「情報の海を軽やかにどこまでも泳いでいく者もいれば、溺れ死ぬ者もいる」

この手の問題で名前を出さないのにはそれなりの理由があります。

◆「冤罪」を生み出す危険性
同じサーバでは同じ名前は使えないので、問題がなさそうに見えますが、他のサーバでは使えます。
Aサーバで公式から名前を出された人と同じ名前の人が、BサーバやCサーバにいた場合
その人がなんの関係もない一般人だとしても、周りの多くの人が疑いだせば、その人は違反者の烙印を押されてしまいます。
また、同じ名前の人やLSがいないことを逆に利用して、冤罪を作り出すことも可能になります。

例:気に入らない人や粘着したい人と同じ名前のキャラを別のサーバに作り、悪行三昧。その結果公式で名前が出てしまい、オリジナルの人が巻き込まれる。

FF11に限ったことではありません、公表された名前が他のゲームで使われてたら・・・
「◯◯の△△はFF11でもRMTとかアカハックとかやってたんだぜ」な事例も出てくるでしょう。

情報開示により、抑えられるものもありますが、その逆にそこに付け入られることもあるわけです。

デジタルデヴァイドというのは、情報を得る手段による情報格差だけではなく
その情報をどう活かすか?もしくは悪用するかということも含まれます。
利用方法やその結果は個人でまちまちなので、必ずしも情報を与えればいい結果が出るとも限りません。

アカウントハックについては、セキュリティトークンを利用することで、大多数の被害をなくせます。
個人情報漏洩に関してもこれ以上は不必要かと思われます。
攻撃した方は、攻撃した結果どう対処されたか?という詳細な情報を求めています。
今以上に、具体的な対策や詳細を出してしまうと、かえって攻撃者側に情報を漏らしてしまうことになります。


そして最も重要なことは・・・名前や業者・手口を公開してそれをどう活用すると
被害を減らせるということに全く触れられていないことです(名前や手口が出て業者がビビるというのでは、あまりにお粗末すぎます)
ほんとうに情報開示が必要で、なおかつ被害を減らせると思っておいでなら、ぜひその具体的な防衛策を教えてもらいたいものです。
運営側の情報開示がなくとも、その方法がわかるだけでもレジットユーザーとやらの人には、意義があると思うのですが・・・