◆「人物」の項は、クエストを繰り返したり、何度も話しかけたりすると仲良くなって
どんどんページが更新されてゆく街のNPCなどがあると面白いかも。
最終ページまで獲得すると、「称号:バデロンのお気に入り」といった称号を獲得して
それを装着するとステアップなど、ちょっとした報酬と結びつくとなお嬉しい。
【メリット】
◆FF11も14も、他社のMMOにはあまり見られない「奥深い世界設定」が魅力の一つ。
それをきちんとゲームシステムに組み込む形で生かせれば、
他社とは違う魅力…セールスポイントを打ち出せるのではないか。
◆レアアイテムや武具を集める楽しみだけでなく「情報」や「知識」を集める要素があっても
面白いと思う。
MMORPGは効率化や報酬を求められる向きもある。
だから、集めた情報を「売買」「交換」できたり、クエストの条件になったり、
称号を獲得したりといった、「ご褒美」とセットで考えた方が普及するんじゃないか?
◆集めた情報を、きちんと整理された形でいつでもどこでも閲覧できる様なものがあると
やっぱり嬉しい。せっかく細かく設定された世界観は、きちんとプレイヤーの目に付く様に
して欲しい。
◆洞窟の奥地や世界の果てにある遺跡などを探索する楽しみが出来る。
街の隅々まで探索してみたくなるような楽しみができる。
◆街にいるNPCをうまく活用できる。
単なる背景でなく、もっとプレイヤーに認識をしてもらいたい。
…まぁこれを検討する前に、
「ミョイーンと伸びて表示される非直感的なメインメニュー(UI)」の仕様を見直して、
FF11や他MMOの様にターゲットして調べることの出来るような仕様にする必要が
あるとは思いますけれど…。