6.28パッチの黒魔導士調整意図からの引用になります
黒魔道士は高階級帯において勝率がやや高くなっていることから調整を行いました。攻撃性能を下げるのではなく防御性能を下げることで、強気な行動をとる際のリスクを増加させ、相手側が対策を取りやすくしました。
6.48パッチの黒魔導士調整意図からの引用になります
長らく高階級帯での勝率が平均よりも低い状態で停滞しており、カスタムマッチでは対策がされやすいことからあまり採用されることがない状態が続いています。
極端な強化とならないようにすることを念頭に、「ソウルレゾナンス」中の強みを発揮しやすくするよう、被ダメージ軽減の追加効果「アポカタスタシス」を復活させました。
アポカタスシスについて6.11や6.11aの調整意図を参照することはできませんが(調整意図を記載する動きがなかったため)、クリスタルコンフリクト実装の6.1パッチから徐々に弱体化され、6.28パッチでアポカタスシスは削除されました。
以降6.45までの調整を見て、黒魔導士の調整方針は「ヒートショックを用いた火力と氷結による妨害が持ち味だが、脆く倒されやすい」
黒魔導士を相手にする側の視点から見ると、「黒魔導士は対策をしなければ大いに脅威となる存在」の方向なのだと思っていました。
黒魔導士の勝率低下の要因として、プレイヤー間で練られた黒魔導士対策の成果が出ているのだと思っています。
ところが6.48パッチでアポカタスシスが復活してしまい、パッチノートで言うところの「対策」が取りづらくなりました。
今回の調整は黒魔導士の勝率向上を狙った調整だと思いますが、プレイヤーが対策をしたうえでこの勝率なのですから、狙い通り勝率が高くなれば対策を講じても勝率が高いジョブ(≒どうしようもないジョブ)を相手にしなければならなくなってしまいます。
なおアポカタスシスの軽減率10%は6.15パッチの時と同じ軽減率になりますが、その後6.28パッチでアポカタスシスが削除された歴史を振り返ると当時強すぎたか、ヘイトを買ったのでしょう。
私自身は6.48パッチでアポカタスシスが復活することに否定的です。
黒魔導士に強化が必要であるなら、ヒートショックのダメージ強化などアポカタスシスの復活以外の方法で強化してほしいです。