部族名 | 英字表記 | 解説 |
アダルキム | Adarkim | アウラ・ゼラの中では、最も大きな人口規模を誇る部族。部族間抗争においては、細かな戦術よりも、数で圧倒する戦術を好む。 |
アングラ | Angura | 北部の山岳地帯で暮らす部族。氷河に反射する太陽光に照らされて生活しているため、赤茶色に焼けた肌を持つ。 |
アルラク | Arulaq | 200年前に滅亡したと思われていた部族。実は、北部の山岳地帯にある隠れ谷にて、ひっそりと暮らしていた。 |
アヴァグナル | Avagnar | 近年、ダラルキム族に敗れ、吸収された部族。しかし、生き残りの中には、密かに自分たちをアヴァグナル族と呼ぶ者もいる。 |
バイロン | Bairon | 南部の砂漠地帯で暮らす部族。厳しい暑さと水の少ない環境を生き抜くため、幼い頃から特殊な訓練を受けている。 |
バヤクッド | Bayaqud | 西部の大草原地帯で暮らす部族。一妻多夫の伝統を持つことで有名。二千年前から渡り語り継がれる伝説にも、6人の夫を持つ女性が登場するほど。 |
ボリル | Bolir | 西部の大草原地帯で暮らす部族。獣の群れを追い、その糞を集めて移動式の窯で焼き炭を作る。これを他部族に売る「炭焼きの民」として有名。 |
ボラーク | Borlaaq | 構成員のすべてが女性という風変わりな部族。子作りは、他部族の男性との間で行い、生まれた子が男性だった場合は、一年以内に手放すという。 |
ブドゥガ | Buduga | 構成員のすべてが男性という風変わりな部族。人口を増やす方法は、他部族との戦いと、誘拐の他にない。 |
ダラミク | dalamiq | 移動をせず定住する、数少ない部族。中央部に流れる大河の、川幅が2マルムもある場所に浮かぶ島に住んでいる。 |
イリク | Iriq | ボラーク族の捨て子を拾い、自分たちの子どもとして育てる部族。そのため、男女比率で言うと、男性が多い。 |
ジュンギド | Jhungid | 二番目に大きい部族。カール族と敵対関係にある。年に一度の決戦に備え、年間を通じて小部族を吸収を繰り返し、戦士の数を増やす。 |
カール | Kharlu | 三番目に大きい部族。ジェンギド族と敵対関係にある。年に一度の決戦に備え、年間を通じて小部族を吸収を繰り返し、戦士の数を増やす。 |
カタイン | Khatayin | 典型的な狩猟部族。年の9ヶ月は、北部の山岳地帯で山羊を狩る。残りの3ヶ月は、比較的温暖な山裾に移動し、狩猟の成果を糧に冬をしのぐ。 |
マルキル | Malqir | 西部の大草原地帯の部族で、族長選びの方法が独特。多くの部族は試練で力を競うが、マルキル族は「カラキク」というチェスに似たゲームで頭脳を競う。 |
マンカード | Mankhad | 東部の海岸地帯で暮らす部族。狩猟の達人として知られ、フグ毒を塗った魚の骨で出来た「吹き矢」を得意とする。200ヤルムの距離から的中させるのも当たり前。 |
ミエルキド | Mierqid | 南部の砂漠地帯で暮らす部族。砂漠の中に100ヶ所以上の砂に埋もれた物資備蓄所を持ち、その間を点々と移動しながら生活する。 |
ノイキン | Noykin | 西部の大草原地帯で野生の馬を追う「乗馬の民」。ノイキン族の女調教師は、一週間あれば、どんな暴れ馬の心でも、完全に静めるという。 |
オルクンド | Olkund | 長身こそが美とされる風変わりな部族。長年の部族内結婚により、オルクンド族の男性は、平均身長が2.5ヤルム(約2m30cm)を超えるという。 |
ダズカル | Dazkar | 育児から洗濯、炊事まで、家事はすべて男性が担当。移動以外で男性が天幕を出ることは滅多にない。一方、女性は大草原随一の狩人として知られる。 |
オロニル | Oronir | 独自の神話と宗教観を有する部族。彼らの主張によれば、オロニル族はすべからく太陽神「アジム」の子孫だという。 |
オロク | Oroq | 中央部の草原地帯で暮らす部族。長い草を編んで作ったソリに馬油を塗り、そのソリで物資や幼児、病人を運んで移動することで知られる。 |
ケレル | Qerel | 勇猛な戦士が多いことで知られる部族。ケレル族の成人式では、己の手で仕留めた虎の骨で鎧を作り、身に付けなければならない。 |
トルグド | Torgud | 南部の砂漠地帯で暮らす部族。泥と石灰、骨粉を混ぜた白い顔料を身体に塗り、太陽光から肌を守ることで知られる。 |
ツメト | Tumet | ツメト族の子どもは10才になると、移動の際に聖なる木に縛り付けられる。そこから独力で脱出し、移動先に合流できれば、部族の一員として認められる。 |
ウグンド | Ugund | 中央部の草原地帯で暮らす部族。独特の葬送の儀式で有名。死者は山羊乳酒を振りかけられ、それが蒸発した後に蟻塚の下に埋葬される。これは蟻が、魂を来世の門まで運ぶと考えられているためだ。ただし、その道のりがあまりに恐ろしいため、死者に酒を飲ませ、魂を酔わせておくのだという。 |
ウヤギル | Uyagir | 数少ない定住型部族で、南部砂漠地帯の北端にある洞窟で暮らす。伝承によれば、この洞窟は欲深くなりすぎた先祖を罰するために、神が大地に放った巨大甲虫が掘った穴だとされる。 |
