レベル99までのキャップ解放以降、ジョブ調整やバトル調整と並行して各種パラメータやスキルまわりにもシステム的な調整を実施しています。
これを行っている背景には、元々レベル75を上限と想定してのバランスが取られていたことによってそれ以上成長していかない(もしくは成長に急速なブレーキが掛かってる)要素を、レベル99までの新しい成長曲線に引き直したいということと、それが原因で新しい要素が追加しにくくなっている部分を改善したいという2つの意図があります。
今回の調整では、現在重要と捉えている以下の3項目について対応する予定です。
- 弱体魔法の耐性に関する調整
特定の属性に耐性のあるモンスターやHNMに対して、弱体魔法が入らない(あるいはほぼ入らない)という状態がなくなります。
ごく一部の特殊なモンスターについてのみ、完全な耐性を維持しますが、これまで耐性を持っていたほとんどのモンスターに対して弱体効果を与えられるようになる予定です。
※100%の確率で効果が入るというわけではなく、スキル値が低ければもちろんレジストされることもあります。また、耐性の高いモンスターからは、効果の持続時間が短くなるといった形での抵抗を受けることがあります。
- ケアル回復量の調整
ケアルの回復量が回復魔法スキルの影響をより大きく受けるようになります。スキルが高いと回復量が従来より増加し、逆にスキルが低い場合は回復量への影響がほとんどなくなります。
この影響はケアルの種類によっても伸び幅に差が出るように設定してあり、特にケアルIV以下に重点を置いた調整をしています。
(今回の調整についてはケアルガ/ケアルラ系の範囲回復魔法、および踊り子のワルツについては対象外となっています。)この調整と、先日お伝えしているケアル回復量アップ/被ケアル回復量アップの見直しのふたつを以て、白魔道士以外の魔道士系ジョブでもヒーラーとして立ち回れる機会を増やしていくことを目的としています。
- ケアルI~IV:最大で従来の約1.4倍の回復量
- ケアルV~VI:ほぼ影響なし
- ウェポンスキル発動時に得られるTP量の調整
セーブTPの仕様を変更し、ウェポンスキルで得られるTPの最低保証値として扱うようにします。
つまり、ウェポンスキルで得るTPとセーブTPの数値で、より大きい方が最終的に残るTPの値ということになります。
例)ウェポンスキル後のTPは安定しますが、単純な上乗せではなくなる分、一回のウェポンスキルで大幅なTPが得られる場面は従来よりも少なくなります。
- セーブTPの値が20、ウェポンスキルによるTPが25の場合: 25TP
- セーブTPの値が20、ウェポンスキルによるTPが15の場合: 20TP
- セーブTPの値が20、ウェポンスキルがミス(TP0)の場合: 20TP
なお、セーブTPの変更を受けて、侍のジョブアビリティ「葉隠」のセーブTP効果の引き上げを行います。
このスレッドでは、上記3項目のうち「弱体魔法の耐性に関する調整」をテーマにしたディスカッションをお願いいたします。
その他の2項目については、それぞれ以下のスレッドをご活用ください。
ケアル回復量について
http://forum.square-enix.com/ffxi/threads/20454
ウェポンスキル発動時に得られるTP量について
http://forum.square-enix.com/ffxi/threads/20456