先日放送された「第39回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の模様を収録した動画を公開しました!
生放送に間に合わなかった方も、もう一度見直してみたい方も、どうぞじっくりとご覧ください。
http://sqex.to/EWr
※YouTubeの画質設定で「720p」を選択していただくと、HD画質で動画をご覧いただけます。
あわせて「第39回プロデューサーレター LIVE」で発表された情報を、ダイジェスト形式でまとめてみました。
すぐに時間が取れないという方は、まずダイジェストをご覧ください!
パッチ4.1実装コンテンツ特集Part2
0:04:50
パッチ4.1実装のコンテンツに関して、実機を交えながらご紹介しました。
ハウジングエリア「シロガネ」の土地販売が開始されるため、
メンテナンスが予定より早く完了した場合でも、ワールドを早くオープンさせることはありません。
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◆宝物庫ウズネアカナルのアップデート
0:09:34
今回実装される深層へは、ウズネアカナル内の宝箱から入手できる地図の転送魔紋からのみ突入できます。
この地図で示されるポイントは水中のどこかです。また、ディグ時に宝箱は出ず、必ず転送魔紋が開くようになっています。
深層では各部屋の扉は必ず3つあり、これまでより多くの報酬が入手できる機会が用意されています。
トラップやギミックを持つモンスターも一新されており、倒し方によって報酬が変化するなど、新たな仕掛けが用意されています。
そのなかに、宝箱を開けた際に発生する可能性がある「強欲の罠」というトラップがあります。
「強欲の罠」は、ポーカーのハイ&ローのような仕組みで報酬の倍加に挑戦できます。
成功しつづけることで、最大5段階まで報酬を増やすことができますが、失敗すればもちろん報酬はゼロに戻されます。
最深部でこのトラップが発生し、5回連続で成功した場合、パーティメンバー1人あたり数百万ギルを入手できる可能性もあります。
また、各種ハイマテリジャもかなりドロップするようになっていますが、敵はそこそこ強いのでフルパーティでの攻略を推奨します。
◆お得意様取引
0:13:51
お得意様取引の対象NPCに「メ・ナーゴ」が追加されます。メ・ナーゴのサイドエピソードが垣間見える内容になっていますので、ぜひお楽しみください。
また、パッチ4.2でも新たなお得意様取引の追加を予定しており、そちらでは“ファッションリーダー”的な内容をお楽しみいただけると思います。
◆冒険者小隊 攻略任務
0:15:21
小隊メンバーと一緒にダンジョンを攻略できる「攻略任務」が追加されます。
また、小隊メンバーの武具投影も行えるようになりました。
「攻略任務」は小隊ランク2以上で行えるようになります。
ダンジョンには、通常のライトパーティ同様にTANK×1、HEALER×1、DPS×2の構成で突入でき、このなかにはプレイヤー自身も含まれます。
なお、ダンジョン突入後は自動的にレベルシンクされます。パッチ4.1時点で挑戦できるダンジョンは以下の5つです。
「攻略任務」の実装に合わせて、小隊メンバーの志願書から「作戦」を設定できるようになりました。
- 魔獣領域 ハラタリ修練所
- 監獄廃墟 トトラクの千獄
- 奪還支援 ブレイフロクスの野営地
- 城塞攻略 ストーンヴィジル
- 旅神聖域 ワンダラーパレス
「作戦」とは、攻略任務中の行動のもとになるAIのようなもので、メンバーごとに「自由」「攻勢」「守勢」「定石」の4つのなかから1つを選んで設定します。
最初は「自由」しか選べず、ほかの作戦は、ダンジョン攻略達成時に覚える可能性があります。
また、作戦にはそれぞれ「熟練度」があり、これもダンジョン攻略達成時に上昇することがあります。
ただし、どの作戦を覚えるか、どの熟練度が上がるかは運次第です。
ちなみに、小隊メンバーは光の戦士であるプレイヤーほど強くはないので、メンバーをフォローしてあげながら攻略を進めてみてください。
0:21:07
(放送では実際にダンジョンを攻略しながらご紹介しました)
戦闘中のUIや、ジェネラルアクションのコマンドの中に「ORDERS」という項目があり、ここから「戦闘開始」や「一時退避」などの指示を出すことができます。
