以下の文章は99%の妄想と1%の考察でできています。

ラトラナジュ(英:Ratnaraj)
燃えるように赤い宝石。

デュナミスダイバージェンスで追加されたアイテム。
語源を調べてみると、ルビーの別名であり古代サンスクリット語で宝石の王を表す「ラトナラジュ」であると思われました。ラトナ(宝石)ラジュ(王)です。
サンスクリット及び近しい言語圏では、王を示す言葉は「raj(ラジュ、ラジー)」「raja(ラジャ、ラージャー)」等となり、FF11においてもいくつかの例があります。

アビセアグロウベルグのRaja(インドのボードゲームチャトランガで王の駒)
エスカルオンのNaga Raja(蛇神の王)
両手剣WSクエNMのMaharajah(インドにおける大王、マハ・ラジャ)
アイテム、マハラジャリング(同上)

などなど。ヴァナディールにおいても王はRajaと表記されています。
しかしこのアイテム名はラトラナジュ。英語表記ではRatnarajと「ラトナラジュ」となっており、リアルでの名称のこともあり正しくはラトナラジュではないかと思われましたが、不具合報告にて「ラトラナジュ」が仕様との回答がありました。

そこで、ラトラナジュが正しいことを認めたうえで、その意味を考えてみました。
分解すると「ラトラ」「ナジュ」。
まずラトラについて調べてみたところ、ほとんど該当する言葉が見当たりませんが、ラトラ値というものを発見しました。

ラトラ値:圧粉体をかごの中で繰り返し回転落下させ、その質量減少率で表す圧粉体の・・・

さっぱりわかりません!
とりあえず、何らかの性質を示す言葉であることだけはわかりました。ここでは「性質、性格」としておきます。
次にナジュ。
上記のラジュの表記ゆれから、ナジュもナジー、ナジャ、ナージャーなどが考えられ・・・ナジャ?
そう、ナジュとはあの「ナジャ・サラヒム社長」を示す言葉だったのです。
ラトラナジュ、つなげると「ナジャ社長の性格、性質」という意味になります。
そしてラトラナジュの説明文「燃えるように赤い宝石」。

もうおわかりですね。ラトラナジュとは、赤い衣服に身を包み、一たび激怒するとまるで燃え上がる火山のように爆発するナジャ社長の見た目や性格に敬意を示してつけられた名称だったのです。

信じるか信じないかは、あなた次第です。