「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」を楽しみにお待ち頂いている皆さん、こんにちは。
プロデューサー/ディレクターの吉田から、2013年1回目、通算41回目となるプロデューサーレターをお届けします!

いよいよ今年は、ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアが発売されます!
昨年末に公開させていただいたβテストロードマップでは長い道のりに思えますが、
我々開発チームとしては、まさに「あっという間」のβテスト期間。
1秒たりとも無駄にしない覚悟で、新生のローンチに向かって驀進中です。

さて、βテストはまず、2月にフェーズ1がスタートします。
幸いにもβテストには、世界中から既に数十万単位で応募をいただいており、嬉しく思っています。
そこでちょっとだけβフェーズ1バージョンのスクリーンショットを……。


*バージョン表記が「β version」に変わっていますねw タイトルBGMも変更されています。


*βフェーズ1から全種族がテスト可能になります。ヒューランミッドランダー女性。


* ヒューランハイランダー女性。強くセクシーにポーズ。


*エレゼン男性。種族専用装備はスマートでカッコいいですよ。


*PvPの使用キャラとして欠かせないララフェル(違


*ミコッテオンラインに拍車がかかってしまいそうなミコッテ男性(苦笑


*最強のお姉さまになるであろうルガディン女性。色々凄いです(笑)


*ベンチマーク ワールド編のヒトコマ。数値はダミーですので気になさらずに。

βテストフェーズ1ではプレイヤーキャラクター全種族のテストが開始されますが、
使用できるカスタムパーツは限定的です。
αテストで皆さんからいただいたフィードバックを元に、現在も髪型や色数など、大規模な追加作業を行っている最中で、
すべてのカスタムパーツが使用可能となるのは、βテストフェーズ3からになりますのでご承知おきください。
髪の色数は192色に拡大する予定です……。

話はがらっと変わりますが、吉田がFFXIVを担当するようになってから、毎年恒例となった初詣。
今年もなんとか開発作業の合間を縫って行って参りました。場所は例年通り、浅草の浅草寺です。

特に今年は新生FFXIVのローンチがかかっていますので……


ドーン!とお賽銭を奮発(ちゃんと入れましたよ!)。

「たくさんのお客様が楽しんでくださいますように!」

そしてですね、なんといいますか、ご存じない方のために解説をしておきますと、
浅草寺のおみくじというのは、大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、凶の7段階あり、
その中でも「凶」の比率がとてもとても高いのです。その割合は、なんと3割!
(ちなみに末小吉は1%しかないんだそうです)
凶をあえて出すことで「驕らずに努力を続けなさい」ということを伝えるとかなんとか……。
ええ、つまりはですね、10人に3人は凶が出るのです。ここポイントです。

皆さん、もうおわかりですね? 予防線十分ですよ……。
そしてドン!!


ふふふ、これですよ、大吉!
……え?なんだか重なって見えるって?
す、すみません、実はこの大吉は開発ブログ更新担当の「プロジェクトマネージャM」が引いたものです。
吉田はというと……、はい、この重なっている方の小吉でした!

でも非常に心強いことが書かれていましたので、以下に記載しておきます。
  • 見禄隔前渓
    谷を隔てて宝が見えるように、欲しいものが目先にあっても得ることが難しいようです。
  • 勞心休更迷
    無理にその財を得ようと心を迷わせることはやめましょう。
  • 一朝逢好渡
    それまでは平常心で普段通りの生活をしましょう。時がくれば自然と財宝は手に入ることとなります。
  • 鸞鳳入雲飛
    目上の人や知人の援助があるでしょう。鳳凰が空を飛ぶように、立身出世し、良い事が来るでしょう。
つまりは、
「目先の利益や困難に囚われず、これまで通り、不眠不休で努力を続ければ、新生は成せる。
お客様の助けもあって、新生FFXIVは鳳凰のように羽ばたくでしょう!」
そういうことだと、吉田は理解しました。これまで通り、死ぬ気で頑張ります!(笑)

……で、3割の凶はというとですね。


なぜか毎年オチ担当の愛すべき河本に幸あれ!(笑)



さてさて、最後になりましたが、年始早々素敵な陣中見舞いをいただきました。
FFXIVを担当して以降、ずーっと仲良くしてくれているEA MythicのJeff Skalski氏と、
今年15周年となるMMORPGの大先輩、Ultima Onlineの現プロデューサーのMesanna女史です。


Jeffは吉田がヘビーにプレイしていたDark Age of Camelotのレベルデザイナーから業界入りし、
Warhammer Onlineを経て、現在はUltimaシリーズの統括プロデューサー。
大のFFファンで、ドイツで食事した時には「FFVIで大号泣した」と大いに語ってくれました(笑)
FFXIでも相当コアプレイヤーで、FFXIVはもちろんレガシーでいらっしゃいます。
(Jeffは、新生αテストフェーズ3でテストに当選して、喜びのあまりメールにSSを添付してきましたw)

日本に来るとのことで、新生FFXIVの開発フロアを案内し、製作の過程やマネージメントプロセスなど、
お互いに情報交換しながら、夜は食事をして「今後もMMO業界頑張ろうぜ!」という話をしました。

こんな風に新生FFXIVはMMO業界の中でも大きなチャレンジを行っているため、
お客様やプレイヤーの皆さんだけでなく、業界の方々からも「がんばれ!」とたくさん声をいただいています。
そんな声もチカラに変えて、これからも新生ローンチに向かっていきますよー!

ではでは、次回プロデューサーレター、公式フォーラム、もしくはβテストの中で、お会いしましょう!
See You Soon!!