ドーロ | Dhoro | 他部族との交流を嫌う「孤高の民」。常に見張り番を四方に立てており、余所者を見つけたら、すぐに警鐘を鳴らして、逃げ去ってしまう。 |
オルベン | Orben | 中央部に流れる大河の流域で暮らす部族。アシで編んだ川船を用いて移動する。この川船は、自分たちの肌から剥がれ落ちた鱗で飾られているという。 |
エジン | Ejinn | 中央部に流れる大河の流域で暮らす部族。船を用いず、移動や狩りには独自の水泳法を用いる。エジン族の狩人には、15分以上、息を止められる者もいるらしい。 |
ドタール | Dotharl | 獰猛さと好戦性で知られる部族。幼い頃より、死の恐怖を払いのけるための訓練を受けている。他部族を襲うことも多いが、あまりに猛然と戦うため、かえって生存率が低く、部族の規模は常に小さい。 |
ホトゴ | Hotgo | ドタール族の猛攻に遭い、ほぼ壊滅した部族。襲撃の際に狩りに出ていた者と、独立してエオルゼアに旅立った者しか生き残りはいない。 |
サガヒ | Sagahl | 獣を人と同等の存在だと考える部族。そのため、肉を食すことはもちろん、荷運びにすら獣を利用しない。食事はもっぱら、西部の大草原地帯に生える植物か昆虫である。 |
カコール | Kahkol | 最近になって成立した新興の部族。部族間抗争で壊滅した、複数の部族の生き残りが集い、結成された。部族名は、そのひとつから採ったもの。 |
カー | Kha | 大草原地帯の西端に住む部族。独自の交易ルートを持っており、アウラ・ゼラ以外の民族との交流が多く、彼らの文化を積極的に採り入れている。 |
モル | Mol | 移動先の選定から、その日の夕食に至るまで、すべての部族内判断を「神」に問いかけ決定する。そのため、「神」の言葉を紡ぐ、シャーマンの地位が高い。 |
ゲシ | Gesi | スリングスピアを操る狩人の民。これは、マンモスの骨で作った手槍を、投擲距離と速度、殺傷力を増すために、革紐を用いて投げるものである。 |
カゴン | Kagon | 南部の砂漠地帯で暮らす月神「ナーマ」を信奉する部族。「ナーマ」の宿敵が太陽神「アジム」であることから、太陽光を浴びると悪に染まると考えている。そのため、移動を伴う行動は、すべて日没後に行い、日中は天幕で過ごす。 |
ゴロ | Goro | 「馬」こそが「完全なる存在」だと信じており、ゴロ族は成人すると愛馬と「結婚」する。なお、肝心の子作りの相手は、クジで決めるという。 |
ガール | Gharl | ガール族には、数千年に渡り引き継がれてきた聖なる壺がある。移動時には、その土地の土を壺に入れ、移動先で土を大地に戻す。数千年間繰り返されてきたこの習慣により、辺境地域全土の土が交じり合っていると信じている。 |
ダタク | Dataq | アウラ・ゼラの中で、最も移動距離が長いとされる部族。1、2時間以上、同じ場所に留まることがなく、睡眠すら馬上で行うほど。天幕を使うのは、大嵐に遭遇したときのみ。 |
ハラギン | Haragin | 東部の海岸地帯で暮らす部族。ハラギン族に伝わる伝承によれば、大昔、彼らの祖先が大きな船を造り、東の大海原の向こうを目指して出港したという。しかし、一年後に帰ってきた生き残りは、「金属の身体を持つ魔人が、石で出来た森に棲んでいた」という恐るべき物語を持ち帰って来たらしい。 |
ウラ | Ura | 北部の山岳地帯で暮らす部族。北部地域の部族の中では、唯一、狩猟を行わない。鉱物を集めて、物々交換によって生計を立てているという。 |
モクス | Moks | 「姿なき民」と呼ばれる部族。モクス族は他部族の内部に潜んで生活しており、部族間交流のときのみ、仲間同士しか理解できない手話によって、同族同志でコンタクトを取り合うらしい。 |
ゲネク | Geneq | 西部の大草原地帯で暮らす部族。アウラ・ゼラの共通語の他に、複雑怪奇な第二言語を持つ。その言語は、大草原の獣の鳴き声に似ているという。 |
ホロ | Horo | 中央部に流れる大河の流域で暮らす部族。大柄な方が「裕福」とするアウラ・ゼラの一般的な考え方が、より強く信じられており、大河の水をよく飲み腹を大きく見せる風習がある。 |
ヒマー | Himaa | 通称「双子の民」。理由は定かではないが、生まれてくる子どもに双子が多い。3回に1回の出産で双子が生まれるため、部族のおおよそ半分が双子である。そのため、部族間抗争の際に、同じ顔の兵を多数そろえ、相手を動揺させることができるという。 |
マラグルド | Malaguld | アウラ・ゼラの部族としては珍しく、アウラ・レンを受け入れることで知られている。そのため、マラグルド族には、ゼラとレンの双方の血を受け継ぐ者も少なくない。 |
ウルメト | Urumet | 南部の砂漠地帯で暮らす部族。老人を肩車して移動させるという、奇妙な風習がある。これは年長の者に対する尊敬を示す意味があると同時に、平坦な砂漠地帯で効率的に獲物を見つけるという利点もあるようだ。 |
カッリ | Qalli | 西部の大草原地帯で暮らす部族。「鳥の民」と呼ばれるほど、歌が上手いことで知られている。普段の会話にすら、優美な旋律が採り入れられている他、詩的な表現が好まれる傾向があるようだ。 |
ケスティル | Qestir | 極端に言葉数が少ない「沈黙の民」。純粋なる表現とは、人の行動のみによるという考え方を持ち、言葉こそが嘘の源であると信じられているようだ。 |