Originally Posted by
Ginkgo
言語というのはそこで生活する人間が作るものなので、言語によって思考が変わるというよりも、生活する上での思考そのものが言語と言った方が良いのかと思います。1、2、3以上の数を必要としない生活をしている人の言語にはそれ以上の数字の概念は必要ありません。日本人の「侘び」だの「寂び」だの言っても、外人の生活に必要のない概念なので日本で生活しない限り永遠に通じません。同様に日本人に通じない概念も存在します。
MMOというのはルールがいい加減です。実に日本的というべきなのか、外人が基礎を作ったゲームだから、全部内容を契約にして、プロトコル化してしまえば良かったのにとも思いますが、実にゆるい。例えば、クラクラを人に貸すにしても、期限が来たら自動的に所有者に戻るような手続きを実装してしまえば、借りパクなんてのは起こりません。MMOの中にはそういう明示していないルールというのが大量にあって、それが「法」で全て縛られていなければ、プレイヤーの行動は倫理観を以て決まることになります。
しかし、世界の倫理観は多様であって、日本人のような正直者は外人の中に入ると往々にして馬鹿を見ます。外人は正直者を歓迎しますが、日本人は途中で平気で1時間離席する倫理観を持つような外人を排除します。別にそういうのは日本人が外人に対してのみ行うことではなく、日本人の内部でも不作法物は村八分にされます。
問題は恐らく言語の違いではなく、倫理観の違いなのだと思います。ただ、言語によってそれが区分可能だから、言語別にしろということになっているだけの話かと。「話が通じない」というのは、意味が二つあるのです。
政治的な話になるのですが、多文化共生とか一昔前に流行ったようなことを実際にやってしまったヨーロッパは悲惨なことになっています。戦争とは国境があるから起こるのではなく、国境が不要な戦争を防いでいるのです。これはMMOも同じです。