「BOT及びツーラー」とRMT業者を混同してはいけません。
RMT業者がBOTでギルをシステムから引き出しているのは事実でしょうが、RMT業者以上にツールを使用しているプレイヤーは多くいます。
古くはREPなども外部ツールとして不正であるという意見もありました。今ではそれよりも便利なツールがあるのでREPを使っている人は減少していると思います。
動画を撮影することですら違反行為ではないかと言われていた時期もありますが、今では運営自体が推奨しているようにも見受けられます。
そういう他の人に多大な迷惑を掛けることがない外部ツールに関しては、どこまでOKなのかは分からないものの現状では放置されています。
ヤッセ等でBOTと思われるanon集団がやっているようなことや、エスカッションでの敵を独占しているような行為は、他のプレイヤーに迷惑を及ぼします。
ですが、仮に業者集団ではなくLS集団が同じことをやっていれば、ツールを使っていなければ何も問題がない行為です。
二垢で一人が狩りをし、一人が合成をやっているような人もいます。ソロでなければアイテムは戦利品にストックされるので、ドロップの度に止まる必要がなく効率がかなり上がります。
パワーレベリング(PL)をボヤーダでやっているLSもありますし、業者と思われる人たちと同じ行為を身内でやっている人も多くいます。
それらの大きな違いは「外部ツール」を使っているかどうかです。
残念ながら外部ツールを使っているかどうかはシステム上では判別できないのが現状です。もし感知することが可能ならば、即刻処罰の対象になっているでしょう。
移動方法や自動での攻撃など、明らかにおかしいと思われる行動は、観察して検討して対処するしかないのです。
セルビナから砂丘に出る時に、通常ではありえない海の中に行くことも以前は可能でした。今も可能かどうかは確認していません。
それはバグの一つであり、不正なツールを使用しているわけだはありません。バグを利用して敵に絡まれない海の中で釣りをやってる人もいましたが、ツールは使用していないものの不正行為であるとして処分されました。
こういう線引きをすることが大変であり、かつ大事なことです。
バグで壁の中に埋まってしまうこともありますし、飛空艇の外に落ちることも可能です。ジュノ上層でつまずいてしまうバグもまだあります。
意図していないバグなのか、意図して利用しているバグなのか、あるいはツールを利用して行ってる不正行為なのか、それらを判断するのは運営しかできません。
壁に埋まることをツーラーの証だとかいう人もいますが、フレと遊んでいる時にこちらの画面では壁の中に埋まってるように見えても、フレの画面では異常がないこともありました。
ヨランオランちゃんやアプルルちゃんなど離れるフェイスに関しては、壁の中であろうと空中であろうと頑張ってケアルしてくれます。
それを他の人が見てツーラーだと勘違いすることもありました。正直「知らんがな(ノ_-ハア…」と言うしかないですが・・・。
ツールの仕様はシステムからは感知できない。まずその現状を理解しなくてはなりません。その上で受け入れてできる対策を講じるしかないのです。
他人を疑うことは簡単ですが、疑いが事実であるかどうかは慎重に判断しなくてはなりません。そしてそれが可能なのは運営だけです。
疑わしい行為があれば証拠や根拠となるものを添えて通報する。それしか一般プレイヤーはできないのです。
「なんで一般プレイヤーがそこまでしなくてはいけないんだ?」と言う意見もありましょうが、日本の警察組織も同じようにしています。一般人からの証言や証拠を提出してもらうことで、犯罪や犯人を特定することは多くあります。
誰も証言せず、証拠も提出しないなら、多くの犯罪行為は解決できないでしょう。そこに暮らしている人にとって犯罪がなくなる方向に進むことは全体と個人の利益となります。
ゲームの中も同様です。
運営にちゃんと取り締まれと言ったところで、すべてに対応できるわけではないのです。
特に末期に近づいているFFXIでは、人員も予算も掛けるわけにはいかないのです。一般プレイヤーの協力があれば少しでも不正行為を減らせる事ができます。
ただ何も証拠や根拠がないのに通報することは避けなくてはなりません。ただでさえ少ない運営の人員が無駄なことに割かれてしまうことは損失となります。
気に入らない人や集団を悪意で通報することも考えられます。以前S芝鯖にいた時に外人のグループに執拗に粘着されGMコールをされたことがありました。何回かGMとも話をしましたが、それでも繰り返し通報されました。
一向に粘着が終わらないので、自衛のためもあって鯖を移動して現在は試練鯖に落ち着いています。
こういう経験から絶対に無実の者を処分してはいけないと強く感じています。
ですから確実に無実ではない者だけを処分できるようにしなくてはなりません。不正の疑いがあるというだけで処分が行われてはならないのです。
そのためにも証拠は必須です。
動画やSSやログが証拠になるのであれば、それを添えて通報するしかありません。
anon集団がおかしな動きを繰り返しているとか通報しても、あまり意味がないのです。
自分たちが遊んでいるFFXIの世界をより良くしていきたいなら、自身が行動するしかないのです。
自分では通報しないけど文句だけは言うというのであれば、どうかチラシの裏にでも書いてください。
これらの不正ツール利用者と、RMT業者問題は混同してはなりません。どうも同一視している人が多く見受けられ、非常に残念に思います。
RMT問題は運営が地道にやっていけば解決できる問題です。凍結されたギル総額が公開されたりしますが、それは運営が地道にやっているからこその結果です。
手間は掛かりますが運営だけで解決できる案件です。運営の担当者には頭が下がる思いですが、今後もRMT問題の解決に取り組んでもらいたいと思います。
現状を把握する、そしてそれを受け入れる。そこからスタートしなければ何も解決はできません。ない物ねだりをしても無駄なことです。
出来ることは何か?
不正ツール利用は運営では感知できない。そのうえで運営に何とかしろと言っても無理なことです。
出来ないことをやれと言うのではなく、何ができるのか考えて行動するしかありません。
動画などを添えて通報すれば、運営がそのプレイヤーや同一アカウントや同一IPなどを徹底的に監視することは可能です。人員不足は仕方ないので時間は掛かるでしょうが・・・。
証拠もなしに通報されても、それを監視する手間は掛けていられないと思います。勘違いやバグや捏造であったりする可能性が高いのですから・・・。
本来なら運営が自助努力で解決すべき問題でしょうが、古いゲームシステムのFFXIでは無理だということを理解して、一般プレイヤーが協力できることはするという具合にしなければ何も解決はしないということを理解してもらいたい。
どんどん通報しましょう。ただしそれが無駄にならないように根拠や証拠をできるだけ添えて・・・。
そして運営側は通報を受け付ける体制を確立することが大切です。プレイヤー側の通報する手間を極力減らせるようにしなくてはなりません。
それが今いるFFXIの世界を良くする方法だと思います。
追記:理解してもらおうとすればするほど文章が長くなってしまうことはお詫びします。短くまとめられる能力のある人が羨ましい。