ヘイストの価値を下げた場合について考察してみました。
ヘイストの価値を下げればたしかに高ヘイスト一強状態ではなくなると思います。ヘイストの
枠内では相対序列は変わりません。が、影響力の小さくなった近接に対して精霊や遠隔の価
値も上昇し、全体としてバランスが変化する。・・・見込まれてる通りになると思います。
既にご指摘されている方もいらっしゃいますが、近接物理アタッカーにおいてはマルチアタック
の価値が増大することになります。そこを少し掘り下げてみました。
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マルチアタック装備の代表といえるのがミシック武器です。
ミシック武器はLv3アフターマスで時々2-3回攻撃です。180秒(3分間)継続します。
1回:2回:3回=2:2:1 期待値としては1.8回攻撃。つまり手数+80%のようです。
(発動率についてはググってみた数字なのでちがったらごめんなさい)
◆高支援状態を大雑把に比較します(ヘイスト手数+500%)。
現在の高ヘイスト状態の手数
1 ミシック以外 H80%=手数500%+装備など50% =550%
2 ミシック H80%=手数500%+装備など50%+AM80%=630%
マルチアタック装備はヘイスト手数増加率とは別枠なので、装備やアビで50%程度は確保できるものとします。
そこへミシックはAMで+80%が可能であり、現状でもミシックは1.14倍ほどの手数を有します。
今でも装備単品でこれほどの増加をもたらすものは他にありませんが、高ヘイスト環境の
現状ではヘイストの手数500%の方が目立つため、あまり指摘されることはありません。
◆ヘイストの価値を下げた場合(ヘイスト手数+180%)
ヘイスト価値を最大180%にした状態の手数
3 ミシック以外 H80%=手数180%+装備など50% =230%
4 ミシック H80%=手数180%+装備など50%+AM80%=310%
全体の手数はどちらも低下しますがマルチアタック増加量はそのまま残り、ミシックとそれ以外の手数差は1.34倍となります。
バランスを取ろうとしたはずが物理アタッカーの間ではより差が広がってしまう計算になります。
もちろんここへ相対強化となった精霊・遠隔が入ってくるので、全体としては格差は縮まる事には
なると思います。が、具体的には計算しておりません片手落ちです_(._.)_
・・・試算もしていない個人的な予想ですが↓
ミシックならば片手武器でも上位に来そうです。強敵以外に対してはアイムール(獣)がダントツでしょうか。
ミシック以外では強複数回武器がレリエンピに肉薄。メリポWSが強い武器の場合は逆転もありえそうです。
低支援状態での手数差は一層顕著になりますが、そもそもその状況では近接攻撃の価値が暴落してるので、精霊・遠隔の独壇場になりそうです。
高支援状態ならばアナイア・与一&小烏・コンカラーあたりがダントツTOPになるような気はします。
MPの関係上精霊の削りだけでそこに追つくのは難しいかもしれませんが、エンミティダウス(敵対心のほぼ完全なリセット)があるので長期戦ならば黒の強さが出てくるようにも思えます。
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元々はスレ主様をはじめ現状の近接攻撃の火力インフレを懸念されてのお話だと理解しております。
個人的にも近接(両手と片手)・精霊・遠隔の格差はなんとかなったらいいなぁとは思ってます。
が、ヘイスト180%化は最終武器群の価値も大きく変化させてしまうやり方だと予想します。
現状がベストバランスとは申しませんが、なにせデリケートな部分だと思いますので・・・。
長文失礼いたしました。