同じ山を見ていても、
人それぞれ、その山の難易度は違ってしまいます。
過去の山への経験、登山準備の時間や予算、
個々の体力など、様々な理由がそれぞれの人に当て嵌まってきます。
自分にとって容易な事が、他人にとって同じ程度とは限らない、
どんなものでもある事だとは思われます。
今回、開発が「ジョブ専用武器」の取得で提示された難易度が、
一部の方によって挑みにくい内容で、一部の人には優しいのは、
そういう差がでている事で、これは大半のコンテンツで起っている事だと思います。
言い方はあまりよくないですが、
開発の提示した難易度で、常にプレイヤーへの「足切り」が行われていて、
それが続く事でヴァナ・ディールに居づらくなる、楽しみにくくなる、
所謂「辞め時」になる方も居ると思います。
正直、これはゲームとしての手応えに関わる事で、
乗り越えて行く事の楽しさをプレイヤーに提供していることですから、
どんなに楽しみにしていた事でも、場合によっては諦めるしか無い場合があると思います。
逆に、この難易度を乗り越えた時の喜びも、併せて提供されている事で、
事前の準備が報われた時や、過去の経験が役立った時の喜びは一入です。
登頂して山頂から眺める景色をみて、充実感や達成感を得る感じでしょうか。
でも「ジョブ専用武器」を期待していて、
難易度的に遊べなかった時の残念さも理解できます。
難易度の程度は違えど、他のプレイヤーの方でも各コンテンツでそれぞれ体験している事で、
私自身も様々なコンテンツで、そういう残念な思いをしてきていますし。
正直、こういう意図の難易度設定の場合、
プレイヤーが比較的自然な流れでこの難易度に挑めるような、
ゲームの導線の乏しさが非常に悔やまれます。
ハードルを越えるための後押しとなるスキルや知識が、
ゲーム的に段階を経て蓄積させ辛い状態なのは、
ほんとなんとかして欲しいとは思います。