こんにちは。
プライムウェポン第4段階でソーティの一部のモンスター挙動が変化する件に関しまして、多くのご意見をありがとうございます。
今回のこのコメントですが、まず調整云々のまえに情報整理をさせていただくことが目的です。
なにが、どのような前提で設計されているのかを知ってもらったうえで進めていただき、その上で本当に問題になっている部分は調整を検討させていただこうと思っております。
ですので、今すぐなにかが変わる表明でないことはご理解ください。
▼今回の現象について
このフォーラムで議論されている方には既知の内容となりますが、まず何が起こっているのかを整理いたします。
5月のバージョンアップ情報にて記載した以下の部分
- バトルコンテンツ「ソーティ」において、所持中のプライムウェポンの強化段階に応じて一部のノートリアスモンスターの挙動が変化するようになりました。
こちらに手が届き始めた方からのフィードバックで始まった議論ですね。
「一部のノートリアスモンスター」とはソーティ下層のボスの事を指します。
概ね「プライムウェポン第4段階所持者がいると、下層ボスが難しくなる」ということで皆さん認識されていると思います。
プライムウェポンはエンドコンテンツのひとつですし、完成形はどの武器よりも強力な性能になります。
その性能に見合った試練は突破いただく必要があると考えており、それは下層ボスの挙動の変化によって実現しようとしております。
この「挙動の変化」ですが、具体的には技の発動タイミングが変化することを主としていて、内部パラメータや耐性に修正が加わるものではありません。このため、こちらの設計意図として下層ボスの挙動変化は「軽減ギミック」をプレイヤーが知っている前提で組まれていることをまずお伝えしたいと思います
各ボスには初回実装より技のダメージを軽減したり、技発動のモード移行を遅らせたり解除したりする「軽減ギミック」が盛り込まれています。
「挙動の変化」はこれら軽減ギミックを利用して護符や神符の維持を図って討伐に至れるように作られていますので、それらを使わない攻略ですと難しくなる傾向があります。
▼「挙動の変化」による影響について
下層ボスへの挑戦目的が、戦利品やガリモーフリー獲得だった場合、プライムウェポン第4段階所持者がいると単純に難度変化が起こってしまうことに懸念が広がっています。
システムが自動的に所持しているプライムウェポンの段階判定を行ってしまうため、プライムウェポンが第4段階に到達してしまうと、それを避けることができなくなっているからです。
結果として、攻略が変わってしまうことに対して所持者が申し訳なさを感じてしまわれたり、強化目的以外でのパーティ募集の際にも(難易度変化を避けるため)条件確認が必要になってくる点がゲームプレイを躊躇させてしまっていることは理解いたしました。
ゲームプレイに入る段階での「行きづらさ」を助長する目的はなかったのですが、この点があまりにもプレイの意欲を減退させてしまうようであれば、なんらかの対策が必要だと思っております。
▼「エンピリアン装束」強化への影響について
議論の中で「エンピリアン装束の強化に影響が出るのでやめてほしい」という記載を見かけましたが、今回問題になっている部分は下層ボスの挙動だけが対象ですので、装束強化には影響ないと認識しています。特に+3に強化を進める場合は下層に行く必要がありますが、下層ボスと対戦する必要はないので、その点はご安心いただければと思います。
……ここまで大きな要点として2つ、難易度変化とパーティの組みづらさについて確認しました。
とくに後者については仕組み的な問題もあり、課題とさせてください。
▼ギミックについて
冒頭にも書きましたが、下層ボスの「挙動の変化」は軽減ギミックをプレイヤーが知っている前提で組んでいます。
利用することで劇的に簡単になるわけではありませんし、すでにご存じのかたも多いとは思います。
しかし下層ボスの各ギミックを利用することで、下層ボスの攻略が比較的常識的なものになる可能性もあるため、以下に軽減ギミックのヒントを公開します。
プライムウェポン第4段階による挙動変化を前提に書かれてはいますが、それぞれのギミックは挙動変化に関係なく適用できます。
以下折りたたみます。
プライムウェポンによる各NMの変化への対策は、テンポラリアイテム「大冥宮の護符」「大冥宮の神符」が必要です。
テンポラリアイテム「大冥宮の護符」「大冥宮の神符」について
所持していることで対応するNMの特殊技の一部を軽減できます。
ただし、各NMが特定の特殊技を使用すると耐久力が減少し、耐久力が0になった場合は壊れて消失します。耐久力が残っている場合は、バトル中に徐々に耐久力が回復していきます。
Dhartok
特定の特殊技使用後にモードが切り替わります。
特定の属性ダメージを吸収させてしまうと、「大冥宮の護符」の耐久力が減少するのでダメージを与える際の属性には注意してください。
挙動変更後のDhartokは、特殊技の頻度が上がっているので、「大冥宮の護符」で毒の効果を軽減できるようにしておくことが重要になります。
Gartell
風モード中/雷モード中に特定条件のダメージを与えると「!!(青)」が発生し、その攻撃を複数回行うことでモードが切り替わります。(風の場合は雷に、雷の場合は風に切り替わります。)
切り替えを行うことで、特殊技を使うまでの時間を遅らせることができます。
風+雷モードになる回数を減らすことが重要です。
Triboulex
光属性ダメージを与えた回数で特殊技「ステージセット」の威力を下げることができます。
※オートアタックの追加効果は対象外です。
この特殊技は定期的に使用しますが、挙動変化後は特定のHPでも使用するようになっているため、HPの削り加減に注意が必要です。
Aita
特殊技の属性に紐づいた弱点属性(火属性の場合は、水属性など)で攻撃すると「!!(青)」が発生します。
※オートアタックの追加効果は対象外です。
「!!(青)」が表示された攻撃を繰り返し行うことで、特殊技「ヴィヴィセクション」の威力を下げることができます。属性ダメージを吸収させてしまった場合は、特殊技の威力が上がりますので注意してください。
特殊技「ヴィヴィセクション」の威力が特定の値まで下がると翼がなくなり、特殊技「ヴィヴィセクション」による「大冥宮の護符」の耐久力低下を軽減できるため、この状態を維持することが重要です。
Aminon
耳飾りが光った後、特殊技の属性に紐づいた弱点属性のダメージを複数回与えると魔法陣(Zisurru)を消すことができます。
魔法陣を少ない状態で維持することで、特殊技「ペインオブタルタロス」を使うタイミングを遅らせることができます。さらに魔法陣がない状態を維持できると、チャンスタイムが訪れるようになっています。
耳飾りが光っている状態中の残っている魔法陣の種類を抑えることが重要です。
これをもって対応とするわけではありませんが、まずは何がどのような前提で起こっているのかの情報をここで揃えさせていただきました。
引き続いてゲームプレイに悪影響を大きく与え続けてくる部分については、内容を精査したうえで調整を検討させていただこうと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。