獣使いの思い出を語ろうのコーナー
●低レベル(かえれ習得のレベル35未満)
そのあたりの「ふつう」クラスをあやつり「むず」にぶつけて見物する、または少しだけタゲとらない程度に殴る。当然、こっちのペットの方が弱いために先に倒されるが、敵の残りHPもすくないため本体で削り取る。ペットが消えた状態でとどめをさすため経験値減衰もなくお得。ようは、モンスターのHPを大幅にけずりとるためのミサイルの役割。
●それからアビセア前まで
「かえれ」でペットを任意に戻せるようになったため、戦う敵の融通がつけやすくなった(たおす直前でかえれすればいい)。
つまり、何もかわらず相変わらずミサイル。
ちなみにいつもソロです。パーティメンバーがいません。
●禁断の地アビセア
ナズナ爆誕。とてつもない火力で並み居る前衛ジョブを駆逐。当然、ナズナが強いのであって本体は付け足し。ナズナが並み居る敵をなぎ倒す。本体も多少殴れる。
●デュナミスリメイク
ソロ突入可能となり、ペットとともになぐれる火力ジョブとして大流行。トレハン3をもつユリィとともにデュナミスにあふれかえる。共闘という点ではここが全盛期。ユリィが回避盾で本体はユリィが倒すまでにアビ弱点をつける係。
●99までのコンテンツ
サル2、ナイズル2、VWではあまり使い勝手がいいとは言えず、出番はなかった。相変わらずデュナミス専用ジョブ。
●アドゥリン以降
ようやく、あやつることができるモンスターが登場し、往年の獣使いのようなプレイもできるようになったが、そもそもアドゥリンのフィールドやダンジョンでモンスターをあやつって戦う意味があまりない。アドゥリンでできることは、基本的にバトルコンテンツであるため結局汁を持ち込まなければペットを呼べない。そして、追加されたIL対応ペットは本体よりもはるかに強いため、本体は基本的に安全なとこで見ているだけ。そもそもコンテンツに獣使いが入れる枠自体がない。
●しじをさせろ修正、アルビオンスカーム
TPに関係なくチャージでしじをさせろ使用可能、アルビオンスカームで大幅なペット強化が可能に。ますます本体との差が開いていく。ペットは本体という空母から飛び立つ戦闘機へ変貌。
かなり私見が混じってますが、獣使いが本当の意味で共闘していたのはリメイク後のデュナミスくらいじゃないでしょうか? そのデュナミスですらフェイスのない時代にソロで敵をたおせていたのですから、「格下の敵を大量に倒すコンテンツ」でしかありません。そういう格下相手でなければ、本体とペットの共闘は行えていなかったのが現在に至るまでの獣使いの現状です。
それ以外ではペットは「モンスターにぶつけて本体が安全にたおせるくらいまでHPをけずるミサイル」でしかなかった」。格上のNMと戦う時は周囲のモンスターを次々とあやつってミサイルにしまくって、自分は逃げ回るというプレイしかできなかったはずです。強力な範囲攻撃にさらされながら、ペットとともに近接戦闘を行った記憶がまったくありません。
これまでのFF11の歴史の中で、獣使いがペットと共闘できていたことが皆無といっていいのに、いまカット装備を備えた前衛ですらなぎたおされるようなバトルの中で本気で共闘が成り立つのでしょうか? そのビジョンすら見えません。