ラストリゾート+デスペレードブローの性能が強すぎると思わなかった、知らなかった、見てみぬ振りをしていた等では無いと思うんですよね
騒がれた時系列を考えるとやはりメリットポイントによる新WS取得からでしょう、ほぼレゾルーションの事を指していると言っても問題無いと思います
レゾルーションの追加前は、デスペレードブローのヘイスト+25%の効果も通常攻撃の向上、手数の増える事によるWS回数の向上に貢献はしていても
暗黒騎士の使用出来るWSが、巷で強いといわれるWS(特にTPクリティカル補正系)と比べてダメージが少なかった為
通常攻撃とWSのトータルを考えた場合、バランスを崩すほど強い訳ではない、と言う認識が多かったのでは無いでしょうか?(私もそうした認識でした)
そこへ来てレゾルーションと言う高威力の複数回WSが実装され、このWSが既存のWSを含め比較しても非常に強力なWSである事が周知されました
アビセア内外で強いと言われたウッコフューリー・ビクトリースマイトと同等程度もしくは引き離すダメージを叩き出す結果となっています
これを踏まえて、明らかにパワーバランスを狂わせる結果をもたらしたと言う認識が多数のプレイヤーの方から寄せられているのだと思います
これらを適正だと思われる段階に調整するために、ラストリゾート・デスペレードブロー・レゾルーションいずれか、もしくは、全ての引き下げを叫んでいる方々が居るのです
こうした風に弱体を要求することは一見すると不条理に見えるかもしれませんが、これまで開発陣が取ってきた調整の大部分が弱体による性能引き下げによるバランス調整であった事実がある以上、強化を要求するよりも弱体を要求するほうが素早いバランスの正常化に繋がると考える人が多くてもなんら不思議では無いのではないでしょうか?
また、違う話になりますが、暗黒騎士のジョブコンセプトの「純粋に戦闘能力を極めるため『黒魔法』をも習得する、アウトローの騎士。 」の意味は
戦闘能力=敵に与えるダメージを極める、ではなく
戦闘能力=戦闘を限りなく有利に進める為に黒魔法をも習得し、戦闘に対する幅を広めた多目的、所謂ハイブリッドジョブと言う意味ではないでしょうか?
ドレインやアスピル等で敵に損害を与えつつ自身を回復する、多数の敵や緊急時に対して優位に立ち回る手段としてのスリプル・バインド等の弱体魔法
敵を弱体化しつつ自身の強化を図るアブゾ魔法、自身の攻撃力を向上させつつ追加ダメージを発生させるエンダーク等、勿論、敵によっては効果の無い状況も多々あるでしょう、しかしこうした多彩な選択肢を所持すると言う意味で戦闘を極めていると言えませんか?
この上、敵に与えるダメージまで最高でなければならないとするなら、他のジョブコンセプトを侵略している結果になりませんか?
戦士やモンクと言うスタンダードジョブはそれぞれ近接戦闘・格闘戦のエキスパートとして設計されているでしょう
ハイブリッドがエキスパートの領分で大きく突き放すのはエキスパートとは言えずコンセプトと矛盾すると思います
それと、暗黒騎士は低支援下では大して強くない、と言う意見も見かけますが、むしろ低支援下でこそ暗黒騎士と他前衛ジョブの差が広がります
例えば戦士と比較した場合、Lv99の戦士の両手斧スキル424・暗黒騎士の両手剣スキル417でスキル差で攻撃力は暗黒騎士が7低くなりますが
ジョブ特性の物理攻撃力アップ2段階の戦士は+22、暗黒騎士の物理攻撃力アップ6段階で+73、この時点で44の差が付き、更にこの上に
エンダーク(暗黒スキル417↑も可能)で攻撃力+64↑、これは吟遊詩人のメヌエット4や5を1曲自身で付与出来る様なものですね
この時点で攻撃力の差が+108あり、これに加えて食事やバーサク・ラストリゾートでの上乗せが発生します
戦/侍と比較するとして、暗/戦・暗/侍とそれぞれ比較すると、特性・魔法の差の+108↑が+135↑・162↑まで広がります
レッドカレー等の高級肉食を食べるか食べないか位の差があってどうして強くないのでしょうか?
大した差がないのであれば、戦士が同じように低支援下で暗黒騎士と同じ両手剣を使いレゾルーションを使えば同じくらいのダメージが出るはずでは?
現実はその様な事はありません、2割3割、あるいはそれ以上の差が開きます
むしろ暗黒騎士と他前衛とのダメージを与える面での攻撃能力は多数の支援下で縮まります
もっとも、そう言った状況下でもフォーラムで騒がれていたウッコフューリーやビクトリースマイト等を引き離す結果になりますが
パワーインフレを押さえる為に弱体を行ったWSよりも強いWSを実装するのは行った理由に対する明かな矛盾ではないでしょうか
その辺りが多数のプレイヤーの反感を買っている理由のひとつではないかと思われます