八双星眼心眼の問題点と改善案を考えていくスレッドです。
開発のバトルチームの方々にも見ていただいて、なんらかの調整をしていただければ嬉しく思います。

八双星眼登場の経緯
2006.10.19 のバージョンアップで登場。
侍を強化するとともに、両手武器使いのサポートジョブとしても有効になるように追加されたアビリティ。
これらのアビリティ登場の背景として、当時はジョブ特性「二刀流」による片手武器が両手武器よりも与ダメージに優れていたこと、防御手段としての「空蝉の術」が優秀であるために両手武器使いもサポートジョブに忍者を選択する人が多かったことがあり、そういった状況を変えるために追加したものと思われます。

参考URL
http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/885/detail.html
http://www.playonline.com/pcd/update/ff11/20061017LHJoc1/detail.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20061106/ff11_12.htm

スペック
八双と星眼はいわゆるモードチェンジアビリティであり、両方の効果を同時に受けることはできない
八双:効果時間5分 再使用時間1分
   :ヘイスト10%(オートアタックの攻撃間隔のみに影響する。このヘイストは特殊枠であり、装備枠や魔法枠のヘイスト上限に影響を及ぼさない)
   :命中+10
   :STR+(侍Lv/7)
   :魔法詠唱時間・再詠唱時間50%増加

星眼:効果時間5分 再使用時間1分
   :心眼強化
   :魔法詠唱時間・再詠唱時間50%増加

心眼:効果時間30秒 再使用時間は基本1分、星眼中30秒
   :近接物理攻撃を確実に一回だけ回避。ただし星眼中は漸減する確率で心眼継続、一定確率のカウンター付与
   :魔法・範囲魔法は貫通し、ダメージを受けるが心眼が消えることはない
   :物理範囲攻撃を受けると心眼は消失する上、ダメージを受ける
   :物理単体多段攻撃は全て見切れる


問題点
 最大の問題点は、片手武器の忍者・サポ忍者が火力UP(二刀流)と防御能力(空蝉の術)の効果を同時に、かつ常時受けることができるのに対し、両手武器の侍・サポ侍が火力UP(八双)と防御能力(星眼心眼)の効果をどちらか片方しか、もしくは再使用時間の関係でどちらも受けることができないことにあるのではないでしょうか。

 八双:二刀流と比較して、二刀流と空蝉の術が同時に恩恵を受けれるのに対し、八双と星眼はモードチェンジアビリティなために併用できず、八双で火力UPしようと思ったら星眼心眼で守ることを放棄しなければなりません。
 星眼心眼:空蝉の術の幻影と比較して、物理範囲攻撃・前方範囲攻撃に無力な点で心眼の防御能力に信頼がおけません。空蝉の術が15分継続するのに対し、心眼の効果時間が30秒しかないのも防御手段としては短すぎます。また空蝉の術は壱と弐があるため、片方の幻影が切れたらもう片方を詠唱することでフォローすることができますが、星眼心眼は「効果時間=再使用時間」なので、一度心眼がはがれると心眼の再使用時間が来るまでに打たれっぱなしのサンドバッグになります。
 効果時間について:後から追加されたモードチェンジアビリティのハートオブソラス・ミゼリやコンポージャー、ベロシティショットが効果時間2時間なのに対し、八双星眼は効果時間5分と短すぎます。
 魔法詠唱時間・再詠唱時間50%増加:侍/忍の防御能力が高くなりすぎるのを防ぐためにつけたとおもわれるこの魔法ペナルティが、暗/侍に魔法を使いづらくさせている要因になっています。

 以上のような諸々の問題点があるために、現在でも侍は心眼よりもサポ忍の空蝉の術で自分を守ることを選択することが多いですし、暗黒騎士もアポカリで自己回復できなければサポ侍を積極的に選択しません。戦士もアビセアの中でこそサポ侍にする人がおおいですが、アートマにより異常なリフレシュをもった白魔道士に支えられているから可能であるだけで、アビセアから出たらサポ侍にすることは難しいのではないのでしょうか。石火之機をサポに開放したからといって、サポ侍が普及するはずもありません。