また、小隊専用のリミットブレイクも用意されており、その使用指示もここから行えます。
パッチ4.1では「旅神聖域 ワンダラーパレス」までのいくつかのダンジョンが対応していますので、そこまでのレベル帯であれば、プレイヤー自身のレベリングに活用することもできます。
挑戦できるダンジョンは今後検証を進めながら、順次増やしていく予定です。
ただし、「腐敗遺跡 古アムダプール市街」など、プレイヤーが行動不能になるギミックがあるダンジョンについては、小隊メンバーにギミックを解除させるのは仕組み的に難しいので、今のところ対応予定はありません。
「戦闘開始」後は、タンクが攻撃するまで他メンバーは基本的に待機していますが、HPが低い敵にうまくターゲットを合わせるなど、プレイヤーほど器用な動きはできません。
しかし、こういう不器用なところも含めて、初めてMMORPGをプレイする友人と一緒に遊んでいるような感覚で楽しんでいただけるとうれしいです。
なお、小隊メンバー用に開発したAIに関しては、今後より発展させていきたいと考えていますので、ぜひプレイしてみてのフィードバックをお寄せください。
攻略任務は、小隊任務と異なり、軍票がある限り時間制限なく何度でも挑戦できます。
そのぶん、経験値効率はやや低いので、メンバー育成の際は小隊任務や訓練と組み合わせて活用してみてください。
攻略任務の報酬としては、小隊メンバーの訓練モーションのエモートなどが用意されています。
◆ジョブ調整
0:34:55
パッチ4.1では、戦士/竜騎士/忍者/機工士/召喚士/学者のアクション調整のほか、キャスター/ヒーラーの一部ロールアクションの効果変更を行います。
詳細は「4.1パッチノート」にてご確認ください。
ここでは、調整の方針についてご説明します。
«戦士»
「シェイクオフ」の調整などをはじめ、パーティメンバーを守る能力を強化することで、ナイト/暗黒騎士とのバランスを取りました。
«竜騎士»
調整項目が多く感じられると思いますが、その理由は「へヴィスラスト」の与ダメージ上昇の効果量を引き下げたぶん、他アクションの威力を引き上げる調整を行ったためです。
竜騎士はコンボルートが長いため、「へヴィスラスト」のバフ更新を失敗した場合にDPSがかなり減ってしまっていました。
これを緩和するため、バフ効果自体を引き下げ、他ウェポンスキルの威力を引き上げることで、安定してDPSを出せるようにしました。
また、フェーズ移行でモンスターが消えてバフが途切れた場合などに、DPSをより早くトップレートまで戻しやすくなるよう、
「ドラゴンアイ」の最大スタック数を「4」→「3」に変更しています。
«忍者»
「土遁の術」に特性「毒刃Ⅱ」の効果が適用されていた不具合の修正にともない、修正後も現状の威力が維持できるよう、「土遁の術」そのものの威力を引き上げています。
「縮地」の実行~完了の時間短縮については、おおよそモンクの「羅刹衝」と同様のスピード感になるように調整しています。
«機工士»
各タレットによる「対象の被ダメージを上昇させる効果」の効果量を微調整しました。
機工士については、プレイヤーの皆さんの間で「使いこなすと強い」という認識が広まってきたと感じています。
«召喚士/学者/巴術士»
ペットが倒されてしまった際に素早くリカバリーできるよう、調整を行いました。
また、復活を望む声をたくさんいただいたので、「サステイン」を再実装しています。
«召喚士»
トランス・バハムート中の「トライバインド」や「ルインガ」の効果変更や、「エギの加護」の調整をはじめ、これまでとプレイ感がかなり変わるような調整を行っています。
多くのフィードバックをいただいていた「バハムート・エギ」のサイズ変更については、プレイヤー全員に対するオプションとして追加しました。
この仕様にした理由は、召喚士のみのオプションとして追加した場合、周囲のメンバーを気遣って、
本当は大きく表示したいのにできないといったことが起こり得る可能性があるためです。
«学者»
各種バリアアクションのMP消費効率を引き上げました。また、「士気高揚の策」のバリア効果量を強化しました。
«ロールアクション「堅実魔」»
ギミック対応時の使い勝手向上のため、効果変更を行いました。
皆さんのフィードバックやプレイデータなどをもとに、今後も調整を加えていきます。
◆極神龍討滅戦
0:47:28.
