いまさら何を改めて…と思われるかも知れませんが、現在の泳がせて一網打尽、という
方針は構造上大きく問題があると考えますので、例によって自論てんこ盛りではありますが
少し指摘させて頂きます。
・ユーザへの迷惑行為の解消にはならない
業者による狩り(いわゆるファーミング)とそのサポート行動そのものが通常プレイや
アイテム相場への障害であり、泳がせる方針をとる限り解消しない。
・業者の増減は費用対効果のみによる
STF報告分のみでも10年以上の取り組みがあり、にも関わらず業者が活発に行動し続ける
のは投入金額を大きく超える現金収入があるからに他なりません。
アカウントの停止・凍結があっても"必要経費"として捨てアカを投入するだけで、
間違ってもプレイヤーのように「諦めの境地」なんて事にはなりません。
"ビジネス"でやっている訳ですから。(だから罵倒テルなんかも意味が無い)
ーまあ「諦めの境地」は発表がイベントだったから場にそぐわない冗談であったものと
思いますが…
先月の凍結分が1,493アカ・28億だそうですが、(ギルは先々月の倍強位になってますね)
昼夜問わずファーミングを行い、合成・出品要員まで置いて休まずに活動しているに
しては少な過ぎます。少なめにみて10アカで1チームとしてもチーム当たり1,900万G弱、
均等割りで鯖あたり1.8億弱です。(いないサーバってあるんだろうか)
なんらかの形で凍結を免れているギル及び見逃している団体が多いと思いますので
更なる精査が必要と考えます。
また取締りが野放しになっている事がBOTで済む範囲を増やしており、ツールが
長く使い続けられる,人件費が節約できる,等の面で負担を減らし、業者の拡大を
助ける結果になっていると考えますが、どう思いますか?
捕まえたがすぐ別キャラクターが出てきて消えてないように見える、なんて話がありました。
(消えてない報告をした人たちの多くは、読みにくいランダムネームをメモってヴァナを
抜けて通報した人なわけで、「そう見えるだけ」というのには甚だ懐疑的ですが)
しかしそれだけの数のアカウントを予め育成し、再度処断される可能性の高い場所に
即派遣しても惜しくないだけの利益をあげている証明ともいえます。
・取締りについて
上の投稿でGMに取締り権限を与えていないらしい、というのがありましたが、
ではSTFには現地に向かう実働部隊はないのですか?
またそうだとしたらあえて言いますが正気の沙汰ではありません。
泳がせる方式が有効なのは①少なくとも把握した団体のギルの流れを「完全に」把握し、
②暗躍している団体の大半を捕捉ができている、が共に成り立つ場合のみです。
その上でやっとRMT業者の収入を細らせる事のみが可能です。
①は例えばファームされたアイテムや合成物の全数リストとその売却なりバザー価格等の
総計に収支は合っていますか?(そもそも売られる時点で経済破壊は起きていますが)
また②ができていないと把握していない所ではツーラー天国になります。
ザルどころか素通しになっているのだとしたら、前項に書いたように業者の補助に
しかなりません。無法地帯になるのは当たり前です。
①で消えている金額があるなら、業者のファーム行為は成功しています。
そしてその間②で把握外の団体は野放しです。
泳がせる方式をとるにしても行っているサーバやエリア以外では取締りは行うべきです。
ツーラーが我が物顔で駆け回るのは良くありません。
追いかけてもいないのに「いたちごっこ」を語る資格はありません。
もちろん冤罪防止は最重視しなければなりませんが、例えば壁の中にいる交換役等は
一時捕捉・拘留してしまって構わないのではないでしょうか。
交換役を失えば次々別のアカウントを繰り出さねばならず、ファームの効率が落ちます。
またいつ拉致されるか分からない状況であれば業者側も完全BOTとはいかず人員を
要します。これらは地味に業者の持ち駒を減らします。
凍結ギルの報告額を増やすよりファーミングの効率が落ちるほうが業者には痛手の
筈です。
ジュノ等の育成キャラつぶしも有効でしょう。テレポイントの無いところで同一座標に
重なってワープアウトしてくる様なのは対象にできるでしょう。
もちろん特定のルートをつぶされればまた別の穴を見つけるでしょうが、
新しい方策を見つけ出す手間をかけさせる事は次の一手を遅らせる事につながり、
業者の人的リソースを削ります。
とにかくギルファーム行為そのものを許せば業者は手に入れている、と考えるべき
です。相手はツーラーなのですからどんな手を使っても不思議ではありません。
消せなくとも手間をかけさせ弱らせる事は可能と考えます。