garbさん、まとめお疲れ様です。
主題である強化系青魔法については、ここで列記してもいいのですが、FF11用語辞典という非常によくまとめられた外部サイトがありますので、そこのページを引用することで代えるのが良いかと思います。
それがこちらhttp://wiki.ffo.jp/html/11996.html
おおむね【メリポアビのディフュージョンによって範囲化が可能な青魔法】という点では共通しています。
まぎらわしい例もいくつか存在しますが、その理由とあわせて書いておきます。
- 金剛身・・・もともと範囲魔法。
- 虚無の風・・・もともと範囲魔法。
- P.エンブレイス・・・HP回復+攻撃力アップ+魔攻アップ効果。ディフュージョンで範囲化できないことから、強化系ではなく回復系青魔法として分類されることが多い。
- イグジュビエーション・・・イレース効果+HP小回復。ディフュージョンで範囲化可能なことから、分類としては回復系ではなく強化系青魔法として扱われる。
このほかに、回復系青魔法として花粉・いやしの風・ワイルドカロット・マジックフルーツ・ホワイトウィンドが存在しますが、いずれもディフュージョンで範囲化できないか、あるいは元々範囲魔法であり、またその効果がHP回復のみであるため、強化系としては扱われていません。
そのため、まず踏まえておくべき点は、コクーン・メタルボディ・リフュエリングの3つを除き、レベルキャップ99の今日でもほとんどの強化系青魔法は『サポ青では使えない』すなわち、有用かそうでないかに関わらず、ほとんどの強化系青魔法はメイン青での運用を前提とした性能設計がなされているということでしょう。
(もっともサポ青自体がとてもとてもシェアの狭いものではありますが・・・)
これについては、サポ青にした際にメインジョブの機能を食ってしまうという心配がないので、そうした場合を考えなくても良いという、ありがたい点があります。
メタルボディとリフュエリングについては、いずれもサポ白・サポ赤でストンスキン・ヘイストがほぼ上位互換性能を持ち、実質的にサポで運用できる利点は「サポ青」で他の機能部分にどの程度意味を見出すかに依存し、これは今回の主眼である「強化系青魔法の見直し案」とはほぼ無縁の部分となります。
またコクーンに限り、サポ戦のディフェンダーに対して純粋な効果では圧倒的優位に立ち、さらにディフェンダーや食事効果・プロテスとは効果が乗算されますが、防御力が多くのジョブにとって現状のヴァナでは大して意味がない(ナイトくらいであれば、プロVとコクーンだけで防御力1000程度は軽く届くため局地的な利用価値はあるが、それ以外では有用とは言えない)ので、こちらも考慮する必要性は薄いかと思われます。
それから、ディフュージョンの特性について、ちょっと長くなったので折りたたんでおきます。
前述したように、強化系青魔法が原則的に【メリポアビのディフュージョンによって範囲化が可能】な点は考慮されるべきですが、これによって他のジョブが行使可能な強化魔法やアビリティ、ジョブ特性等とどの程度の相違点や類似点があるかどうか・・・例えば、ガルーダのヘイスガに対する鯨波や、詩人のマンボマンボに対するフェザーバリア、ナイトのランパートに対するマジックバリアといったこれら青魔法とディフュージョンの組み合わせ等を、個々の強化系青魔法ごとに検証していく必要もあるかと思われます。
現在ではディフュージョン自体に効果時間延長の性能がありますが、これは「最低メリポ2振り以上」に限られており、レリック足部位「ミラージチャルク+2」のオーグメントで延長効果がアップさせた場合に、最大+45%までの時間延長があります。
しかしながら、いずれも「再使用時間が10分固定」という制限の上でのことであり、現状の強化系青魔法で最も持続が長いものでも5分(300秒)でしかない。
すなわち、仮にディフュージョンにメリポ5振りしてレリック足+2オグメ付きを履いた青魔道士であっても『PTにかけられる強化魔法は一度に1つ限定(金剛身のみ別枠)で、常時維持は絶対に不可能』という大前提が存在します。
そのため、他ジョブ、特に範囲支援を多く持つ詩人・召喚士・コルセアといった所が持つ機能を「食える」部分があるにしても限定的であり、青魔法セットの制限とディフュージョンの機能的に、多様性や即応性、持続力といった面で大きく劣ります。
「ディフュージョンで他の魔法も範囲化できるじゃないか!」との考え方は当然としても、同時に「事前のセット」「再使用時間との関係で1種のみ」という制限つきであることから、基本的に検証は性能・効果面で類似のものとなる魔法やアビリティとの比較に限った方が良いんじゃないかと考えます。