(放送では実機にてご紹介しました)
以前のプロデューサーレターLIVEでもお伝えしましたが、「極」向けに想定していたギミックをすべてノーマルで使ってしまったので、新規ギミックが多数追加されています。
「極スサノオ討滅戦」や「極ラクシュミ討滅戦」と比較すると、難易度は高いです。イメージとしては、次元の狭間オメガ零式:デルタ編の2と3の間くらいの難度になるように調整しています。
ただし、デルタ編2はミスをするとワイプせざるを得ないポイントが明確にありますが、極神龍に関しては個人プレーでリカバリーできる部分もあるので、難度の感じ方には個人差があるかもしれません。
一風変わったギミックの“ヒールチェック”があったり、戦闘中盤以降にかなりダイナミックな演出があったりなど、楽しんでいただける内容になっていると思います。
◆楽器演奏
0:54:40
(放送では実機にてご紹介しました)
パッチ4.1実装予定でしたが、演奏時のラグ対応のため、パッチ4.15に延期させていただきます。
演奏音はサーバーを介して他プレイヤーに届くため、自身がきちんと演奏していても、聞く側の通信環境しだいでラグが発生してしまいます。
このラグを完全になくすことはできませんが、一定量のパケットをまとめて送ることで、ある程度解消できる見込みがあることがわかりました。
そのため、すでに演奏機能は完成していますが、パケット通信を調整する仕組みを入れるため、実装を延期することにしました。
パッチ4.15時点では、ハープの音色で3オクターブ分(半音込み)を演奏できるようになります。
演奏機能については、グループポーズのように、今後も音色や演奏モーションの追加など、新たな要素を追加していきたいと考えています。
なお、先述のサーバー通信の関係上、現時点で他プレイヤーと「合奏」を行うことは難しいので、その点はご留意ください。
ただし、パーティ内の演奏のパケットをまとめて処理できるようなモードを今後追加することができれば、パーティメンバーと一緒に合奏できるようになるかもしれません。
ちなみに、全員が同じ演奏ができるようになるより、一生懸命練習を重ねて演奏してほしいので、マクロには対応していません。
つたなくても自身の操作で音を奏でたほうが味のある演奏になると思っています。
◆HUDアップデート
1:06:07
(放送では実機にてご紹介しました)
バフ・デバフ情報に大幅なアップデートが入ります。
これまでは「キャラクターコンフィグ」に設定がありましたが、今後は「HUDレイアウト」→「個別HUD設定」から設定変更ができるようになります。
ここから、バフ/デバフ/その他バフ(食事など)を分割して表示できるようになります。
さらに、それぞれのHUDに対して、自身が付与したバフの優先表示設定や、ゲームパッドでUI切替時に煩雑にならないように、フォーカスしないようにするなど、より自分好みの設定を行うことができます。
また、ターゲット情報のHP/キャストバー/バフ・デバフも分割表示できるようになります。
ジョブ専用HUDのシンプル版もパッチ4.1で追加されます。あわせて、機工士と吟遊詩人に関しては、たくさんのご要望をいただいていたバフの残り時間表示にも対応します。
これ以外にも、高解像度モニター向けのウィンドウサイズ200%拡大対応など、UI関連のアップデートが多数行われます。
◆引越機能
1:33:35
(放送では実機にてご紹介しました)
シロガネの土地販売開始にともない、引越機能が実装されます。
実装までお待たせしてしまいましたが、シンプルで分かりやすい機能になったと思います。
引越手順の詳細は「4.1パッチノート」にてご確認ください。
引越機能にあわせて、アパルトメントや個人部屋含むすべてのハウスに「倉庫」が追加されます。
調度品/庭具を入れておく場所として、引越しなくても使用することができ、ここから直接設置することもできます。
一部を除く撤去時消滅するタイプの調度品/庭具もしまえるようになっていますので、季節に合わせた模様替えの際にシーズナル家具などを入れておくなど、活用してみてください。
ちなみに、放送では各ハウジングエリアの遊泳可能エリアもご紹介していますので、ぜひ動画でもご覧ください。
◆新PvPコンテンツ「ライバルウィングズ」
1:57:58
最大48人のプレイヤーが2陣営に分かれて戦う、新たな大規模PvPコンテンツです。
リリースはパッチ4.15を予定しています。今回はルールの説明を中心にご紹介しました。
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コアを攻撃する際は、「機工兵器」をうまく活用することが重要になります。
機工兵器に騎乗するためには、フィールド内に落ちている「青燐水」を拾ってエネルギー充填する必要があります。このエネルギーはライトパーティごとに用意されており、消費することで騎乗可能になります。
ちなみに、見ての通り機工兵器は機工城アレキサンダーのボスがモチーフですが、騎乗時にはそれぞれの戦闘曲が流れます。
「クルーズチェイサー」は、敵プレイヤーや敵機工兵器に大ダメージを与えることができる機体です。ただし、防御力は低いため、立ち回りには工夫が必要です。
攻撃するたびにエネルギーゲージを消費しますが、パーティメンバーが青燐水を拾えば、騎乗中もゲージを回復できます。
「オプレッサー」は、タワーやコアといったオブジェクトの破壊に特化しています。そのぶん、プレイヤーにはほとんどダメージを与えられません。
移動速度も遅いので、攻撃する際の立ち位置やパーティメンバーからの支援が重要です。オプレッサーをうまく使えるかどうかは、勝敗に大きく影響すると思います。
「ブルートジャスティス」は、自陣のタワーが2本破壊された状態でのみ騎乗できる最終兵器です。
そのぶん、対プレイヤー/対オブジェクトともに優れており、ピンチから一発逆転できる力を持っています。
自律して行動し、敵と遭遇すると自動的に交戦します。彼らを守ってあげることも戦術的に重要になります。
PvPコンテンツは、競技性が高い「ザ・フィースト」、3勢力で大規模に戦う「フロントライン」、そして、2陣営に分かれて戦う「ライバルウィングズ」の3種類で遊びのバリエーションとしては整ったかなと思っています。
フロントラインに関しては、パッチ4.2以降にはなりますが、週替わりでルールが切り替わるような仕組みの追加を検討しています。