WSそのもの同士の単純な比較で論ずるのは早計です。

まず武器群それぞれの特徴というものがあります。
 片手斧…高D値、長間隔、手数よりも一撃の重さで勝負
 短剣 …低D値、短間隔、一撃の重さは劣るが手数による累積ダメージで勝負
※片手武器の中ではこの両者が特徴の両端にいると思うので挙げます。

単純なWS威力の数字という観点だけで見れば片手斧が優れた数字を出しやすいのは至って自然な事です。
また、短剣を主に運用するジョブはアビリティの併用によってWSダメージを伸ばしやすいジョブ特性を持っています。
獣使いが撃つルイネーターは確かに優秀なWSではありますが、それを目当てに火力前衛募集で
獣使いが候補に挙がることは現状の獣使いの、仲間からの支援を100%活かせない仕様下では
(強化がマスターとペットに同時にかけられない)残念ながらありえません。

また、他武器のWS群を比較してみてもメリポWS導入以前に主力となっていたWSで比較すれば
片手斧はランページまで遡ることになってしまいます。


もう一つの側面が戦士について。
戦士は誰もが認めるスタンダードジョブの筆頭であるわけですが、昨今のPTコンテンツに参加するには
誇張抜きでエンピリアンウェポンの所持者がメンバー募集要綱に平然と含まれていたりします。
このことは戦士に比べて出番が限定的といえるナイトにおけるイージス・オハン問題とは比べ物にならない程
大きい問題だと思います。

メリポWSで誰もが手に入れられる手段で片手斧が戦士の主要武器として認められるようになることは
今後ナイズル改修等でカジュアルなコンテンツが増えていく中でも大事な措置だと感じます。

こういったことから、ルイネーターの相対的な性能を考えても、武器カテゴリーとその運用ジョブを総合的に勘案すれば
妥当と言えると思います。