皆さんこんにちは、ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクターの吉田です。
前回のレターから随分と間が空いてしまいましたが、毎月のようにプロデューサーレターLIVEを
放送させていただいているので、それにてご容赦ください(笑)

そんな間隔の空いてしまったプロデューサーレターですが、今日はさすがに外せません。
2015年6月23日、本日はファイナルファンタジーXIV初の拡張パッケージとなる
”蒼天のイシュガルド”の正式サービス開始日です!

FFXIVで初めてMMORPGをプレイする方にとって、「拡張パッケージ」という言葉は、
あまり馴染がないのかもしれません。
拡張パッケージとは文字通り、ゲームの根幹を大きくアップデートするために開発された、
いわばFFXIVの続編のようなものです。

今回は大空を自由に飛び回るフライングマウントを、今後も様々なシーンで活用できるように、
フィールドの描画システムや読み込みのシステム周りを大きく変更し、
さらには大規模な新フィールドを多数追加しました。



アイテムレベルの上昇ではなく、キャラクターの育成が再び行われるようにと、
レベルキャップの開放が全域にわたって行われ、ジョブもクラスも大幅に新アクションが増えました。
さらに新種族としてアウラが追加され、皆さんの分身となる光の戦士の容姿にも変化が起こります。



そしてもちろんメインストーリーも”新生編”に続いて、”蒼天編”となる大きな物語が追加され、
RPGとしてたっぷりと新しい冒険に浸っていただけます!





パッケージとしてご購入いただく以上、新作RPG1本分の内容を詰め込んでお届けいたします。
どうぞ、これから始まる「蒼天のイシュガルド」とパッチ3.Xシリーズにご期待ください


早いもので、新生エオルゼアのスタートから1年と10か月、旧FFXIVのスタートから数えると、
4年9か月もの時間が流れたことになります。この間、本当にたくさんのことがありました。
特に旧FFXIVから応援とプレイを続けてくださっている”レガシープレイヤー”の皆さんには、
随分とお待たせしてしまった、念願の拡張パッケージになります。

旧FFXIVのスタートからクルザスの北方に座していた皇都イシュガルド。



長らく閉ざされていた門が開き、今ようやく皆さんにイシュガルドでの冒険をお届けできます。
本当に長い間お待たせいたしました。存分にお楽しみください!

蒼天のイシュガルドは、FFXIVにとって初めての拡張パッケージであり、
これからも長く続いていく、エオルゼアでの冒険の第二章にあたります。
その分だけ、開発チームには無茶なスケジュールを強いることになってしまいましたが、
開発チーム/運営チーム、そしてもちろん吉田も、できる限りの力を振り絞って作った作品です。

しばらくは混雑や細かいHotFixが続くかもしれませんが、これだけ大きな「お祭り」は、
拡張パッケージだからこそ味わえるものです。どうぞ多少、大目に見てくださると幸いです。

そして開発チームは、次なるアップデートと次なる拡張パッケージに向かって、また走りだします。
どうぞこれからも、FINAL FANTASY XIVをよろしくお願いいたします!